3.11の原発事故当時,官房副長官だった福山氏が時系列的に書きとめた「福山ノート」をもとに,当時何が起こっていたのかをインサイダーの立場からまとめた本。
特に事故発生からの緊張の5日間の様子を描いた第1章は非常に良くできていて,一気に読める。いわゆる「撤退問題」については,東電某幹部の発言から,「全面撤退」であったことがハッキリと分かる。そして,それを受けてあろうことか一時官邸でも「撤退やむなし」の空気が流れていたことも(なんてこった!)。
仮眠から起きた首相の菅がその話を聞き,「撤退なんてありえないだろう」,と言って流れは変わる。以降,深夜に社長の清水を呼び出す→菅や細野,福山らが東電に乗りこむ→という具合に事態は進んで行くのだ。
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