「よそうはうそよ(2/18)」で、当たり障りのないはずの「天気の話」で連帯感が生まれるほどに、地震情報や天気予報がさっぱり当てにならない気象庁に、皆が怒っていると書いたことから、高嶋哲夫の災害三部作(M8、Tsunami津波、東京大洪水)を思い出した。
図書館から借りて読んだので、正確には覚えてないのだが、
地震予知をしている研究機関や民間人の情報は取り上げるくせにリスクを恐れて活かさない「気象庁」とか、経験則で安易な予測を出して集中豪雨災害の初動体制を遅らせる結果となった「気象庁」というニュアンスで書かれていた印象があるので、「よそうはうそよ」話で、高嶋哲夫三部作を思い出したのだ。
災害を扱ったものは他にも、「死都日本」(石黒耀)などもあり、特に、この冬の暖冬予報が外れた理由として噴火を疑っている自分としては、書きたいこともあるのだが、今日は自分的bigニュースがあるので、それを優先させるとする。
神々の山嶺(夢枕漠)が映画化される。
「劒岳 点の記」(新田次郎) 「岳みんなの山」(石塚真一) 「春を背負って」(笹本稜平)など山岳ものが次々と映画化されているが、どんなに人気があっても、どんなに待ち望んでも映画化は無理だろうと勝手に思っていたのが、「神々の山嶺」。
まず舞台がエベレスト。これだけでもハードルは高いが、そのうえ、とにかく超長編小説なので、これを映画にするのは無理だろうと。
どのような作品になるのか待ち遠しいが、山男でもあられる皇太子様のお誕生日も近いことだし、自分の山岳小説を振り返ってみる。
出会いは、国語の模擬テスト。
松本清張「黒の画集」に収録されている「ある遭難」から出題されていたのだが、模擬テストだということを忘れるほど面白く、「合格したら絶対に読もう」と思ったのが、山岳小説と出会うきっかけだった。
NHKの週刊ブックレビューに長く出演された故児玉清氏は山男でも知られているが、そのきっかけは、映画化された「ある遭難」に児玉氏が出演されたことだったというエピソードからも、この本の面白さは分かると思う。
ともかく、「黒の画集~ある遭難」から私の山岳小説は始まった。
写真 出典ウィキペディア 立山の大観峰から望む鹿島槍ヶ岳
図書館から借りて読んだので、正確には覚えてないのだが、
地震予知をしている研究機関や民間人の情報は取り上げるくせにリスクを恐れて活かさない「気象庁」とか、経験則で安易な予測を出して集中豪雨災害の初動体制を遅らせる結果となった「気象庁」というニュアンスで書かれていた印象があるので、「よそうはうそよ」話で、高嶋哲夫三部作を思い出したのだ。
災害を扱ったものは他にも、「死都日本」(石黒耀)などもあり、特に、この冬の暖冬予報が外れた理由として噴火を疑っている自分としては、書きたいこともあるのだが、今日は自分的bigニュースがあるので、それを優先させるとする。
神々の山嶺(夢枕漠)が映画化される。
「劒岳 点の記」(新田次郎) 「岳みんなの山」(石塚真一) 「春を背負って」(笹本稜平)など山岳ものが次々と映画化されているが、どんなに人気があっても、どんなに待ち望んでも映画化は無理だろうと勝手に思っていたのが、「神々の山嶺」。
まず舞台がエベレスト。これだけでもハードルは高いが、そのうえ、とにかく超長編小説なので、これを映画にするのは無理だろうと。
どのような作品になるのか待ち遠しいが、山男でもあられる皇太子様のお誕生日も近いことだし、自分の山岳小説を振り返ってみる。
出会いは、国語の模擬テスト。
松本清張「黒の画集」に収録されている「ある遭難」から出題されていたのだが、模擬テストだということを忘れるほど面白く、「合格したら絶対に読もう」と思ったのが、山岳小説と出会うきっかけだった。
NHKの週刊ブックレビューに長く出演された故児玉清氏は山男でも知られているが、そのきっかけは、映画化された「ある遭難」に児玉氏が出演されたことだったというエピソードからも、この本の面白さは分かると思う。
ともかく、「黒の画集~ある遭難」から私の山岳小説は始まった。
写真 出典ウィキペディア 立山の大観峰から望む鹿島槍ヶ岳