34Leftで

チャリオで20分
羽田空港が子供の頃からの秘密基地
ハンバーガーとモンブランが大好きで時々オリーブも

フランスの片田舎にあったようなモンブランどうでしょう

2022年04月12日 | モンブラン
蔵前駅から徒歩5分ほどにある
「クレールドゥリュンヌ」本店

ランドマークの立派なオリーブと共に店前を

店内は
50年近く前 欧州研修でスイスからフランスまで陸路で移動した時 休息した田舎町にあったケーキ屋に似てるんだ。

そしてウインドウの真ん中に渋く佇むモンブラン
意外と人気で 残っていたのは2つだけ。
箱におさめてもらい
少し歩いてみやした。

蔵前はオリーブ(女房殿)が22の時
起業するため修行した製造問屋があった場所。
商いのイロハも知らないド素人が
数件の問屋へ履歴書片手に飛び込んだけんど
どこも雇ってくれず数日通っていたら
アルバイトなら雇うと言ってくれた小さな雑貨商問屋へ。
企画製造から販路や掛率の計算や帳簿まで
直談判して教えてもらっていたら
隠れた才能が開花し その会社になくてはならない存在にまでなった。
1年の年季が開け、自分の雑貨屋をオープンさせてしまった。

もうあの会社は無くなってしまったけど
彼女の夢を実現させてくれた町に感謝。

それでもあの頃の風景は まだ残っていた。

オシャレなカフェやダイナーができているけど
どっこいまだまだ張り切って営業中の店があるんだ。
路地を曲がれば
蔵前神社が現れる。

まずは御低頭。
当時 2人でよくお詣りに来ていた。

元禄六年 京都の石清水八幡宮から分霊され創建

落語の演目にも登場したり
江戸時代には境内で大相撲の興行も。
蔵前国技館と共に相撲の聖地に。

もう少し早く来ていれば
境内のミモザと桜の競演が楽しめたんだ。

帰宅し冷蔵庫に入れておいたら
娘が味見と称し 上のマロンクリームを指で😋

ちゃんとチョコレートケーキ買って来ただろっ💢
先にそれを食べてついでに味見?

しっとりタルトステージにナシのコンポートを忍ばせた生クリームをたっぷり
コワントロー香るフランス産マロンクリームと和栗クリームを合わせたモンブランクリームで聖堂の鐘のように覆う。

当時 彼女がウォークマンで聴いていた
カーペンターズのクロストゥーユーのフレーズと共に
ご馳走さんです😋