どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

アフガンと中村医師

2009年09月24日 | Weblog
ニュースステーション、アフガンで活動する中村医師を見た。

中村さん(63歳)はペシャワール会の代表を務めている。

彼は20年以上前から現地に入り現地で病人の治療にあたってきた。

結果、「抗生物質で病気は治らない・・・」
きれいな水と食料があれば9割は病気にならないし病人も救える
そう確信し10年前から井戸を掘り水の確保と農地の開拓に努めてきた。

しかしながら600か所を超える作った井戸のほとんどはすぐ枯れてしまった。

彼は2001年から壮大な計画に着手している。

24キロにわたる用水路の建設だ。

豊富な水量がある川から水を引く。

とはいってもほとんど手作業の工事である。

現在どのくらいできているのか・・・映像では2キロ地点まで完成し水を引いていた。
そしてその用水路沿いに開拓した農地には麦畑が広がっている。

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できない・・・私にはとてもできないことだ。
すべてを投げ出し、人生のすべてをアフガンにささげる。

インド洋での給油支援活動を中止するかどうか日本国内では話題になっている。

中村さんは言う、
「やってはいけないことがある。人を殺すこと、そして人を殺すことを手助けすること」

彼だからこそ言える言葉であろう。

本当の支援というのは国策ではなく”人道”によるものでなければならない
頭ではなんとなくわかる・・・

しかし治安が悪化したままのアフガンに彼の主張する「自衛隊ではなく民間人による民生支援」は
できないのではないか・・・


気がつけば傍観者であり評論家としかなりえない自分自身の無力さを感じた。
コメント
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