帝国ホテル

2014年最初の人間学研究会は有楽町の成城倶楽部にて開催。
冒頭、矢野経済研究所の矢野氏より2014年経済ノートをいただき解説を受けた。

20ページを開いてください。
日本に法人は259万社ありますが、利益を出しているのは66万社、25%にすぎない。
消費税増税で企業収益がより圧迫されるのではないか？と懸念している。
97ページを開いてください。
百貨店売上は1991年12兆円でしたが、2012年は6兆円。
一方コンビニはこの10年で1.5倍の9兆円、通販は2倍の5兆円・・・
なぜ百貨店の売上が減少しているのか？それは、不動産屋になったからだ。
自社のブランドを磨くことを忘れテナント貸しに走ってしまったからだ、
と切り捨てた。

矢野さんは数字が全て頭に入っているのか、
何も見ずに指標となる数字を示しその意味を語る・・・すごい人だ。

その後、論語を題材にした意見交換をした。

「知」とは深い読みのできる能力を言う。
そのために必要なのは、世界観 ・時代観 ・大局観 ・心理観だ。

惑うことなく明確に語る矢野氏にいたく感銘を受けた。

その後の食事会は帝国ホテル。
日本で初めて“バイキング”という食のスタイルを生み出した帝国ホテルのブフェレストラン
「インペリアルバイキング サ-ル」にて人間学研究会の新年会を開催。

100-1=0という緊張感を持った帝国ホテルのおもてなしにふれた。

<インペリアルバイキング サール>