50歳からの勉強法

五十にして天命を知る、という言葉があるが・・
八十を過ぎた著者は、いまだに惑う日々を送っているという。

そこで彼がたどり着いた思いは・・・人生「起承転々」
生きている限り「結」はない、あるのは「転」だけだ・・というものだ。

人間は死ぬ日まで未熟のまま転々とし続ける。
だから学びが必要なのだ。

何を学ぶのか？それは「人間の深み」だ。
タイトルに「勉強法」とあるが、この本は生き方の提言である。

忙しいとは心を失うと書く、正しいとは一度止まると書く
人生は最短距離でなく、遠回りをする方が根幹がしっかりとする。

言葉の一つ一つが私の心にスッと入ってくる。

年齢に関係なくオススメの本だ。

	50歳からの勉強法
	クリエーター情報なし
	サンマーク出版