白寿苑と興譲館

朝7時半、朝食。

実家では92歳の母と兄が同居している。
食事や身の回りの世話はすべて兄がしている。

母は自分で歩くこともできるし会話もできるが
身の回りのことは補助がないと厳しい。
すでに退職しているとはいえ、
兄には感謝している。

母はその兄が作った、
ヨーグルトとバナナを混ぜたようなものを食し
食後、血液をサラサラにする薬を飲む。

8時45分・・今年最後のデイサービス・・
白寿苑の巡回バスが家の前にくる。

門を出るまで30mくらい歩かなければならない。
年をとると、この30mが大変だ。
5分くらい前から、家を出、
門から10m地点の母屋の土間にて待機。

バスが来たら、押し車を支えに
バス停まで歩いていく。

田舎では、老人ホームだけではなく、
すべての病院で巡回バスがあるようだ。

デイサービスでは、入浴や昼食をとり
16時に帰ってくる。

母をバス停まで送って行った後、
久賀のピクロスまで買い物に出かけた。

帰り道、森の運動公園近くのロードで
興譲館高校の女子駅伝部がトレーニングをしていた。
毎年恒例の光景だ。

興譲館は毎年駅伝大会で全国上位の学校だ。
岡山県の代表だが、
私の故郷で毎年年末合宿をしているので
身内のような感覚で応援している。

買い物から戻り、
兄と酒を飲みながら昼食。

飲みすぎて、午後はずっとコタツで寝ていた。

平和な一日だった。