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道徳感情論

2017年09月14日 | 読書・歴史
アダム・スミス(1723-1790)のデビュー作「道徳感情論」・・
知人に勧められ今・・読んでいる。

この本は1759年に刊行されたらしい。

アダム・スミスの代表作「国富論」は1776年、
アメリカが独立宣言をした年だが、
その20年くらい前に出したものだ。

日本では江戸時代、
細井平洲(1728-1801)が米沢藩で興譲館を開き
上杉鷹山の師として「紀徳民」を説いていた。

道徳は徳の道、つまり徳をもって生きることだが、
そのことを欧米でどのようにとらえているのか
興味深いところだ。

まだ前段しか読んでいないが、
これは哲学書だ。

人間はどう生きるべきか、社会はどうあるべきか・・
という問いかけをしている。

論語に出てくる

己の欲せざるところ人に施す勿れ

という言葉が基本理念として貫かれている。


産業革命前夜のイギリスで、
このように精神的な支柱があったという事実は
同じ人間として、うれしくもあり、共感する。

日本では武士道・・

欧米では騎士道・・といったところか?!

とかく、自分の事しか考えられない今の時代に・・

改めて読みなおしたい本だ。




道徳感情論 (日経BPクラシックス)
クリエーター情報なし
日経BP社
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