私は過去に5回くらい伊勢神宮にお参りしたことがあるが、
今思えば、観光の域を抜けていないものだった。
もちろん、それも決して悪くはないが、
今回本格的な参拝を初めて経験し、身の引き締まる思いがした。
天気は二日間とも良すぎて・・
頭が暑く、日射病になるかと思った。
来年は帽子が必須だ。
初日は午後から外宮(げくう)。
皇學館大学のM教授に案内していただいた。
参加者は約30名。
M氏はとても活舌がしっかりしていて、
落語家のように朗らかでテンポが良いので、
とても理解しやすかった。
来年、天皇の即位式が行われるが、
伊勢神宮に即位の報告をすることで、
即位のすべての儀式が完了するそうだ。
平成の即位の時は、新天皇が馬車にのり
表参道から正宮(しょうぐう)へ向かわれたそうだ。
また、20年に一度行われる式年遷宮では、
現在は古い建物を壊し更地にしているが、
江戸時代までは、
火災などで正宮が使えなくなった時の保険として
壊さずに残していたそうだ・・・などなど・・・
それぞれの建物や施設、石や樹木の説明を聞いていると
とても興味深かった。
夕方、宿泊先の神宮会館へ移動し
皇學館大學のH教授による講話を聞いた。
テーマは「日本書紀と風土記~万葉集の伊勢」
万葉集の中に、伊勢が歌われているものが
22首あるらしい。
そこから当時の伊勢の風景や位置付けを考察するものだ。
こちらも大変興味深く、
当時の風景がうかんでくるようだった。
夕食のあと、さらに講話があり、
21時30分入浴。
その後、部屋で飲みながら会話をした。
私の部屋は4人部屋だったが、
世話人のM氏と同部屋だったので、
みなさんが集まる部屋となり、
約20人が膝を突き合わせ語り合った。
二日目は内宮(ないくう)
こちらも案内をしていただいた。
一番印象に残ったのは、神楽殿でのお神楽だ。
雅楽と舞はとても神聖な気持ちになった。
ちなみに専属の楽団があるのは伊勢神宮と宮内庁だけだそうだ。
また伊勢神宮では巫女といわず舞子というらしい。
大変興味ぶかい30分だったが、
正座をしていたので、
足がしびれてしばらく立てなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・
かなり長文になってきたので、この辺りでペンを置きたい。
いずれにせよ二日間
とても貴重で有意義な経験だった。
ぜひ来年も参加したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/2f/6fae87c93aacf350bb6e1a77bf16f4c9.jpg)
笑智号(えみともごう)・・皇室での役割を終え、
神様が乗る神馬(しんめ)として伊勢神宮に贈られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ab/e28cf268272a86dc96e67cf6a3466348.jpg)
さざれ石・・小さな石という意味。
君が代の「さざれ石の巌となりて」は、小さな石が集まって大きな岩となるように
という意味があるそうだ。
伊勢神宮では、自然の状態を重視するということで解説のボードは一切ない。
なので、知っている人に教えていただかなければ、そのまま通り過ぎてしまうだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/8a/d37de262b076a2cba80135b40410bfea.jpg)
2014年4月、ケネディ駐日米大使が植樹した「ハナミズキ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c8/56ed188966a57972a56e77b097f0614f.jpg)
2016年5月、G7伊勢志摩サミットで訪れた首脳たちにより植樹された「神宮スギ」
<伊勢神宮 お神楽のご案内 official site>
今思えば、観光の域を抜けていないものだった。
もちろん、それも決して悪くはないが、
今回本格的な参拝を初めて経験し、身の引き締まる思いがした。
天気は二日間とも良すぎて・・
頭が暑く、日射病になるかと思った。
来年は帽子が必須だ。
初日は午後から外宮(げくう)。
皇學館大学のM教授に案内していただいた。
参加者は約30名。
M氏はとても活舌がしっかりしていて、
落語家のように朗らかでテンポが良いので、
とても理解しやすかった。
来年、天皇の即位式が行われるが、
伊勢神宮に即位の報告をすることで、
即位のすべての儀式が完了するそうだ。
平成の即位の時は、新天皇が馬車にのり
表参道から正宮(しょうぐう)へ向かわれたそうだ。
また、20年に一度行われる式年遷宮では、
現在は古い建物を壊し更地にしているが、
江戸時代までは、
火災などで正宮が使えなくなった時の保険として
壊さずに残していたそうだ・・・などなど・・・
それぞれの建物や施設、石や樹木の説明を聞いていると
とても興味深かった。
夕方、宿泊先の神宮会館へ移動し
皇學館大學のH教授による講話を聞いた。
テーマは「日本書紀と風土記~万葉集の伊勢」
万葉集の中に、伊勢が歌われているものが
22首あるらしい。
そこから当時の伊勢の風景や位置付けを考察するものだ。
こちらも大変興味深く、
当時の風景がうかんでくるようだった。
夕食のあと、さらに講話があり、
21時30分入浴。
その後、部屋で飲みながら会話をした。
私の部屋は4人部屋だったが、
世話人のM氏と同部屋だったので、
みなさんが集まる部屋となり、
約20人が膝を突き合わせ語り合った。
二日目は内宮(ないくう)
こちらも案内をしていただいた。
一番印象に残ったのは、神楽殿でのお神楽だ。
雅楽と舞はとても神聖な気持ちになった。
ちなみに専属の楽団があるのは伊勢神宮と宮内庁だけだそうだ。
また伊勢神宮では巫女といわず舞子というらしい。
大変興味ぶかい30分だったが、
正座をしていたので、
足がしびれてしばらく立てなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・
かなり長文になってきたので、この辺りでペンを置きたい。
いずれにせよ二日間
とても貴重で有意義な経験だった。
ぜひ来年も参加したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/2f/6fae87c93aacf350bb6e1a77bf16f4c9.jpg)
笑智号(えみともごう)・・皇室での役割を終え、
神様が乗る神馬(しんめ)として伊勢神宮に贈られた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ab/e28cf268272a86dc96e67cf6a3466348.jpg)
さざれ石・・小さな石という意味。
君が代の「さざれ石の巌となりて」は、小さな石が集まって大きな岩となるように
という意味があるそうだ。
伊勢神宮では、自然の状態を重視するということで解説のボードは一切ない。
なので、知っている人に教えていただかなければ、そのまま通り過ぎてしまうだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/8a/d37de262b076a2cba80135b40410bfea.jpg)
2014年4月、ケネディ駐日米大使が植樹した「ハナミズキ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/c8/56ed188966a57972a56e77b097f0614f.jpg)
2016年5月、G7伊勢志摩サミットで訪れた首脳たちにより植樹された「神宮スギ」
<伊勢神宮 お神楽のご案内 official site>