コンピューターという飛びぬけて優秀な能力のもち主があらわれた現在、
自分で翔べない人間はコンピューターに仕事をうばわれる。
この文章を見た時、一瞬ハッとした。
なぜならば、この本は今から33年前(1986年)に発行されたものだからだ。
今でこそ、AIだ、シンギュラリティだなどと騒ぎ立て、
コンピューターが現実的に人間を超える(部分的に)・・
という実感があるが・・・
当時、昭和の時代に、実に的確な指摘をしている。
大局的な物の見方というものは、不変なのだろう。
われわれは花を見て、枝葉を見ない。
かりに枝葉は見ても、幹には目を向けない。
まして根のことは考えようともしない。
とかく花という結果のみに目をうばわれて、
根幹に思い及ばない。
一文一文に心が反応した。
何のために学ぶのか?
学ぶとはどういうことか?
考えるとはどういうことか?
帯に、もっと若い時に読んでいれば・・・と書いてあったが、
出会った時が吉日というものだ。
人生に、早い遅いというものはない。
それはまさにこの本のテーマでもある。
自分で翔べない人間はコンピューターに仕事をうばわれる。
この文章を見た時、一瞬ハッとした。
なぜならば、この本は今から33年前(1986年)に発行されたものだからだ。
今でこそ、AIだ、シンギュラリティだなどと騒ぎ立て、
コンピューターが現実的に人間を超える(部分的に)・・
という実感があるが・・・
当時、昭和の時代に、実に的確な指摘をしている。
大局的な物の見方というものは、不変なのだろう。
われわれは花を見て、枝葉を見ない。
かりに枝葉は見ても、幹には目を向けない。
まして根のことは考えようともしない。
とかく花という結果のみに目をうばわれて、
根幹に思い及ばない。
一文一文に心が反応した。
何のために学ぶのか?
学ぶとはどういうことか?
考えるとはどういうことか?
帯に、もっと若い時に読んでいれば・・・と書いてあったが、
出会った時が吉日というものだ。
人生に、早い遅いというものはない。
それはまさにこの本のテーマでもある。
![]() | 思考の整理学 (ちくま文庫) |
外山 滋比古 | |
筑摩書房 |