先日、ブログ仲間のkubottchiさんがボーナスが出たので買いたいなと書いていたIWCのリストウォッチに触発されアップいたします。腕時計はあまり得意ではないですが、王道のロレックスをはじめいろいろなものがありますね。IWCはこの分野に詳しい方なら、あたり前田のクラッカーといわれそうですが、international watch companyの略ですよね。昔どこかで聞きかじった知識ですがスイスにありながらアメリカ人が創始した会社であるために社名が英語表記であるらしい。いわゆるパイロット時計が有名ですが、他にもポルトギーゼやダヴィンチなど個性あるラインナップは時計好きには放っておけないブランドですよね。
自分もかつて時計好きで、IWCのフリーガークロノグラフを所有しています。シンプルで無骨なデザインが好みの一品です。購入してもう15年弱になりますが飽きのこないスタイルはいいですね。ベルトは純正革製ですがブレスもあると言います。夏場は革製べルトはダメですが涼しくなると使用したくなりますね。久々に取り出して動かしてみましたが、休んでいてもきちんと動いてくれる信頼ある機械式時計はさすがとしか言いようがないですね。
2000年8月築の拙宅は、まる8年を経過していろいろ痛んだところも出て来ました。家本体ではルーバーシャッターのはがれ、内部の壁のクラック、ガレージドアのきしみ等、問題点は山積みです。先日、故障から復活できたホールクロックは友人のプレゼントであり、建築時の計画にはなかったもので、新築当時は当然ながら掛け時計が必要だった訳で、全体的な雰囲気を考慮して中国製ながらこの掛け時計を前もって購入していたのです。
さて、この輸入住宅はドライウォール工法で作られており、壁は全てペンキ塗りなのです。あとからいろいろ壁には掛けられないので、最初からこの時計を掛けるためにこの部に梁を入れています。ところがこのウォールクロックは2-3年前から、ゼンマイを巻いても時を刻めない状態になっていました。今回、ホールクロックが復活した余勢をかってこの掛け時計をいろいろいじってみました。がちゃがちゃ振り子の錘の位置を変えてると、どういう訳か止まらずに動くようになりました。ラッキーとしか言いようがありません。1日で5分ぐらい遅れるのですが、インテリアとしての意味が半分以上はあると考えれば「まあ結果オーライ!」でという事で・・・。メイドインチャイナで信頼性はないですが、雰囲気はレトロで拙宅には結構マッチして気に入ってるんですよ!まあ、少々遅れても止まらないで、時に『ボーン』と鳴ってくれればそれでOKですね。
2000年の8月にできた拙宅に、友人勇士たちが新築祝いにプレゼントしてくれたのがうちの玄関ホールに鎮座するGrandfather's Clockです。こういう時計は、ホールクロックともいわれ、よくホテルのロビーなどにおかれているものをみると思います。平井堅さんの唄で何年か前に話題になった古時計のモチーフとも言える時計で錘が下がって行き振り子がふられ、15分ごとにウェストミンスターチャイムが鳴って時を知らせてくれます。いわゆる機械式時計なんですが、最近はクオーツで動く時計もあるようですね。
我が家のホールクロックは米国Howard Miller社製のものと思うのですが、最近はよく出来た中国製もあるようですので、ひょっとしたらそれかもしれないなと思っています。昨年、ワイヤをひいて錘を上げたあとに突然動かなくなりどうしたものかと悩んでいましたがあまりの大きさ(高さ約2m)に時計屋に持って行く気力も沸かずインテリアと化していました。年末大掃除のときに、女房が修理出そうと言い出し、見積もりをしてもらおうと地元の時計屋に写メを撮って行ったのです。なんと時計屋で修理だと5万円、メーカー送りだと10万円という事でした。この不況のおり、「直せないや」と思ってもう一度鍵でドアを開けるわ、後ろをはぐってメカニズムをみてみるわ(わかる訳ないのに・・・。こりゃ、ワーゲンのエンジンより手強いぞ!)これでHoward Miller社の刻印、シリアルナンバーまで焼き印で入っているのを確認で来ました。それでも中国はここまでやるか?なんてまだ疑っていたりします。問題の不具合は、簡単な事でワイヤの先端が底板の隙間にはまり込んでいました。そのために錘が下がれなくなり止まってしまっていた訳です。このはまり込みを解除して振り子を振っていると、復活です!!!。
ほとんど諦めていたホールクロックは再びカチカチと時を刻み『キンコンカンコーン、キンコンカンコーン』の聞き慣れたチャイムを鳴らすようになりました。こんなに嬉しい事はそんなにないですよね。5万円儲けた気分で、ちょっとした年末の贈り物となりました。
kubottchiさん、やっぱり時計好きだったのですね。このログに触発され反応しちゃいます。かれこれ20年前から自分のアウトドアシーンで活躍して来たセイコーダイバーズです。職場のスキューバやってた先輩が、そのころウインドサーフィンばかりやってた自分に”お前、毎週海入ってんだろ?これ使いなよ。”と先輩の手首からはずしてその場でいただいたセイコーです。新品で自分で購入した訳じゃないので、正確なモデル名もわかりません。チタン製ではやりの機械式でもないのですがジャパンメイドの質実剛健さが好ましい腕時計です。結構いいものだったりして?・・・誰か詳しい方、モデル名なご教示ください!裏側には針でスクラッチして書いた前オーナーの名前が読み取れます。
ボクの手元に来てから、ウインドシーンでは高知、四万十河口、小豆島、牛窓そしてハワイのカイルアとどこでも自分の左手首で正確な時を刻んでくれました。ベルトが切れること2回、ウインドでのハードユースを物語っています。電池も2回交換してます。最近はもっぱらキャンプフィールドで使用しています。seikoもRolex, Breitling, IWC, Omegaに負けてないよね!これからも大事につかいます。ポーンと手渡してくれた先輩に感謝!!!