67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

67camper車検

2008-02-29 06:16:38 | Volkswagen

 月に2-3回しか乗らないキャンパーですが、今月は車検です。2/27から隣町のフラットパワーさんに入庫しています。今回で3回目の車検ですが、我が家の家族での移動車として活躍し続けて6年になります。目立った大きなトラブルはない本当に良い個体です。これを提供してくれたBUGWORKSのH社長に感謝です。この個体は以前は飛騨高山でを地ビール会社を経営するYさんが元オーナーです。さらにその前はH社長の話では米国イリノイ州で走っていた車のようです。6年間の間に、一度バッテリが突然死した以外は機関系の問題はないのです。純正テントを追加し、アウトドアでは大活躍してくれています。

 先日、66bugのブレーキが抜けてしまいましたが、これがなおってきて毎日乗っていると、久々にキャンパーに乗ってみると効かない訳ではないですがブレーキの甘さを痛感します。今回はブレーキ系のチェックは必須と考えお願いしました。8ナンバー登録のキャンパーは高知の陸事での車検ではいろいろ注文が付くようでなかなか大変なようです。来週には無事車検を通過して帰ってくることを祈っています。

「Black Orchid」ことシルビア・シムズ

2008-02-29 04:51:16 | jazz & vocal
Sylvia Syms Sings/Sylvia Syms
(Decca DL8188)


 久々のボーカル盤のアップです。シルビアというと、このブログだとボサノバシンガーのシルビア・テリスが第一に思い浮かびますが、本日のシルビアは"Black Orchid"の愛称で知られるジャズシンガーのシルビア・シムズです、既にアトランティック盤(共演はバーバラ・キャロル)、プレステッジ盤(ケニー・バレル共演)をアップしていますが、本日のアルバムはRalph Burns楽団がバッキングをつとめるデッカ盤です。艶のアルやや低めの声で歌われるシルビアのバラードシンギングのすばらしさを堪能出来ますよ。シナトラに「世界の最も偉大なサルーン歌手」と言わしめたことはよく知られていますね。

 彼女は純粋のニューヨーカーでブルックリンの生まれです。その深く低い声は学校のときのコーラスではガールズパート、ボーイズパートともしっくりこなくていつもソロをとっていたと言いますから、生来のスペシャルボイスと言えますね。ティーンエージャーの頃から52丁目でレディデイから直接の指導を受けたと言います。ラルフバーンズのオケの憎いバッキングでのA面冒頭の"My Ship"ので出しの一声を聴けば納得できるはずです。有名なスタンダードはないですがA-4の"Lilac Wine"やB-3の"We Just Couldn't Say Goodbye"などバラードにおける彼女の卓越した表現力も味わうことができますね。

 所有盤はdeccaの黒ラベル/シルバーロゴのオリジナルで例のかた~いビニルです。大きく横顔を使ったカバーも印象的で美しいですね。前述のアトランティック、プレステッジ盤と全く遜色のない好アルバムと思います。

ジャズテットのゴルソンハーモニー

2008-02-28 00:05:38 | jazz & vocal
Big City Sounds/The Jazztet
(Argo LP 672)


 アーゴのベストセラーというとアルバム数で行くとラムゼイ・ルイスやアーマド・ジャマルのアルバム群が思い出されますが、アート・ファーマー、ベニー・ゴルソンを中心とするジャズテットのアルバム群も負けず劣らずジャズファンのハートをぐっとつかんでいるのではないかと思います。ジャズテットではゴルソンの作曲の才能と、3管3リズムに寄る厚いアンサンブルと憎い編曲、そしてソロイストの熱いアドリブを駆使して独特のグループサウンドを作り出した点が重要でモダンジャズ史上でも一つのコンセプトを貫いたグループとして重要であろうと思います。本日はこのジャズテットの一枚をアップしますね。

 録音60年9月、ジャズテットはオリジナルメンバーにはマッコイ・タイナーやカーティス・フラーががいたのですが、メンバーの入れ替わりもあり本アルバムではArt Farmer(tp), Benny Golson(ts), Tom McIntosh(tb), Cedar Walton(p), Tommy Williams(b), Albert Heath(ds)のセクステットです。楽曲的にも、ゴルソンのオリジナルが4曲で"The Cool One", "Bluen On Down", "Bean Bag", "Five Spot After Dark"が取り上げられています。特に重要なのがA-1の"The Cool One"とB面最後の"Five Spot After Dark"でゴルソンの作曲の才能を100%示した佳曲ですよね。A-1を聴くと美しいメロディ”おおっ、ジャズテット”という厚いサウンドにニンマリです。Five Spot ~"に関してはその美しさについては説明不要ですよね。他にも"Hi Fly", "My Funny Valentine", "Con Alma", "Lament"などジャズを代表する名曲のセレクションがうれしいですよね。双頭リーダーのファーマー、ゴルソンのプレイ、サウンドが素晴らしいのは言うまでもありませんね。

 所有盤はアーゴのプロモでホワイトラベルのモノラル盤です。コーティングが効いたカバーも秀逸です。

「My Funny Valentine」の名演

2008-02-27 05:56:53 | jazz & vocal
Grantstand/Grant Green
(Blue Note BST84086)


 やや理屈っぽい?ラリー・ヤングに比べると、ジャック・マクダフのオルガンはR&B色が強くてカッコいいですよね。グラント・グリーンのアルバムで起用されたオルガニストはヤングが圧倒的に多いですよね。次いでパットン、ウィレットがあげられますが彼らはいずれもBN専属のオルガニストですよね。当時、ライバルであったプレステッジから精力的にアルバムをリリースしていたジャック・マクダフとの共演は自分のライブラリにはこのアルバムしかないのです。見事なマッチングをみせるグリーン/マクダフですが、やはり契約の問題でしょうかねぇ・・・?。何を隠そうグリーンのリーダー盤で最初に購入したのがこのアルバムであり、個人的にも強く印象に残っています。

 メンバーはYusef Lateef(ts, fl), Grant Green(g), Jack McDuff(org), Al Harewood(ds)の四重奏団です。演奏曲は各面2曲の計4曲です。A-2の“My Funny Valentine"、この一曲で購入の価値があるといっても過言ではないバラード演奏です。ナット・ヘントフのライナーにも"Most impressive ballad performance on record so far"と記された美しくブルージーなプレイに翻弄されること間違いなしです。共演のラティーフのフルートもいい感じで、"My Funny~"の代表的名演にいれてもおかしくない好演だと思います。他のA-1のタイトル曲、B面のラティーフがテナーを吹くブルース曲、ラストの"Old Folks"も良いですがやはりこのアルバムは“My Funny Valentine"に尽きますね。

 所有盤は新品で購入したBNのステレオ音符盤ですが、個人的に思い入れが強いグリーンの一枚です。

「抱擁カバー」の代表的一枚

2008-02-26 00:27:38 | jazz & vocal
Don't Take Your Love From Me/Bobby Hackett
(Capitol T1002)


 スウィング系のトランぺッターの浪々となるサウンドスタイルも捨てがたい魅力がありますね。本日は1915年生まれの白人コルネット奏者、ボビー・ハケットのストリングスをバックに従えたキャピトル盤をアップしてみます。このアルバムは、自分にとってはいわゆるジャケ買いの一枚でした。随分昔のジャズ批評NO.41「ジャズとエロティシズム」にそのカバーが紹介されて以来、ずっと探していたアルバムです。部屋の中で寄り添う男女を描いたこのカバーは「抱擁カバー」の代表的一枚といっても差し支えない気がします。

 David Terryのオケはストリングスとmuted brassを加えたバッキングで、この中で主旋律をそれほど崩さずに吹奏するハケットのクリアで朗々となるコルネットは気持ちがいいですね。収録曲もサイドAの"Moonlight Serenade"や"Softly As In A Morning Sunrise", サイドBでのタイトル曲"Don't Take Your Love From Me"や"Street Of Dreams", "The Thrill Is Gone"など名曲が目白おしというのもこのアルバムならではですね。

 所有盤はキャピトル、ターコイズのモノラルオリジナルです。ハケットを代表する一枚でもありますよね。

ボーカルも良いソウルフルピアノ、Les McCann

2008-02-25 02:21:40 | jazz & vocal
Les McCann Ltd. Live At Shelly's Manne Hole
(Limelight LS86036)


 あるコーヒーメーカーのコマーシャルに使用された"Killing Me Softly With His Song”は73年のグラミー受賞曲として本邦でも有名ですよね。もちろん歌ったのはロバータ・フラック。彼女を育てたのが、本日の主役、レス・マッキャンです。ゴスペルフィーリングあふれるファンキーなピアノも良いですし、シンガー顔負けのボーカルがこれまた絶品ですよね。アップ盤はシェリーマンズホールでの65年大晦日のライブ盤です。

 メンバーはLes McCann(p, vo), Victor Gaskin(b), Paul Humphrey(ds)のトリオです。ライブにふさわしいファンキーナンバー"She Broke My Heart"で幕をあけます。A面の白眉はやはりアーヴィン・バーリンの"All Alone"です。唯一この曲のみで彼の渋いボーカルを聴くことが出来ますよ。B面はMy Fair Ladyで使われた"I Could Have Danced All Night"でスウィンギーなピアノが心地よいですね。Bー3 の"Young And Foolish"でのバラードもまた良いですね。コアなジャズファンはunderratedの烙印を押しており、あまり注目されるピアニストではないですが、vocalを含めてマッキャンの特徴がでた好アルバムに仕上がっています。

 所有盤はライムライトのステレオ盤で、この年代だとこれがオリジナルですかねぇ。また情報がありましたら、ご教示宜しくお願いいたします。

ハリー・カーネイは凄いね!

2008-02-24 11:36:35 | jazz & vocal
Liberian Suite/Duke Ellington orch.
(Columbia CL6027)


 みなさん、リベリアという国をご存知でしょうか?アフリカ西部にあり、アメリカ合衆国で解放された奴隷が作った国で、1847年に独立し、現在のアフリカの中ではエチオピアに次いで古い国なんだそうである。地理の教科書的には安価な手数料や船舶国籍証書の発行の便宜を図る便宜置籍国として知られていますよね。アメリカの肝いりで出来た国でもあり、国旗がA star and stripesというのもアメリカの強い意志が見え隠れしますね。アメリカ音楽代表のエリントンが奴隷解放の意をこめて作曲したのがこのリベリアン組曲です。

 1947年録音のこのアルバムはA面3曲、B面3曲の構成です。A-1の" I Like The Sunrise"はバンドシンガーと言えばエリントンではこのひとですね。そうです、アル・ヒブラーの名唱が聴けるのがうれしいですよね。彼の太いバリトンボイスが冴え渡ります。おそらく間奏はカーネイのバリトンサックスですね。以後の曲はDance No.1~5のタイトルが付いています。No.1のAl Sears(ts), No.2ではJimmy Hamilton(cl), のちのブルーベックがコロンビア盤でとリあげたNo.3ではRay Nance(vln), Al Killman(tp), Carney, Dance4ではホッジスのアルト、最後のNo.5ではTyree Glenn(tb), Carneyがfeatureされます。このように本当に名手揃いですし、このアルバムでは至る所で贔屓のハリー・カーネイが活躍してくれますね。40年代後半とは思えない録音も素晴らしいです。

 所有盤はコロンビアの10インチ、オリジナルでイラストが気が利いています。

2月のキャンプも怖くない?

2008-02-23 23:27:38 | キャンプ

 22日、仕事を終えてから、行ってきました耐寒キャンプ。といっても異例の暖かさ。前回11月にキャンプしたときよりは暖かい!22日、日中は17℃まで気温が上昇しました。でもドン雲リ。キャンプ場は自宅から愛媛/大洲方面へたった30分の津野町・かわうそ公園です。19:00キャンプ場に向かうキャンパーのフロントガラスにははや雨滴が・・・。小雨のなかテントを設営しました。メンバーは例によって職場に出入りするメーカーさん、みんなアコギ弾きです。ということで今回もキャンパー泊ということでテント脇に駐車し設営完了。こういうときにキャンパーは便利ですね。トップ画像はF4が出しているマグネット式オーニングを設営した67camperです。



 23日は、強風、冷え込みが予想されたため今回はカタリティックヒーターは3個です。左端の赤い奴は今回初使用です。カナダ製の518Bでフラットトップです。小ちゃいですがきちんと作動してくれました。おかげでテントの足許はポカポカです。



 そして冬のキャンプに欠かせないのがこの鍋です。身体と一緒にテントも暖めてくれる冬キャンプの一番の味方ですね。料理長、Nさんのグレ、金目鯛入りのだしの効いた鍋は最高でした。このダシを使った翌朝のうどんもうまかったなぁ・・・。



 暖かいテントの中でブルース(ボサノバかな?)を演る67camperです。屋外へはいつもこのYAMAHAのFJ612です。ということでビートルズ、70年フォークから歌謡曲まで弾きまくり唄いまくり、キャンプ場貸し切り状態のフライデイナイトは更けていきました。キャンパー泊は、BEDへの毛布、2重寝袋で寒さも気にならずゆっくり休めました。

 今度は桜のシーズンですね。

代表的ボス抜きセッション

2008-02-22 06:02:20 | jazz & vocal
GO.../Paul Chambers
(VeeJay SR1014 jp.reissue)


 有名グループではリーダーのもの凄い統率力をを反映してサイドメンは緊張感のあるプレイを強いられますが、それはそれでグループパフォーマンスとして優れた内容の演奏が聴かれます。一方、リーダー抜きのセッションではきわめてリラックスした快演となることがまれならず見られます。エリントニアンやベイシーアイツの演奏もそうですし、バイブラフォンのミルト・ジャクソンなどはレギュラーグループとは全く異なるスタイルの演奏をすることでも知られています。マイルス・デイビスグループでもそんなタイプの演奏が聴かれるものが有りますが、キャノンボールインシカゴと並んで有名なのが”当時のベーシスト、ポール・チェンバースの本アルバムだと思います。

 メンバーは説明の必要はないほど有名ですよね。Cannonball Adderley(as), Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Philly Jo Jones, Jimmy Cobb(ds)のレギュラーメンバーに御大の代わりにFreddie Hubbard(tp)が客演しています。演奏曲ではA面ではA-2の"Just Friends"bのフレディのプレイが鋭いフレーズ連発でなかなか頑張っています。しかし、これもケリーの登場にかすんでしまいます。女性の声で”ケリー!”と入るとさらにノリノリになりますね。また、ここでドラムをたたくのはおそらくJimmy Cobbと思いますが、このリムショットとの取り合わせが抜群ですね。B面はB-1の"There Is No Greater Love"が白眉です。ここではキャノンボ-ルの輝かしいトーンによるアルトのソロに聞き惚れてしまいますね。

 所有盤は当然ながらテイチクが出した国内盤再発です。タイトルを引っ掛けた有名な信号機ジャケが格好いいですよね。ハードバップを代表する名盤ですよね。

どうでも良いですが耐寒キャンプ決行します!

2008-02-22 04:03:22 | キャンプ

 昨年11月にキャンプしたお隣の津野町のかわうそ公園で今年初めてのキャンプを決行します。例によって野郎3人でアコギつきです。今回は何が出るか!ビートルズ、イーグルス、S&G、たくろう、かぐや姫、歌謡曲何でもありですね。

 美味しい鍋でもつつきながら、唄いまくるぞ!

 問題は寒さです。今日の天気予報は最高15度、最低5度と暖かくなるとは言え、2月中旬です。深夜の冷え込みが一番心配です。まあ、キャンプをやろうというアイデアが出るあたりが南国高知ですけどね。またカタリティックヒーター3台持参です。

 バカですね。風邪引かないように頑張ります。