67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

チャーリー・バーネットの評価は低いのですが・・・

2011-07-31 19:11:22 | jazz & vocal

Jazz Oasis/Charlie Barnet
(Capitol T1403)

 チャーリー・バーネット楽団は戦前に人気を博したバンドで当時はエリントン楽団やベイシー楽団もその人気には一目置かざるを得なかったらしい。特に39年の”チェロキー”の演奏が大ヒットし一躍スターダムにのしあがったのだと言います。このバンドからスターになったアーチストとしてはベースのオスカー・ペティフォードやボーカルのリナ・ホーンがいたと言うからそれなりの有名バンドだったのでしょうね。モダンエイジになってっからは恐らく本邦では顧みられることがなかったアンダーレイティッドプレイヤーです。本日は1960年,カリフォルニアの砂漠のリゾート,パームスプリングスでのワンホーンカルテットのライブ盤をアップいたします。

 バーネットは恐らくテナーとアルトを駆使してスタンダードを次から次へと演奏して行きます。リゾート地でのクラブのライブらしい楽しい演奏が聴けるのがいいですよね。冒頭の”It's Only A Paper Moon"から "Things Ain't What They Used To Be", "Take The 'A' Train", "On The Sunny Side Of The Street"、”In A Mellow Tone"と続く演奏はジャズを楽しむ格好です。B面も同様で"Night And Day", "Honeysuckle Rose"と唄モノ満載です。バックのトリオはArnold Ross(p), Bob Burteaux(b), Roy Roten(ds)という顔ぶれです。バーネットの演奏もそれなりなんでしょうが、拾い物はピアノのロスです。リナ・ホーンのピアニストとしても知られていますが,スィンギーなシングルトーンを中心としたソロはついつい身体を揺さぶられてしまいますね。隠れた名手です。(リズムセクションについてはカバーには全く記載なしです。)

 所有盤はキャピトル,レインボウのモノラル盤です。ジャケは冴えないですが,リラックスして聴けるリゾートのジャズって感じかな・・・。


ジョン・ルイスと言うと少し構えてしまうもんだが・・・

2011-07-29 17:56:24 | jazz & vocal

Ground Encounter/John Lewis
(World Pacific Records PJ-1217)

 MJQのメンバーの中でも,ブルースの権化的なミルトジャクソンと比べるとヨーロッパ,クラシックの香りが漂うジョン・ルイスのプレイや楽想は「どうも苦手だ!」ってファンは結構多いのではないかと想像します。ルイスのリーダーアルバムとするには異論が多いかもしれないですが,最も利き易いルイスがここには溢れていて個人的に思い入れの多いアルバムが本日アップの”Ground Encounter"です。芝生の上で寝転がる女性を使ったカバーも色彩的に美しく,ジャズインストアルバムの中でも屈指のカバーをもったアルバムと言う位置づけです。

 メンバーからして渋い。サウンドが想像出来るメンバーって言うのはこんな人選だと納得してしまう。副題にもなったB-1の「2°East 3°West」は変わったタイトルですが東海岸からルイスとPercy Heath(b), 西海岸からBill Perkins(ts), Jim Hall(g), Chico Hamilton(ds)が一同に会したセッションです。このオリジナル以外は全てスタンダード,それぞれの好プレイが聴けますが,A-1"Love Me or Leave Me"の冒頭のある意味ルイスらしいピアノには痺れてしまいます。続くパーキンスのレスターばりのテナーも好きですね。B-2のSKYLARKのジムも抜群だ!ジムのファンには忘れられない一曲ですね。

 所有盤はワールドパシフィックのモノラル盤です。カバー,演奏文句なしの名盤だと思います。


BUGWORKSからプレゼント

2011-07-24 14:24:03 | Volkswagen

 毎日暑いですね。朝の涼しいうちにデイリードライバーの66BUGを洗車して高校野球を見ながらマッタリしていたら宅急便がピンポーンと届けてくれました。富山の空冷VWの老舗ショップ,BUGWORKSさんから贈り物です。なんだろうと思いながら小包を開けると,こんなタンプラーが入ってました。ショップの恒例のサマーセールが先週の週末にあったようで,遠方故参加出来なかった自分にH社長から送っていただいたようです。いつも気を遣っていただき申し訳ありません。最近は,高速道路も元の通行料に戻ってしまいなかなか空冷VWを県外に走らせる事も出来ません。自分の3台はすべてBUGWORKSさんから購入し、四国に渡って来たものですが,フラットパワーさんの協力で3台ともすこぶる快調です。9月には白馬へのラリーツアーも計画されているようで,風光明媚な涼しいところを快調なVWを連ねて走るイベントのようです。近ければ参加したいのですが・・・。

 タンブラーは仕事でもよく使います。朝にコーヒーをいれて昼まで保温出来て便利ですね。早速、月曜から使わせていただこうと思います。ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。貴店のますますの発展お祈りしています。


やはり母校の勝利は嬉しいものだ!

2011-07-23 19:06:20 | Weblog

 今日は倅のソフトボールの試合がありました。中学校最後の大会が春野運動公園で行われていたのでちょっと覗いてやろうとでかけてみましたが既に負けた後でした。結局,見れずじまいで彼をピックアップして帰ろうかとおもっていました。ところが,たまたま隣の春野球場で夏の甲子園をかけた県予選準々決勝がおこなわれており、何と母校が戦っているではありませんか。丁度,女房も見てみたいというので球場に行ってみました。試合は序盤から投手戦で相手のO高校と母校ともに左腕エースが好投し、球場に入った7回には0-0で白熱していました。

 自分が高校3年の時には,高知高校が全国優勝,夏には母校がその高知高校を県予選の準々決勝で撃破し甲子園へとコマを進めたのを思い出します。母校は最近は明徳義塾の台頭で甲子園はとんとご無沙汰ですが,甲子園で準優勝2回を誇る野球名門校でした。自分の在学中は甲子園はそんなに遠い場所ではなかったのですが,最近の不振でやはり球場へは足が遠のいていました。伝統の純白のユニホーム,やっぱり格好いいですよね。全◯疾◯で有名な母校野球部健在を示すような戦いに久々に興奮してしまいました。画像はエースのM岡君の美しい投球フォームです。まとまったいいピッチャーですね。試合は延長11回,3塁線突破のサヨナラヒットで1-0で校歌を歌う事が出来ました。球場での勝利、県予選準々決勝とはいえ最高です。明後日は明徳義塾との準決勝です。部員の皆さん,悔いのない試合を!

東北地方は3.11以来大変でしょうが,母校野球部もヘルメットに「がんばろう日本」のロゴが見られました。暑い節電の夏ですが,復興がんばってくださいね!


我が家の台風被害

2011-07-20 00:00:12 | 輸入住宅

 

 久々に土佐湾に現れた台風6号、トロトロと県東部に向かっています。今日は朝から暴風雨が続きます。台風が遅いので夕方まではひどい天候でした。夜に入って少し雨/風ともにとげを越えたかなという感じです。今まで台風が来ても,大した被害もなかったのですが今回初めて被害らしい被害です。2000年にこの拙宅が出来た時に庭に植えたオリーブの木が根こそぎ倒れてしまいました。台風がすんだらもう一回植え込まなければと思っています。カズさんとこも四万十川が溢れそうになって大変そうでしたが、もう水位は下がっているのでしょうね。これから台風が近づく地方の方,充分ご注意を!


軽さが魅力のジョニー・スミス・カルテット

2011-07-19 06:52:46 | jazz & vocal

Foursome/Johnny Smith
(Roost 2223)

 サキソフォンコロッサスもそうですがアーチストが黒っぽくモノトーンで描かれたカバーを見たとき、再発盤のカバーでは分解能が悪く,黒くべったりという印刷に収まっている事が多いですよね。これには幻滅ですよね。一方,オリジナル盤ではその黒っぽい中にもしっかりとDetailが描かれていて「さすが!」と思わせてしまいます。本日は白人ギターのジョニースミスのこういったモノトーンカバーの一枚をアップします。detailまでしっかりと描かれたモノトーンカバーのオリジナル盤, Foursomeをアップいたします。コーティングが利いていて実に美しいカバーです。

 メンバーはオリジナルカルテット。Johnny Smith(g), Bob Pancoast(p), Knobby Totah(b), Jerry Segal(ds)の4人です。スミスのギターはメロディ重視で,後のWesのようなダイナミックな演奏ではないですがスタンダード中心の選曲で聞き流しにはもってこいです。A面の"Hello Young Lovers", "Love For Sale", "Love Letters", "Good-Bye", B面の"Body And Soul", "Lover", "The Boy Next Door"などスミスのメロディックなプレイ満載でファンには嬉しい一枚ですよね。

 所有盤は上記のルースト、オリジナルモノ盤です。軽さが魅力の一枚です。


オリジナル盤が求めやすいS.スコット

2011-07-17 19:13:11 | jazz & vocal

Scottie/Shirley Scott
(Prestige 7155)

 ブルーノートにおけるジミー・スミス,プレステッジのシャーリー・スコット,共通点は?いずれもオルガン奏者である点がまずあげられますが,ビニルジャンキーにとってはBN、Prestigeという人気レーベルにありながらオリジナル盤が比較的リーズナブルな値段で入手出来る点がとても重要なところではないでしょうか。本日はそのプレステッジのスコットのオリジナル盤をアップします。

 タイトルは"Scottie", プレステッジでは"Great Scott"につづく2枚目のリーダー盤です。例によってGeorge Duvivierのベース入りトリオです。ドラムはArthur Edgehillです。主役スコットはオルガンに加え,ピアノも演奏しており、ふと気が付くとピアノトリオの展開になっているのが面白いですね。A面では一曲目の古いスタンダード"Diane"がいいですね。ミディアムスウィングで心地よいWarmthが抜群にいいですね。B-1のスコットのオリジナル”Takin' Care of Business"のデュヴィヴィエのピチカートがRVG録音らしく生き生きととらえられててニンマリです。Plesse Send Me Someone To Loveではピアノ,オルガンの同時プレイが印象的です。ピアノソロもソウルフルでなかなかのものです。元々ピアニストを志しただけの事はありますね。

 所有盤はBergenfield NJのオリジナルモノです。情報では7141からこのアドレスですからセカンドではないですね。横顔のモノトーンのカバーも素晴らしいですし、RVGの録音はレベルが高くモノ針で再生するとパワフルで最高です。


Richard Behrkeなんてピアニストはどうですか?

2011-07-14 00:01:07 | jazz & vocal

Like West Side Story/Richard Behrke
(Atco 33-141)

 ジャズファンにもお馴染みのアトランティック傍系マイナーレーベルにATCOがありますよね。ヴィニルファンの方ならラファロが参加したハーブ・ゲラー盤やローランド・ハナの2枚のリーダー盤,ジャズボーカルではバーニー・ケッセルが活躍するアン・リチャーズのアンマンなど贔屓の盤も多いのではないかと思います。一方,我が国のジャズファンは見向きもしないかも知れませんが、このレーベル最大のスターはボビー・ダーリンなのかもしれません。こういうバタ臭い男性ボーカルは本国で結構評価が高いのに我が国では全然!という事が良くあります。このボビーのヴォーカルのステージや録音を一手に引き受けていたのが本日の主役Richard Behrkeです。資料が少なくその経歴に付いてはほとんど知られてませんが,ボビーとは旧知の仲であり、ボビーの人気を支え続けた重要人物らしいのです。まずBehrkeの読み方がわかりませんよね。本日アップの”Like West Side Story"を知ったのは,ジャズ批評の「ピアノトリオ1600」ですがここの日本語表記を見るとバークとありますので恐らくそれが正しいのでしょうね。この本ではレコード番号が33-41となっておりますが33-141が正解である事を付け加えておきますね。

 本題材のWest Side Storyとなると個人的にはかっこいいジョージ・チャキリスとかわいいナタリー・ウッドを思い出しますね。ジャズではアンドレ・プレビンやピーターソンのアルバムが有名で他にも多くのジャズメンが好んでとりあげるミュージカル映画ですよね。ここでもRichard Behrke(p), Mel Pollan(b), Frank DeVito(ds)(知らねえなぁ・・・)のトリオが"Tonight"や”Cool"等有名曲を題材に快調な演奏を聴かせてくれます。バークのアルバムは他にもあるのでしょうかねぇ???

 ジャケットも色彩感溢れるカバーで個人的にも好きな一枚です。所有盤はAtcoのモノラルオリジナルでプロモ盤です。インナースリーブもAtcoのカタログが印字された気の利いたもので渋い一枚ですよね。


年式入りのDサイン,結構レアかも。

2011-07-13 15:11:55 | Volkswagen

 毎日暑いですね。と言っても高知は曇りがちで時々スコールのような雨が降ったりで決行過ごし易い梅雨明けです。昨夜は夜勤だった事もあり,午前中で開放され午後から帰宅しています。女房と昼飯食ってたら,「今日もフラットパワー詣?」と尋ねるもので「う~ん」と曖昧に返してみました。またしてもライト内蔵Dサインの電球が切れたのか暫く点灯出来てないのが気になっていました。フラットパワーで球交換を考えていたのですが、ちょっとかったるく出かける気分じゃありません、

 結局自力で初期に付けていたシンプルなDサインに戻してみました。VWファンの方々は勿論衆知の年式入りのDサインです。自分が購入した頃も,年式によっては品薄で66年式のDサインもネットで探してやっと見つかったものでした。キャンパーにも欲しかったのですが67年式は台数が多いのか、10年前でもなかなか入手が難しいアイテムになっていました。高年式ならごろごろあったのにね・・・。67年式とか69年式とか,いまも見かけないですね。あったらゲットしたいのですが・・・。最近はシートカバーとかDサインとか少しずつ購入当時のアイテムを付けてみたりしてますが、塗装の痛みだけはなんともならないですね(涙)。とほほ。


梅雨明け,三角窓とクォーターの季節です!

2011-07-11 00:00:38 | Volkswagen

 梅雨明けすると,日中の暑さには一つギアがあがった感じで暑くなりますよね。梅雨明け後、初めての週末ですが日中のコンバチは危険ですので,もっぱら66bugが活躍しています。クーラーのある車は確かに涼がとれますが,日中駐車場に置きっぱなしで次ぎ乗り込んだ時の暑さは尋常じゃありません。VWは涼しいとは言いませんが,置きっぱなしでも三角窓,クォーターウィンドウのおかげで,走り出せば結構涼がとれますよね。クーラーの車よりよっぽどマシですね。

 自分の場合,暑い日中に車を乗る事はほとんどありませんので、結局エアコンは要らないのです。夏の日中の渋滞などはとても耐えられそうにありませんが,まあ暫くはこのVWでガンバって見たいと思っています。