67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

強風サイクリングは結構辛い!

2014-02-15 19:26:35 | サイクルライフ

 久しぶりのサイクリングです。久礼往復の27kmです。天気は御覧の通り最高でしたが、強風注意報発令下のサイクリングは堪えます。ランドナーなので、ヘルメット、手袋以外のサイクルウェアは持ってません。単に暖かくしている普段着ですので空力特性は全くなく、抵抗が半端じゃありません。秋に一回走ったコースですが、前回以上に疲れました。高速延伸で車の往来の少なくなった56号線はサイクリングにはもってこいです。須崎市安和から分かれる海沿いの県道は風光明媚でアップダウンも許容範囲で走りやすいですね。ところが今日は、防災工事が行われており13:30に通りかかったところ通行止めでした。ガードマンに聞いてみると、14:00から10分だけ通していると言います。浜辺にでてちょっと休憩して14:00を待って、通過し久礼を目指します。久礼駅で一休みして帰路は国道56号線です。道の川から長くきつい焼坂が立ちはだかります。フロントはもちろんインナーでなんとか上がりきり安和のローソンへ。先に行って待ってると言ってた坂バカDr.Kはローソンでツクネ棒を食ってました。さすが現役は違います、とはいえDr.Kですら「今日の焼坂はきつかった!」と言ってました。風の影響を実感したサイクリングですね。


日本人ならセイコー5って選択肢もありかな?

2014-02-14 18:53:16 | 時計

 1960年代、アメリカに次ぐGNPで豊かになった日本の象徴は自動車、3種の神器と言われた家電類、カメラ、時計などのメイドインジャパンの工業製品だったですよね。この時代、子供だった自分の父親やじいさんはこんな工業製品をとっても大事に扱っていたように思います。今日は、セイコーの話。服部時計店として知られるこのブランドは、本当に優秀なブランドでした。外国製品は1ドル360円に固定されていた時代で恐ろしく高価であり、たとえばマーチンのアコギは車ぐらいの値段がついていた訳です。高知は今もそうですが、中学受験が当たり前の当時としては少しかわった県でした。高知市内の進学校に合格すると、当然ながら汽車で通学となるわけで、親が腕時計を買い与えてくれるのが結構一般的だった気がします。今のように、100円均一のデジタル時計もないですし、携帯電話で時間を見るなんてこともできなかった時代です。中学1年生の左腕には十中八九、真新しい腕時計が輝いていた気がします。自分もシチズンの自動巻を買ってもらって長く使っていました。友達の中には、セイコーの時計で文字盤に「5」の字が輝かしく見えるセイコー5をしているやつが多くいた気がします。

 

 さて、そのセイコー5を最近入手しました。セイコー5は60年代のセイコー社を代表する機械式時計でいろんな種類が存在します。クオーツの出現で生産中止となりましたが、外国では安価だし電池交換も不要で信頼性も高いことから生産され続け今や逆輸入モデルも存在するのです。黒文字盤の「5」はかなり初期のモデルだと思います。諏訪精巧舎のマークも確認でき、風貌は分厚く、おそらくプラスチック製です。もう一つは、当時よく見たすっきりとした印象のシルバーの文字盤がお気に入りの一品です。いずれも社外品のベルトが付いてますが、革ベルトは残念ながらバックルがゴールドです(シルバーに変えなきゃね!)。そして社外のステンレス製のブレスです。手元に来た時は、かなりゆるゆるのブレスでした。

 そこで登場したのがブレスの駒調整用器具です。これ100円均一ショップで購入できるシロモノなんですが(実際は210円です)、これで駒を外して微調整できます。一つかまえておいて損はないスグレモノです。


ブライトリングの皮ベルト交換

2014-02-13 22:09:56 | 時計

 購入して、もう約20年を経過したブライトリングモンブリランの皮ベルトが御覧のとおり、かなり汚くなったのでついに交換を考えることにしました。尾錠は純正マーク入りが付いているものですし、皮ベルト部分だけを購入して手持ちの尾錠を取り付ければ「はい、できあがり」の目論みで高知のO時計店を訪れたのでした。事前にインターネットで調査していたときに嫌な記事を目にしていました。ブライトリングは2年ほど前に皮ベルトのサイズを変えたらしいという記事です。まあいいや、とにかくショップに行ってみようと言うことでO時計店を訪れたところ、やっぱり恐れていた通りでした。ブライトリング社は2年前に純正皮ベルトの尾錠のサイズを16mmから18mmに変更し、ベルトの尾錠側のサイズも同じように拡大していました。尾錠も買い替えが必要ということで余計なことを考えたものだと後悔です。

 尾錠に皮ベルトを通すタイプはどうしても皮部分が擦れて、痛んでしまいます。でもって、バックル式の革ベルトに交換することにしました。純正の皮ベルトが1.5諭吉、3連バックルは2.5諭吉です。消費税込みで4.2諭吉は消費税前とはいえ痛~~い出費です。しかしながら新品バックの美しさと"Breitling"のロゴにひかれ、後々の皮ベルトのダメージを考慮してこの3連バックルを購入しました。

 皮もダークブラウンで白いステッチが印象的です。やはりブライトリングにはこの肉厚の皮ベルトが最高に似合います。相当に贅沢な買い物でしたが、今後の使用を考えると賢い選択と一人で納得した次第です。これでしばらくは大丈夫ですが、このクロノグラフがオーバーホールとなることを考えると頭が痛いですね。


バッテリーが弱ってる・・・。

2014-02-12 05:45:41 | Volkswagen

 ここんとこ66bugだけしか動かしていない管理人でしたが、久々にカフェオーレ(69conv.)を駆って外出してやろうとガレージへ。約2週間は動かしていないので予想はしていましたが、エンジンキーを入れてひねりますがセルの動きが重く点火しそうにありません。やっぱり冬場はバッテリーが弱ってますね。多分、ガソリンも来ていないのでアクセルをあおりながらやキーを何度か回して始動を試みます。「これは、バッテリーをジャンプしないと・・・」なんて考えていた矢先、「ボッボッボッ」と頼りない爆発音とともに始動してくれました。このチャンスを逃してはなりません!素早くガレージから出してしないを一回りしてきました。いったんかかれば快調そのものですが、出動機会が少ないコンバチとキャンパーのバッテリーは冬場の寒い時期は大変ですね。次の休みには67westyも動かしてみなければ・・・。バッテリーをおろしているって人もいるって聞いたこともあるんですが、面倒臭いですし・・・。複数台あると、どうしてもこの悩みは解消できないのかもです。何かいい方法がありますかねぇ・・・。

 関東は雪で大変ですね。南国高知も山間部は雪です。もちろん、市内には雪はないですが、市街地の後ろに控える桑田山も雪をかぶっています。毎年、一回ぐらいは雪が積もることもあるのですが、今年は幸い道路が冠雪する日はまだありません。年中、ワーゲンで通勤できるので空冷VW好きにはありがたい土地柄なのかもしれません。


クロスオーバーの中心的存在、ボブ・ジェームスのピアノトリオ

2014-02-05 00:04:45 | jazz & vocal

Bold Conceptions/Bob James (Mercury MG20768)

 1970年代中期を席巻したクロスオーバーサウンドの中心人物といえば、デイブ・グルーシンとボブ・ジェームスじゃないでしょうか?いずれもクロスオーバー的に言えば、キーボードプレイヤーですが、元はと言えば2人とも純然たるジャズ・ピアニストですよね。デイブに関しては、以前に”Subways Are For Sleeping”というエピック盤をアップしたことがありますので、覚えていらっしゃる方もおられるかもしれません。ボブ・ジェームズと言えば70年代のCTIとのアレンジャー契約による数々のアルバムで知られていますが、元々はピアノトリオで活躍し始めたピアノ奏者です。ミシガン大学在学中の61年にトリオを結成し、クインシー・ジョーンズの推薦で翌年の62年デビュー作をMercuryレーベルに録音しています。本日は、そのデビュー作のジャジーな一枚をアップいたします。

 メンバーはBob James(p), Ron Brooks(b), Bob Pozar(ds)のトリオです。この年代に現れた白人インテリピアニストがデビュー作で何をやるか?当たり前のハードバップ系のピアノトリオに終始するはずもないことは誰でも容易に想像できます。オリジナルの2曲を始め、ガレスピーの”Birk’s Works”などサウンドに工夫を凝らしていて、例えばピアノのストリングの上に紙を置いたりの実験的アプローチが見られます。こういった演奏の評価は、デビュー時には斬新さと評価されたかも知れませんが、ジャズがたどってきた歴史を知った上でretrospectiveに楽しんでいる現代のジャズ鑑賞という点で考えると却ってマイナスかも知れませんね。今の視点からいけば、後の斬新なアレンジで有名になったボブ・ジェームズのストレートに原曲の美しさを生かした演奏が聴けるコルトレーンの”A Moment’s Notice”やマイルスの”Nardis”、B面の”Fly Me To The Moon”などこそ評価されていいのかもしれませんね。

 所有盤はマーキュリーの赤ラベル、再発輸入盤です。CTIのジャケ写のひどさから見れば、彼のリーダー盤ではダントツ1位の好カバーと思います。