67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

WIND DEFLECTERはクリアにかぎりますね!

2012-05-31 00:36:48 | Volkswagen

 遂にクリアのwind deflecterをゲットしました。先日,ebayのなかをフラフラとサーフィンしていて遂に見つけました。何と即決$24.00、送料$9.00でゲットです。本日届いて開封すると,箱こそ違っていましたが内容物は以前66bugに装着していたwind deflecterとおなじ物でした。一方、29日の記事にアップした青いdeflecterも米国から購入したものでF4で発売しているものと同じでしたが、米国からの送料を加えてもF4よりも安価で購入できました。機能的には申し分なかったものの三角窓開放時に青が濃過ぎてサイドミラーがみえにくく安全性に問題を残していました。クリアのdeflecterは視界にも影響なく,機能的にも車内の空気の流れを充分に確保出来るスグレモノです。"KASTER HURRICANE"と記載された外箱は米国NOSの象徴,雰囲気最高です。

 早速、66bugに装着したのですが,こんな感じです。deflecter越しの景色も十分に観察出来ます。このアイテム,結構役立ちますよ!


またまたコーラス,フォーフレッシュメンのライブ盤なんかどうですか?

2012-05-30 05:15:24 | jazz & vocal

The Four Freshmen In Person/The Four Freshmen
(Capitol T1008)

 ここんとこ、なんやかんやで忙しくジャズを聴こうという気にもならず,アンプのウォーミングアップをするだけで,なかなか音盤をターンテーブルに乗せるところまで言ってませんでした。そして恐怖の夏がやって来ます。白熱灯と真空管アンプの放熱で夜中になっても部屋の温度は28℃,嘘やろう・・・。部屋にいて、余計に疲れてしまいます。もう自分の部屋では短パン,Tシャツ一枚です。とほほ。

 久々に一枚聴いてやろうと取り出したのですが,軟弱にもボーカル。それも男性コーラスの定番,フォーフレッシュメンのライブ盤です。本邦では5トロンボンズが何と言っても有名でしょうがCalifornia, Cromptonのジュニアカレッジで行われたライブを収録したこのアルバムはスタジオ録音にはないリラックスした味が魅力の一枚です。彼らのコーラスは冒頭の"Somebody Loves Me"のようなアップテンポも勿論良いですが,B-2"Indian Summer",B-5"it's A Blue World"のようなスローナンバーでの清涼感のある重厚なハーモニーが何とも素晴らしく好きですね。そして全員が器楽奏者である多才なところを見せるステージは恐らくこんな大学でのライブシーンでは絶大な人気を博したに違いないですね。4人の楽器担当は,Ross Barbour(ds), Don Barbour(g), Bob Flanigan(b, tb), Ken Albers(tp, mellophone)といった感じです。5トロンボーンズ以外のアルバムももっと注目されていいコーラスグループだと思います。

 所有盤はキャピトル,ターコイスのモノラルオリジナル盤です。さすがに国内盤とかCDはでてないですかねぇ~。

 


やっぱり空冷のVW、66bugが最高だ!

2012-05-29 02:35:01 | Volkswagen

 昨日,ノベルティに眼がくらみザ・ビートルの試乗に行って来ましたが,あえて不便を好む訳でもないですがやっぱり66bug sedanが最高に良いですね。キャンパーとかコンバチも良いですが,やっぱり足のようにこき使えるコイツが最高の相棒です。毎日,通勤に使い,時間的には普通の車に比べ到着に少し長い時間を要しますが確実に自分を目的地まで連れて行ってくれるシーブルーの66bug, やっぱり良いですね。痛んだ塗装をコンパウンドで磨いてやったのは前に書いた通りです。12年青空駐車でやって来た割には美しい!シーブルー,不思議な色です。

 最近,アレンジしたアクセサリをアップしてみます。まずは古くから使っているステアリングウォッチの復活です。暫く,電池の消耗で純正のウォルフスブルグマークのホーンボタンに変更していましたが時計ホーンボタンに戻してみました。時計のない66bugにはとっても役に立つアクセサリです。以前に裏蓋がはずれクラクションが常時コンタクトとなった苦い思い出がなつかしいですね。

 おつぎは三角窓のwind deflecterです。以前は,クリアのdeflecterを搭載していたのですが、材質のプラスティックの劣化ではずしたままになっていました。今回はF4からリプロででている,ブルーのdeflecterを購入し取り付けてみました。これによる三角窓開放時の風向移動効果は抜群で車内の空気の流れは格段に良くなります。

 最後はipodのFM transmitterです。以前はプリンストンの物を使用していましたが接触不良がひどくなり交換です。バファロー製のこのtransmitter, フレキシブルアームのおかげでボター操作がしやすいです。サウンドは空冷ですから推して知るべしなのですが・・・。ちょっと大袈裟ですがタダのボロVWと言わせない努力の結晶です。やっぱり,コイツには最後まで愛情を注いでやりたいものです。

 もうすぐ梅雨入り。庭の紫陽花も咲き始めました。昨年は,何故か一輪しか咲かなかったのですが,今年は期待できそうです。

 


ザ・ビートルを試乗して来ました!

2012-05-28 00:00:43 | Volkswagen

 空冷ビートル⇒ゴルフ⇒ニュービートルの流れに乗ってでて来たのがザ・ビートルですよね。VWファンなら,やっぱり放っておけない存在です。先週半ばに試乗会の案内がきたので、DR.Kを連れてDUO高知に行ってみました。勿論,買い替える予定などないのですが,ノベルティつきの案内状に目がくらんでしまいました。

 DUOに到着すると,試乗用の白いボディのレザーパッケージ(303万円)がとまっていました。早速,試乗をお願いして,乗って行った66bugの査定をお願いしました。66については「年式で値段が決まるので査定になりません。では試乗を。」ということで乗り込みました。我が家には2004年式のNBがあるので、やっぱりそれとの比較になります。室内はNBよりやや広い感じです。全長も15cm弱,長くなったので室内も大きい感じです。何と言っても眼につくのがツートンのインパネです。まるで68年,69年式のUSモデルのツートンインパネを可愛くした感じです。モノトーンのNBとはかなり違いますね。エンジンは何と環境に配慮したという1.2Lターボエンジンです。小さいエンジンで燃費もバッチリです。力がないのでは?なんて危惧もあるかも知れませんが出足もバッチリです。クリープ現象がほとんどない感じにやや戸惑ったくらいです。電気自動車にしなかったところが,さすがVW。いまや電気のない日本では、電気自動車こそ槍玉に挙げられるシロモノと言えなくもありません。

 さて、今回の案内状のセンスはさすがVWを思わせるところがありますよね。そして、来店でキーホルダー、試乗で折りたたみ傘と言う大判ぶるまいについつい試乗に出向くことになったのです。NBの意匠にも似てるんですが,独特の簡素化した意匠がカッコいいですよね。キーホルダーは重く重厚ですし,傘もバッグに入れやすいサイズで使い勝手が良さそうです。試乗してもらえますから、ぜひ行ってみては?!


 


初期のウェスのアーシーなスタイルが堪らない!

2012-05-27 11:28:20 | jazz & vocal

Montgomeryland/Wes Montgomery
(pacific Jazz ST-5, jp.reissue)

 ギター好きにとっては、ウェスのギターは特別な存在であろう。華麗なるオクターブ奏法と指からくり出される甘く深い音色は全く他の追随を許さない感じです。勿論人気がでたリバーサイド以降のアルバムが注目される訳ですが,ややアーシーな雰囲気を醸し出すパシフィック時代の演奏も地味ですが捨て難い魅力がありますね。本格的デビューは此のパシフィックエラにあるわけで、兄弟のモンク,バディのマスターサウンズのセッション客演する格好で録音されています。此の時代には,まだモンゴメリーブラザーズの名が使われていない訳です。本日はジャケからもアーシーな魅力が伝わって来るパシフィックのMontgomerylandをアップいたします。

 2つのセッションからなり,A面が59年10月,B面が58年4月の録音です。共通するのは3人の兄弟,Wes(g), Monk(elb), Buddy(p)です。此の3人にA面ではPony Poindexter(as), Louis Hayes(ds), B面ではHarold Land(ts), tony Bazely(ds)が共演しています。全8曲中5曲がWesのオリジナルで実質的にWesがリーダーと言っても過言ではないでしょう。オリジナル曲で聴けるシングルトーン,コード,オクターブとドライブ感溢れるプレイは華麗というよりはむしろアーシーで将来の大器を予感させるプレイですね。"Summertime", "Falling In Love With Love", "Old Folks"の3曲のスタンダードにみせる歌心も良いですね。拾い物は,ラテンビートに乗ったサマータイムで聴かれるキラキラしたバディのピアノですね。ケリーばりとも言えますね。

 所有盤はキングが出した1800円の廉価盤です。初期のウェス,もう既にバーチュオーゾです。


今の季節にピッタリのカバーだよね!

2012-05-20 00:06:06 | jazz & vocal

Sugartime/The McGuire Sisters
(Coral CRL 57217)

 以前にPhyllis McGuireをアップしたことがありますが,元々は3人姉妹のコーラスグループで唄っていました。Christine, Dorothyの2人の姉が家庭に入ったためにPhyllisがソロデビューとなった訳ですが,もともとの3人姉妹のMcGuire Sistersも実力ある女性コーラスとして活躍していました。リードボーカルはPhyllisなのですが彼女が常に中央に配置するスタイルでやっていたと言います。

 本日は,今の季節にピッタリのジャケのMcGuire Sistersです。サックスの横縞ワンピースをまとった3人が木漏れ陽のなかで寛ぐ姿を捉えたカバーは、何とも涼しげで見つければやっぱりジャケ買いしてしまう方が相当に居るのではと想像いたします。ここでも中央はPhyllisです。さすが本当の姉妹だけあって声質も似ており姉妹コーラスならではのまとまりある歌唱が聴けます。各面6曲ずつ、余り有名曲はないですが,A-2の“Around The World"はさすがに自分も既知の曲でした。ゆったりした曲想にのった3人の厚いコーラスは一聴の価値ありですね。

 所有盤はコーラル,バーガンディラベルのモノラルオリジナルです。何と言っても此のカバーでしょ!あまりにいいので普段よりサイズを上げてみました!!!


マクリーンのラバーマンに酔いしれる!

2012-05-19 14:45:39 | jazz & vocal

The Jackie McLean Quintet/Jackie McLean
(Jubilee YW-7561-RO, jp.reissue)

 前にも書かしてもらいましたが、「泣きのマクリーン」が最も如実に表現されているのは疑いもなく50年代後半のプレイだと思います。此の時代,3大名演はやはりクールなファーマーとフロントを形成し熱いプレイを展開した"Cool Struttin'"のプレイ,リーダー盤の”4, 5&6"そして本日アップの初リーダー盤の猫のマクリーンの3つだろうと思います。いずれも今から30年以上も前に買い求めたものですが、久々に聴くと実に新鮮です。

 3枚とも学生時代にジャズ指南をしてくれた,開店当時の新潟ジャズ・フラッシュのマスターSさんのお好みのマクリーンだったのではないでしょうか?特に猫のマクリーンは頻繁にかかっていましたね。メンバーは説明の必要はないでしょうが,Byrd,Mclean, Mal, Watkins, Ronald Tuckerの5重奏団です。とにかく溌剌としたバードと泣きのマクリーンを随所で感じさせる"It's You Or No One"や"The Way You Look Tonight"をはじめとするアップテンポナンバー,そしてマル名義のレフトアローンの快演を彷彿とさせる”Lover Man"の陰鬱なマルのピアノと真骨調とも言えるマクリーンのバラードプレイのコラボは此のアルバムのハイライトと言えるのではないでしょうか?

 所有盤は当然のごとく当時に普通に売られていた1500円のコロンビア廉価盤です。カバーの紙もしっかりしているし,こんだけ所有していると愛着もひとしおですね。


金環食フィーバーに参加出来そうだ!

2012-05-17 19:54:53 | Weblog

 5/21・・・。個人的にはうちのオヤジの86才の誕生日ですが,日本的には8000万人の人が見れるところに居住していると言います。問題は天気と、日食眼鏡です。買おうか買うまいか考えていた日食眼鏡、結構ぱちもんが多いということらしい。今日,取引業者のIさんがこの眼鏡をサービス品として持参してくれました!やった~!これでブームに乗れます。あと4日。天気になってくれるのを祈るのみです。21日の仕事に行く前の数分間,金環食を充分に観察してみたいモノです。


58年のコルトレーン,ドーハムの共演は予想外のコラボでした!

2012-05-14 04:59:31 | jazz & vocal

Coltrane Time/John Coltrane
(United Artists GXC3132 jp.reissue)

 コルトレーンの活動経歴を語られる場合に引き合いに出されるのが,プレステッジを中心としたマイルスグループでのプレイ(含むコロンビア盤)とインパルスを中心としたレギュラーカルテットの演奏がその主体であることはだれもが認めるところでしょう。一枚しかないブルーノート盤,独立しはじめのアトランティックのプレイも有名ですが,余り語られることがないのが本日アップのUA盤"Coltrane Time"ではないでしょうか?鬼才セシルテイラーを共演相手に選んだこの盤には曲者的影が付きまとうため,食わず嫌いで敬遠しているファンもいるのでは?なんて思ってしまいます。実際自分もそうで,此のアルバムの録音年すらてっきり60年代と思っていたほどです。今回改めて聴いてみて,テイラー色はさほど強くなく一級のメインストリームジャズに仕上がっていることに驚いたほどです。

 メンバーはJohn Coltrane(ts), Kenny Dorham(tp), Cecil Taylor(p), Chuck Israel(b), Louis Hayes(ds)という各々名手なのですが一見妙にまとまりがなく、期待できそうにないのですが絶好調のドーハムのプレイにノックアウトされてしまいました。硬いシーツオブサウンドのコルトレーンとの相性が以外と言うか素晴らしいです。いつものドーハムよりアタックが強い吹奏は貴重で,ドーハムファンなら一聴に値する演奏です。テイラーもモンク的で、アバンギャルドな要素は余り気になりません。演奏曲は4曲,"Just Friends", "Like Someone In Love"の2曲のスタンダードも良いですが,ドーハム作の“Shifting Down"とイスラエル作の”Double Clutching"の2曲のブルースが好きですね。ベース,ドラムの手堅いサポートで熱いソロを展開するドーハム,トレーン、此の組み合わせが最高だ!

 所有盤はキングが出した廉価盤です。モノトーンのジャケですが,煙草をくわえたトレーンの姿,これがジャズだ!


横浜と言えば,野毛の「ちぐさ」

2012-05-13 03:07:10 | jazz & vocal

 ジャズ喫茶が隆盛を極めた昭和の時代、どこの街にも老舗と言われるジャズ喫茶があった。暗い店内,煙草の煙が充満した密室で、次から次へとターンテーブルにのせられるレコード、平成の時代にはとても似つかわしくない極めて昭和的な空間です。横浜といえば、恐らく最古のジャズ喫茶と言われる「ちぐさ」がありますよね。オーナーの吉田衛さんがなくなられて最終的に閉店,自分はこれまで横浜との接点があまりなかったこともあり、此のリアルタイムの「ちぐさ」を経験することは出来なかったジャズファンですが,今年の震災の日、3月11日に復刻版として復活した「ちぐさ」に今回の横浜遠征にあわせて足を運んでみました。トップ画像は店名のかかれたサインボードです。ひょっとしてオリジナル時代から使われていた物でしょうか?いかにもというカッコイイ看板ですね。

 お店は桜木町駅からあるいて5分程度でしょうか?野毛の飲屋街の狭い道路を歩きながらスマートフォンのナビの案内で到着です。外観は,こんな感じです。「ちぐさ」がどんな店だか全くご存じないため方のために横浜経済新聞の記事の一部を抜粋での掲載させていただきます。「多くのジャズプレーヤーやファンに惜しまれながら2007年、73年の歴史に幕を下ろしたが、同店の元常連やジャズ関係者、地元飲食店らが協力し、営業再開が実現した・・・」

 金曜日の午後なのに満席,都会のジャズ喫茶では往年なら当たり前の相席です。自分も良い歳だが、とにかく脚の年齢層が半端じゃない。老人クラブの集会かと思わせるような客層です。恐らく,昭和の時代にジャズ喫茶に入り浸って足をカツカツとストンピングさせた世代だろうというのが容易に想像出来ますね。音は,お世辞にも往年のジャズ喫茶サウンドとも云える轟音とはかけ離れたおとなしめのサウンドです。カウンター内から店主が指差してレコードリストが回って来て,リクエストを要求する格好で演奏が進んで行きます。来店してから,ソウルトレーン,ポールウィナーズ,ヘレンメリルウィズクリフォードブラウンと順次レコード演奏が続きます。自分にも回って来たのでテテのPIANO FOR NURIAをかケていただきました。面白い方式ですが横浜にいけばまた足を運びたいスポットですね。