どうして日光に?もう一つの目的は重要文化財に指定されている日光金谷ホテルに宿泊することでした。いわゆるクラシックホテルと呼ばれる由緒正しい建造物,なぜか管理人(たぶんkubottchiくんも同じだろうが・・・)の琴線を刺激してやみません。この金谷ホテルをはじめ、東京山の上ホテル,横浜ニューグランドホテル,箱根冨士屋ホテル,軽井沢万平ホテル、改装なった東京ステーションホテル,関西では奈良ホテル、六甲ホテルなど歴史のある古いホテルの佇まいは近代的な外資系ホテルのスマートな印象とは一線を画しますが、レトロな古いモノをこよなく愛する変わり者にはこたえられない魅力を感じます。
今回,「日光に行くなら頑張って泊まろう」と電話で計画し,kubottchiくんが一部屋おさえてくれたのでした。我々が黄色いワーゲンでチェックインすると、ベル爺さん(ボーイ)が「湘南の桑田圭祐のような車ですね!」と爺さん最大級の賛辞で迎えてくださいました。
何故か,予約時よりアップグレードされており別館(明治35年建設)の最上階(3F)にある男体山と大谷川のせせらぎをのぞめる眺望の素晴らしい部屋を用意してくれました。
部屋からの眺望です。奥に男体山,中禅寺湖から華厳の滝,華厳渓谷を流れて来た水が大谷川となり国道120号線と平行して走っています。
本館の”KANAYA HOTEL"のプラカードもクールですし、左側には11/23に点灯式の行われたと言うデッカいクリスマスツリーが飾られていました。こういうロケーションにはビートルはピッタリですね。
エントランスは回転ドアでフロントの雰囲気も抜群です。
内部は万平ホテルに似たレッドカーペットがしきつめられ、ホテル前の神橋をイメージした欄干様の手摺が和洋折衷,明治の建造物の名残を残しています。クールな印象は万平ホテルに一歩譲りますが,重要文化財としての重厚さはこちらに軍配があがります。洒落た軽井沢と和風の日光という雰囲気の違いをホテル内でも感じますね。
食事では珈琲ショップのメイプルリーフの百年カレーがお薦めです。お昼に行ったのですが、行列ができていました。大正時代のレシピを使ったカレーとのこと。宿泊客以外も食べれますので、是非ご賞味していただければと思います。PM5時までですので遅れないように来店してくださいね。
かなり夜は冷え込んでいましたが,暖房はパーフェクトで気持ちのよい朝を迎えることができました。
最終日は朝から曇り空。日光街道の延々と続く杉並木を走る国道119号線を宇都宮に向かいました。こんな国道あまりないですよね。日光街道の歴史を感じますし,徳川の栄華を感じざるをえませんね。
宇都宮といえば餃子です。有名店の「みんみん」さんで焼き餃子と水餃子をいただきました。さすが老舗おいしかったです。ついでにお土産に発送しちゃいました。
また、これだけではおなかをみたせませんので「辻めん食堂」のやきそばもいただきました。これが太麺でなかなか食べこたえがあります。管理人は海老をトッピングしましたが,予想外に乾燥した桜海老でした。
雨の中,VWでここまで案内してくれたkubottchiくん,お疲れさまでした。宇都宮市内,帰りの高速と運転ご苦労さまでした。大変有意義な連休を過ごさせていただきました。また、四国に遊びにきてくださいね。簡単ですが御礼まで!