67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

67camper邸の正月飾り

2007-12-31 14:13:55 | 輸入住宅

 列島全部がすっぽりと冷蔵庫に入ったような寒波ですよね。大晦日に雪が舞うのは、本当に何年ぶりでしょう。最近の暖冬で、雪自体をみることが少なくなりました。今日は空模様が怪しく、南国高知の冬空としては珍しい曇天です。時折みぞれまじりになります、今夜は雪ですかねぇ。



 女房が昨日(30日)の間にやった、我が家の正月飾りです。門松がある訳でもなく質素なものですが、画像に残しておこうと撮影したのでアップしてみます。ドアの飾りやガレージの飾りも不思議とこんな輸入住宅にもマッチします。エントランスホールに置かれたナンテンも雰囲気です。写真をとる前に外壁を磨いてもよかったのですがとても寒くてやれません。もう、このまま越年ですね。



 そして正月用にドレスアップした66bug、といってもバンパーの飾りと先にアップしたフラワーベースだけですけどね。新春を迎えるに丁度のアクセントになってしまうのがビートルの凄いところですよね。

本年のラストアルバム

2007-12-31 00:15:49 | jazz & vocal
Anita O'day Sings Jazz/Anita O'day
(Norgran MGN-1049)


 いよいよ大晦日がきてしまいましたね。1月2日にローチ&ブラウンのイン・コンサートをアップして以来、アップを続けジャズ&ボーカル部門も本日のアップで654ログになりました。皆様の熱いコメントがあってこそ、続けて来れたと考えています。ありがとうございました。本日は、今年の最後のアップですが、DSMの美しいカバーのアニタ姉御のノーグラン盤をアップいたします。この盤はのちに"Lady Is A Tramp"として再発されていますのでこちらでお聞きの方も多いと思います。DSMのカバーの素晴らしさは言わずもがなですが、この再発盤のカバーもなかなかに秀逸ですよね。


The Lady Is A Tramp/Anita O'day
(Verve MV2553 jp.reissue)


 録音は3つのセッションからなります。52年のニュヨーク録音でコンボを相手にしたものが4曲、残りの8曲は彼女の生まれ故郷のシカゴでの録音でロイ・クラールのピアノを中心としたカルテットが伴奏をつとめる4曲、そしてラリー・ラッッセルのオケが伴奏する4曲の三部構成です。50年代初頭にに既にアニタ節が確立された歌唱法となっていることがわかると思います。ハスキーな声でフラット気味にホーンライクに歌うアニタスタイルを単追う出来ると思います。Roy Eldridge(tp), Albert Johnson(ts), Cecil Payne(bs), Bill Harris(p), Ak McKibon(b), Don Lamond(ds) というセプテットが伴奏する、"Love For Sale" ,"Lullaby Of The Leaves", Lover Come Back To me"という流れが最高ですね。またロイがピアノを弾いてアニタに対抗する“Speak Low"や"The Lady Is A Tramp"もジャジーで好きですね。

 所有盤はノーグランのブラックラベル、シルバーロゴのモノ盤です。今回も「The Lady Is A Tramp」として国内盤で所有してながらグランツにやられてしまいました。でもDSMカバーじゃ仕方なしですね。

決して初心者向きじゃないBill Evans

2007-12-30 01:43:19 | jazz & vocal
Waltz For Debby/Bill Evans
(Riverside 9399 jp.reissue)


 たぶん初めてエヴァンスを聴いたのはマイルスの"Kind Of Blue"であったと思います。もう30年以上も前ですね。当時はジャズレコードは所有枚数も10枚に満たないころでした。このアルバムでピアノはWynton Kellyとエヴァンスが担当していますが、A-2の"Freddie Freeloader"のコロコロと転がるピアノに見せられていた自分は少ない音数で耽美的な表現で絡むエヴァンスが全く理解できなかった記憶がありますね。当時はクラーク、ケリー、ガーランド、トミフラとスウィンギーなピアノばかりを聴いて増したので、このワルツフォーデビーを買ったときも、頭のなかはファンキー、グルービーでいっぱいで、全くピンと来ていませんでした。

 のちに"Explorations"を購入して都会の朝をイメージを抱いてからこのクールな白人ピアニストへの思いが一変しました。OPのピアノに代表されるようなピアニストがロコモーティヴのようにぐいぐい牽引していくトリオではなくて、ベースのラファロと絶妙な絡みを見せながら進んでいくトリオの演奏は美しく何とも言えない翳りや陰影が深くそのすばらしさに完全にはまりました。でも、決して初心者に簡単じゃないはずです。少なくともジャズビギナーの67camper的には容易に理解できる代物じゃなかったと思います。唯一、場内の喧噪や食器のふれあう音が聞こえライブの雰囲気がうまく収録されたデビーのワルツで当時のジャズクラブでのライブへの思いが募ったのを記憶しています。

 演奏曲については"My Foolish Heart", "Waltz For Debby", "My Romance"などはもう語り尽くされていますし、メンバーもラファロ、モチアンのいわゆる最強トリオの時代の演奏です。ラファロの数少ない録音であり、上記3曲でのラファロとエアヴァンスとのインタプレイが再大の聞き物でしょうが、B面ラストに収録されたMilestonesでのモチアンのプレイが好きですね。特に、間を生かし、ときに2人をあおり絡んでいくモチアンのドラムは、それまでマイルスのこのヴァージョンしか知らなかった自分にはとても新鮮だったし、未だによくターンテーブルに載せてます。こういった超有名盤では絶対的にどちらか一方になりがちですが、両面ともよく聴く数少ないアルバムですね。所有盤は当然のビクターからの国内盤再発ですけどね。

正月風フラワーベース

2007-12-29 19:45:13 | Volkswagen

 寒気が入って、寒い年末年始ですね。高知でも山間部は雪便りです。こっちは年末年始は3日だけがオフというスケジュールで普段の週末と何ら変わりはありません。
とは言うものの、一年の計は元旦にありといいますから、やっぱりデイリードライバーの66も正月風にしてやろうと、フラワーベースを変えてみました。やや和風の雰囲気のローゼンタールです。花は造花ですが、椿、松、水引、ナンテンと正月風のかざりです。ちょっと仰々しいかなぁ?・・・

 まあ、正月3が日、おそらく毎日使うし、一年の安全運転を祈願してゲンを担ぐのもいいものですね。

MARYのエレクトリックサウンド

2007-12-28 21:54:35 | jazz & vocal
A Girl & Her Guitar/Mary Osborne
(Warwick W2004)


 盤に針を落として出てくるこのギターのエレクトリックサウンドにはいささかびっくりしました。というのもギターのサウンドというのはブルージーなケニー・バレルや親指で弾く丸いトーンのウェスのギターになれた耳にはとても異質に思えたものです。でも出てくる曲はジャズのスタンダードばかり。周囲を固めた名手と織りなすスィンギーな演奏ですぐになじめてしまったのですが、コレが女流ギタリストMary Osborneの第一印象です。女流ギタリストと言えば、ボサノバ系のギタリストしか知らなかった自分にはきわめて強烈な第一印象であった訳です。Mary Osborneは結構古い人で1921年生まれで、40年台に既にホーキンスやメリー・ルー・ウィリアムスなどと共演していたようです。本日はこの女流ギタリストの代名詞的アルバム"A Girl & Her Guitar"をアップしますね。

 59年録音のこのアルバムは、手堅い名手がサポートし彼女の代表作に仕上がっています。メンバーはTommy Falanagan(p), Danny Barker(g), Tommy Potter(b), Jo Jones(ds)の布陣でBarkerはリズムギターでの参加です。前述のようにA-1の"I Love Paris"で聴かれるギターサウンドはまさしくサプライズでこんな音には今までであったことがありませんでした。他にも"How High The Moon", "When Your Lover Has Gone", B面では"Sophisticated Lady", "I'm Beginning To See The Light", "Body And Soul", "I Surrender Dear", "These Foolish Things"とスタンダードが目白押しです。オズボーンのギターサウンドもさることながらフラナガンの素晴らしいピアノが聴けるのがうれしいですよね。

 所有盤はグレッチの白いギターを抱えたOsborneをとらえたカバーですが、このアルバムにはもう一枚白いバックで彼女の立ち姿を捉えたアルバムがあると思います。どちらがオリジナルのカバーなのか、もしご存知の方がおられたら情報をいただければと思います。センターラベルが美しいワーウィックのモノラル盤です。

帰ってきた66タイプ1

2007-12-27 22:46:41 | Volkswagen

 20日にバッテリ上がりで、不動となっていた66bugですが24日にフラットパワーに入庫してバッテリ交換し元気になってかえってきました。また問題となっていた、高速走行時のシミー現象、先日高速に乗って気がついたのですが50マイルぐらいから激しいステアリングの振動を感じていたのですが、コレもスペアホイールと交換することで解消しました。どうやらスペアホイール使用したときのバランスの悪さが主因だったようです。ついでにステアリングダンパーの点検/修理もやってもらい、ショップから自宅までの高速走行も60マイルで問題なく走れるようになりました。よくなるとタイプ1のよさを改めて感じています、この1週間、ファーストカー昇格していたwestyと比べると雲泥の差の乗りやすさです。先のログにコメントしてくれたn.itouさんも言うように、やはり原点はこのタイプ1ですね。こんなに乗りやすい車はないですね。

 改めてタイプ1が好きになりましたね。この完成度の高さには脱帽です。

66bug入院

2007-12-26 05:53:36 | Volkswagen

 この組み合わせでガレージに収まるのは今回が初めてです。Dairy Driverの66bugが20日にバッテリが上がり、ここんとこウェスティが足になっています。取り回しが大変で向きませんね。bugの軽快さとは大違いです。というのも雨天続きでカフェオレが使えず、離れた車庫に収納していたWestyが活躍しています。

 やはりタイプ1のありがたさを痛感している次第です。66bugはバッテリ上がり、足回りの問題(右フロントの異音と高速走行でのシミー現象)、ドアのずれと問題山積で24日よりフラットパワーに入院中です。

 てなわけで、車庫は67ウェスティとカフェオーレのツーショットとなっています。この組み合わせで車庫にいるのも新鮮ですね。66bug, 早く元気になってかえってきてほしいものですね。どうも27日になるらしいですが・・・。

メリークリスマス

2007-12-25 07:24:47 | jazz & vocal
 皆さん、楽しいクリスマスイブでしたか?  

 昨日まで、続けてアップしたクリスマスアルバムもダイナショアの7インチですべてブログにアップいたしました。この2W間クリスマスアルバムばかり聴いていましたので、頭の中をクリスマスソングが以前にも増して駆け巡っています。うちのクリスマスアルバムを整理するいい機会となりました。自分の覚え書きとして以下にまとめておきます。

Dec.11/Doris Day(Columbia)
Dec.13/Bobby Timmons(Prestige)
Dec.14/Don Patterson(Prestige)
Dec.15/Ella Fitzgerald(Verve)
Dec.16/Kenny Burrell(Cadet)
Dec.18/Jimmy Smith(Verve)
Dec.19/Joni James(MGM)
Dec.20/Patti Page(Mercury 10inch)
Dec.21/June Christy(Capitol)
Dec.22/Rosemary Clooney(Columbia 10inch)
Dec.23/Ella Fitzgerald(Capitol)
Dec.24/Dinah Shore(Capitol 7inch)

  今年は以上の12枚をアップしました。以前にwebにアップしたものも重複しますが、これですべてblogにアップした格好です。

 以下の通り、昨年、一昨年も1枚ずつアップしています。これですべてですね。

Dec.24.2006/Jimmy McGriff(Sue)
Dec.15.2005/Duke Pearson(Blue Note)

 興味があれば、ご覧になってください。

これで打ち止め、Dinah Shoreの7インチ

2007-12-24 00:06:10 | jazz & vocal
Season's Best/Dinah Shore
(Capitol special limited edition from Chevrolet Dealer)

 今日はクリスマスイブですね。 ブログ仲間のNOTさんからの要請で、調子こいて始めたクリスマスアルバムも今日で最後!打ち止めです。ビル・エヴァンスのサンタが街にやってくるなんてのも考えたのですが、あれは純粋のクリスマスアルバムとは言えないと判断し、今日この盤で打ち止めです。最後は7インチ・コンパクト盤のダイナ・ショアです。



 米国を代表する自動車メーカーにシボレー(Chevrolet)がありますが、おそらくそこのディーラーから供給されたと思われるノベルティ盤ではないかと思っています。画像では確認しにくいかもしれませんがセンターラベルに小さくChevroletのロゴが見えますし、バックカバーには"Season's best from your Chevrolet dealer"と記載がみられます。ここにキャピトルレコードと書かれておりますし、多分当時の市販されていたプレヴィンとのDuo盤のAdが記されているのも面白いですね。以前、オークションで画像を見て12インチと思って購入したものですが送られてきたパッケージにびっくりした記憶があります。



 曲目はA-1に"Silent Night", A-2に"The Coventry Carol", B-1に"You Meet The Nicest People", B-2に"Jingle Bells"の各面2曲の計4曲です。どこかのアルバムに収録されていたものの抜粋なのか、あるいはこのための録音なのか、バックが誰なのか、全く情報を持っていません。情報をお持ちの方、差し支えなければご教示くださいね。"Silent Night"の情感のこもったストレートなボーカルは最高ですね。

クリスマス・キャロルとクリスマスソング

2007-12-23 00:13:22 | jazz & vocal
Ella Fitzgerald's Christmas/Ella Fitzgerald
(Capitol ST2805)


 クリスマス・キャロルをネットで検索してみると『主としてキリスト教文化圏において、イエス・キリストの誕生と関係した内容のうたである。救世主キリストの誕生を祝い、誕生にまつわる様々な場面や逸話を歌詞にしたうたをいう。通常、クリスマス前の時期にうたわれ、クリスマス・イブにおいてはとりわけ愛唱される。』とあります。キャロルは古いものでは13世紀にその起源はさかのぼると言われています。じゃあ、クリスマスソングとの違いは?一般的にクリスマス・ソングと見なされる「ホワイト・クリスマス(White Christmas (song))」、「赤鼻のトナカイ(Rudolph the Red-Nosed Reindeer)」、「ジングル・ベル(Jingle Bells)」などは20世紀に作られたクリスマス・キャロルとみなされ明白な区別はないようです。

 前置きが長くなりましたが、15日にアップしたエラのクリスマスアルバム(Verve)の他にエラにはもう一枚クリスマスアルバムがあります。本日はこっちのキャピトル盤をアップしますね。前者がいわゆるクリスマスソングを題材にしているのに対して、こっちはいわゆるふるいキャロルを中心に選曲されており、ジャジーな雰囲気では劣りますが、正当派のクリスマスアルバムにより近い感じがします。A面の"O Holy Night", "Joy To The World", "The First Noel"そして"Silent Night", B 面では"O Come All Ye Faithful"や"Angels We Have Heard On High"などコーラスが入りオケがバックをつとめサウンドの厚さを感じますね。エラのストレートなボーカルももちろん素晴らしいですよ。

 所有盤はキャピトルのステレオ盤です。ステンドグラスを背にしたエラを捉えたカバーも雰囲気があっていいですね。