67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

雨の日にスー・レイニーを!

2008-08-31 04:16:38 | jazz & vocal
Songs For A Raney Day/Sue Raney
(Capitol ST1335 jp.reissue)


 全国的に雨、雨、雨。東海、関東を中心にものすごい雨ですね。四国地方も愛媛で大雨で高速道路はストップ。夏休み最後の週末に家族で出かけようと思っていましたがこの予定はどうもキャンセルで自宅で雨の歌でも聴いてみるかという感じです。もうすぐ9月、新学期も始まりますが「9月の雨」というスタンダードがありますね。この曲は、インストではジョージ・シアリングで有名ですよね。雨の曲では多分一番有名かな?この曲と並んで"Rain"というのもありますね。こちらはRed Garlandのゴムまりピアノで有名かもしれません。こんな雨の曲を集めたボーカル盤では、最も有名なのが名前にも引っ掛けたスー・レイニーのアルバムかも知れませんね。本日はこの"Songs For A Raney Day"をアップしてみたいと思います。

 雷鳴の効果音から始まる"I Get The Blues When It Rains"は一瞬、屋外の本当の雷かと思わせるようなサウンドです。もちろんスーのハスキーな声が曲想にぴったりですね。バックはボントロ、フルートを中心としたフロントにリズムを組み合わせたビリー・メイ楽団です。雷鳴効果音はAラスの"Rain"やB-1の"Rain On The Roof"でもきかれ抜群の効果を上げます。雨以外にもブルーな曲を中心に集めた選曲も見事でヴァースから唄われるB-3の"Exactly Like You"等、当時19才のスーの表現力の豊かさには脱帽です。そしてB面オーラスが"September In The Rain"でしめくくられます。

 淡いグリーン系のドレス、カーテン、フロアで統一されたカバーが美しいですね。所有盤は国内盤再発ですが、まだ実物にあったことがないオリジナル盤の発色の素晴らしさはさらにこのアルバムを価値あるものにしているでしょうね。まさに雨にふさわしい一枚ですね。

Daily Driver 66bugの水垢、塗装のケア

2008-08-30 05:52:06 | Volkswagen

 今日は休みでしたが、なにか天気がはっきりせず自宅で腐っていました(笑)。こういう休日もたまにはいいですね。いつも休みになるとどこかへ繰り出そうと計画するのは楽しいですが、続くと疲れが増してくるのも事実です。

 本日は塗装が汚くなったデイリードライバーの66bugを洗車してみました。いつものように水洗い後のゴールドグリッターによるワックスです。簡単ですが、果たしてこの処置だけでいいものかどうか・・・?この洗車は、きれいになり水もよくはじくのですが、7年を経過し塗装の痛みはいかんともしがたいですね。66bugはいつも職場の駐車場で雨ざらし、炎天下にも耐えていますが、一応夜は車庫保管です。にもかかわらず水垢がついてたりで塗装はかなり痛んでいます。いわゆるカサカサ系の塗装に近くなってます。



 ちょっとポリッシュしてみようと、以前フラットパワーさんで購入したAUTOGLYMの“Super Resin Polish”(上図)を使ってせっせと水垢落としをやってみました。フロントフード、フェンダーを中心にやって少しリフレッシュした感じです。やり終わって携帯メールをみたらブログ仲間のKAZUさん、アクセルワイヤー切れでフラットパワーさんに入院したようです。赤カブが幌撤去中なので、どうもオーバルかな?。来週の退院ですかねぇ。

ウェスとケリーのライブはやっぱり熱いなぁ!

2008-08-29 11:24:23 | jazz & vocal
Smokin' At The Half Note/Wynton Kelly & Wes Montgomery
(Verve V-8633)


 ウェスのギターとケリーのピアノ、そしてライブとくれば、ジャズファンならすぐに思い出すのがフルハウスですよね。フルハウスでは、さらにグリフィンのゴリゴリテナーを加えて、小さなライブをハウスが熱気に包まれる様子が見事に捉えられていますよね。このフルハウスのメンバーから、グリフィンを除いてカルテットでライブをもう一回やってみたのが65年ハーフのとのライブです。おそらく両者がVERVEに移籍しており、Creed Taylorの「絶対売れるぞ!」の商魂が頭をもたげて製作されたのがこの"Smokin' At the Half Note"のA面ですよね。本日は、この2番煎じですがやっぱり引き込まれてしまうWes&Kellyの快作をアップいたします。

 メンバーはご存知のとおり、Wes Montgomery(g), Wynton Kelly(p), Paul Chambers(b), Jimmy Cobb(ds)のカルテットで、A面がライブ、B面がスタジオ録音です。何と言ってもライブの"No Blues", "If You Could Ses Me Now"が素晴らしいですね。マイルスの"No Blues"では、Wesの乗りに乗ったソロのあまりの素晴らしさに、ケリーがソロを中座し聞き惚れてしまう話は有名ですよね。B面はスタジオ録音ですがSam Jonesの"Unit 7"に聴かれるオクターブ奏法を駆使したダイナミックなソロも捨てがたいですね。, "4 On 6"は名盤Incredible Jazz Guitarで聴けますが、ここでもWesのプレイは実にダイナミックですね。ケリーのファンキーなピアノ、Chambersのボーイング、そして4バースとノリノリですね。Wesのアルバムではincredible, Full Houseと並んで、必聴の一枚です。

 所有盤はVerve、MGMのモノラル盤でpreview copyです。黄色ラベルに黒のロゴが鮮やかですね。

タレンタインのアーシーな味わいは格別だ!

2008-08-28 23:10:16 | jazz & vocal
Midnight Special/Jimmy Smith
(Blue Note ST-84078)


 ブルーノートで「ミッドナイト」とくれば、一番に思い出されるのがやはリミッドナイト・ブルーでしょう!このタレンタインとバレルのブルージーなコラボレイションにはやられっぱなしですよね。ピアノレスでコンガを加えることによってブルージーな味わいはさらに拍車がかかった感じですよね。このフロントラインがオルガンの第一人者ジミー・スミスと共演したのが、もう一枚のミッドナイト、「ミッドナイト・スペシャル」です。録音順ではこちらの方がさきですが、やはりバレルとスミスとなるとバレルの人気が上回ってしまいブルーの方が有名なのかも知れません。本日はこのスミスの代表的アルバムの一つであるミッドナイト・スペシャルをアップいたします。

 サックスが入るとスミスのアルバムは急にアーシーになりますね。ギタートリオはスミスの最も得意とするフォーマットでしょうがホーンを加えたアルバムもなかなかに捨てがたいですよね。ルー・ドナやティナ・ブルックスもいいですが、個人的にはタレンタインのアーシーな味はやっぱり飛び抜けていますよね。そしてタレンタインとなればミッドナイト・ブルーのように相方はバレル以外に考えられないですね。A面のタイトル曲"Midnight Special"、続く"A Subtle One", B面トップの"Jumpin' The Blues"などに見られるアーシーでソウルフルな味わいはタレンタインならではのものだと思います。B-2の"Why Was I Born"でのタレンタインのプレイも泣かせますよ。

 所有盤は、リバティのステレオ盤です。リングウェアのひどいカバーですが、左スピーカーから飛び出してくるタレンタインが圧巻の一枚ですよね。

日系2世、ポール・トガワのリーダーアルバム

2008-08-27 06:42:21 | jazz & vocal
Paul Togawa/4
(Mode MOD-LP#104)


 先日、ブログ仲間のbassclefさんがmodeのRichie Kamucaをアップされておられましたが、改めてEva Dianaのカバーイラスト、そうあの例の肖像画カバーのすばらしさを再認識しました。この記事に触発され、今日はとってもマイナーなmode盤をアップしてみます。国内盤もトイズファクトリーから、見事な再発カバーと分厚いビニルで発売されましたのでお持ちの方もおられるかもしれませんね。この日系2世のドラマーPaul Togawaについては、あまり知られていないですが、LAの生まれで、第2次世界大戦中はアリゾナに抑留されていたといいます。ここでカタログによるメールオーダーで初めてのドラムセットを購入したと言います。いかにもアメリカ的ですね。52年にはライオネル・ハンプトン楽団でもプレイした実力者でもありますね。モードレーベルの新人発掘プロジェクトに乗って57年に録音されたこのアルバムは、おそらく自分の知る範囲では彼の唯一のリーダーアルバムであると思われます。モード盤のEvaのイラストで描かれた日本人カバーというのも極めて異色で貴重だろうとおもわれます。

 演奏は3人の優秀なサイドメンにおんぶにだっこのスウィンギーな演奏が続きます。メンバーはこれまたフィリピン系のアルト奏者、Gabe Baltazar、2曲のオリジナルを提供したスウィンギーなピアニストのDick Johnston、そして重厚なwalking bassで知られる名手、Ben Tuckerのカルテットです。全編を通じて軽やかで良く唄うGabeのアルトが大きくfeatureされ、2人の東洋系ミュージシャンにちなんだA-1の"Oriental Blues"で幕をあけます。続く、"Lover Man", "It's Alright With Me"もなかなかに聴き応えがありますね。B-2の"Love For Sale"もGabe, Johnstonの好演が光りますね。そしてラストの"Ben's Blues"はタッカーのオリジナルでいきなり彼の長いWalking Bassが提示されます。やはりこの音量豊かなベースはブルースには最高ですね。

 所有盤は、モード30枚のなかの1枚でオリジナルモノ盤です。何枚リリースされたのかもわかりませんが、もちろんブルーバックでEvaのイラストなどモードの特徴をきちんと残した好アルバムと言えると思います。

転ばぬ先の杖, pointまわりの点検

2008-08-26 00:03:48 | Volkswagen

 先日の十和のキャンプの帰りのことです。快調に十和、大正、窪川と40マイル/H前後で走って帰って来たキャンパーですが、久礼坂を高知方面に向かって降りて来て最初の交差点の信号で止まったときにアイドリング状態からエンジン停止。ひぇ~。交差点の真ん中じゃん!慌ててキーをひねりましたがセルモーターは回るもののエンジンが始動できず立ち往生です。悪いことにお盆の帰省ラッシュ。冷ややかな視線を目一杯浴びてしまいました。仕方なく交差点内の狭い路肩に寄せてエンジンルームを見ても何の変化もありません。気を取り直して、再びキーをひねると始動しました。なんかノック気味で不調です。須崎市内に入って道の駅前の交差点で右折車線に入り再びエンジンストール!!!Mmmm・・・。今度は、キーをひねっても始動せず、右折車線のため大迷惑。仕方なく、自分と女房がバスを押して、長男のハンドル操作で歩道へやっと移しました。再び、始動するとブオオーンと始動しなんとか自宅まで帰って来ました。

 自宅に戻り、キャンプ道具の始末をして、一旦汗を流してフラットパワーに連絡をいれ入庫しました。どうやらアイドリングが下がっていたようでポイントギャップの調整とアイドリング調整をしてもらい、一通りエンジンルームを見てもらい帰宅しました。フラットパワーからの帰りも問題なかったですが、ポイント周りのパーツ交換が安心だろうということで本日再びフラットパワーに行ってきました。



 結局、原因はよくわかりませんが、ディストリビューターをはずしてポイント、ローター、コンデンサーを交換して点火時期を再調整し帰宅です。これで一安心。週末、家族全員で乗ることが多いキャンパーですので転ばぬ先の杖ということでの修理となりました。さあ、夏休み最後の週末、どこに行こうかな・・・。

SteepleChaseを代表するピアノトリオ

2008-08-25 22:39:56 | jazz & vocal
Dark Beauty/Kenny Drew
(Steeple Chase RJ-6011 Jp.reissue)

 SteepleChaseは1970年代という、ジャズの一時的衰退に合わせてヨーロッパに移り住んだジャズメンの録音を行うことでのし上がって来た新興レーベルですよね。デンマークのジャズ愛好家ニールス・ウィンターが設立したレーベルで、この時代をリアルタイムで聴いて来た自分にとっては比較的身近なレーベルです。パウエル、デックス、マクリーンなどのビッグネームの録音の他、ピアノトリオではケニー・ドリュー、デューク・ジョーダン、テテ・モントリューなどの好録音があります。中でも、白基調のカバーのジョーダンの"Flight to Denmark"と本日アップの黒基調のドリューの"Dark Beauty"は当時のジャズ喫茶でもとも良く知られたSteeple Chase盤であったと言っても過言ではないと思います。

 メンバーは言うまでもないかも知れませんが、Kenny Drew(p), Niels-Henning Ørsted Pedersen(b), Albert Heath(ds)のトリオです。この時代のDrewの演奏のなかでは最も快活と言える一枚で、Pedersenの超然テクニックも冴えてますね。個人的に気になるのがヒースのドラムスです。なんでこんなにバスバスの音なんでしょう???"Tete!"でもこのドラムスなんですよね。レコーディングエンジニアFreddy Hanssonの好みなんでしょうが・・・。ドリューの得意のパターン、すなわちイントロからピアノのみのルバートで出て途中からリズムをかぶせてスィンギーな演奏にうつるパターンが聴けるB-1の"It Could Happen to You"が有名ですよね。A面のタイトル曲"Dark Beauty"やマイルスのA-4"All Blues"も好きですが、やはりIt Could~"から大好きな"Love Letters"、ラテンリズムの"Silk Bossa"と続くB面が好きですね。

 所有盤は、ジャケの丈夫さを考え、当時あえて買った国内再発盤です。学生時代のジャズ喫茶全盛期を思い出す一枚ですね。

宝物のMTB

2008-08-24 21:18:55 | Weblog

 7/4から続いていた真夏日が22日についに途切れました。朝晩は少し涼しくなってしのぎやすくなりました。末っ子のUチャンのが誕生日に買った自転車で約2KM離れた実家の爺さん、婆さんに会いに行こうと言うので、久々に自分のMTBを引っ張りだしてきました。普段は車庫の奥で眠っていますので、引っ張りだして来ました。エアが抜けていたタイヤをインフレイトして出発です。



 自分のバイクはGARY FISHERのMt.Tamというバイクです。コンポーネントはSHIMANOのDEORE XTという古いタイプのものです。92年アメリカ留学時にアパートの近くのGayley Ave.にあったHelen's Cycleで購入したものです。このバイクでUCLAに通ってたことを思い出します。日本に帰る時、日本までの荷物に入れておいて送ったもので、今となっては古いタイプのバイクですが、自分にとっては宝物です。



 今日は次男のKちゃんと初めて自転車で実家まで行くことになったUちゃんと3人でバイクツーリングしてきました。帰りは上り坂で2人は汗だくです。ひさしぶりに気持ちのいい汗をかきました。時々乗ってメタボ解消になればと思います。

このイラストも実に味わい深い!

2008-08-24 04:07:37 | キャンプ

 連続での"紙もの"攻撃です。ちょっと手抜き?・・・。いや、ネタが乏しいんで、すみません。

 今日はコールマン関連です。コールマンと言えば200A、そうです、あの象徴的な赤ランタンですね。まさにビンテージコールマンへの入り口とも言うべき有名なランタンですね。空冷VWと同じで年代的な変遷があります(これについてはまた別の機会に)が、比較的後期70年代ですかねぇ・・・"model 200A700"のマニュアルです。

 この紙切れが、ランタンとともに箱に梱包されていたものと思われます。さて、この紙切れの表紙のイラスト、これが当時のコールマン製品にはよく使われており、キャンプの楽しい雰囲気がひしひしと伝わってくるノスタルジー溢れるイラストで味わい深いですね。果たしてこのイラストを描いていた作者は誰なんでしょう?もしご存知のかたは情報をいただければと思います。



 開いてくと中には、200Aの点火方法、保管方法、保証期間などが簡単なイラストとともに記載されています。現行品のマニュアルもモノトーンでいいですが、2色刷りのこのマニュアルも味わい深いものですね。

 ビンテージコールマン、大好きです。

このヒップラインにはやられっぱなしだ!

2008-08-23 00:22:34 | Volkswagen

 最近は、バス人気はやや衰えをみせるものの相変わらず根強いですね。窓の数の多いサンバやキャンパーはえらい高額で取引されていますし、レイトバスの人気も以前よりあがって来ているように思います。

 うちにもキャンパーがいるのですが、やはり基本はタイプ1です。エアコンはなく、自分のデイリードライバーにはシートベルトもヘッドレストもありませんがやっぱり60年代のビートルが好きですね。このヒップラインの美しさにはいつもやられっぱなしです。仕事を終えて、雨ざらしの駐車場で自分を待っているビートルを見るとホッとしますね。

本日のアップは"Volkswagen Of America"が雑誌などに掲載したAd(広告)です。クォーターウィンドウの大きさからして恐らく60年代前半のBUGでしょうけど、やはりこのお尻のラインの美しさは70年代BUGを明らかに凌駕していますよね。(あくまでも個人的見解です!、高年式ファンに怒られそう・・・)