67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

吉津はなまつりノスタルジックカーフェスティバル

2009-04-30 05:06:05 | Volkswagen

 大型連休の初日とも言える4/29は本当にいい天気でした。豚インフルエンザで海外旅行も恐いし(もともと予定できる境遇ではないですが)、高速1000円で何かと話題が多いですね。香川のキューベルワーゲン乗りKさんにお誘いいただき、香川県三豊市で開催された吉津はなまつりノスタルジックカーフェスティバルに行って来ました。国内外の旧車が約80台という、予想外のにぎやかなイベントでした。三豊市内の町内パレードなどもあり結構楽しめました。須崎東ICを6時に出発し1000円高速は比較的空いており、ETCも難なく通過し,道に迷いながらでしたが8時には会場に到着していました。



 集合場所の道の駅から約30分の吉祥寺まで長いパレードの列が続きます。天気もよくってオープンでのパレードはとても気持ちがよかったですね。警察も交通整理をしてくれてましたが,Dr.Kはキヤノンで連射しまくってました。ファインダーに慣れてなかったのか幌やら窓枠が入っててなかなか使えるショットはなかったですが・・・。



 会場はお寺の花祭りに隣接する広い広場でした。鯉のぼりも元気に泳いでいます。全然洗車もしてないですが,このボディカラーはホコっても目立たずいいですね。



 ワーゲンは全部で7台,多くは国産旧車達でした。てんとう虫達も元気で小気味良い空冷サウンドを聴かせてくれてましたね。



 相変わらず凄いのが香川のKさんの44年式キューベルワーゲンです。高松から70km/Hで走ってきたと言います。Kさんは古いプラモデルなどをフリーマーケットで販売しておられました。結構、儲かったかな???



 徳島/阿南から来られたというケータリングのクレープ屋さん,「スウィーツワーゲン」さんです。クリームたっぷりのクレープはとても美味しかったと子供達が行ってました。71年レイトバスがベースのようですよ。バス乗り場などというバスストップサインが泣かせますね。





 こんなダットサンの車までいましたし,こんな背の高い方も来場されてました。約2時まで会場にいて,再び1000円高速で須崎まで帰って来ました。連休一発目,まずジャブという感じのイベントでしたね。

***おまけ***
 さてうちのカフェオレ,会場までの高速往復、調子が今一で、ドライビングにストレスを感じます。登りの3速,4速がパワー不足のような気がしますし、カラカラという甲高い金属音が気になります。納車以来のエンジントラブル続きで、購入したBWに修理もして戴いたのですが「調子はいい!」とは言い難いかんじです。もちろん下道はなんとか走れるんですが,今ひとつ他の2台のような快適なドライブフィーリングとはほど遠い!「気を遣いながらのドライブ」は疲れ倍増です。仕方なく、帰宅してすぐにフラットパワーさんに入庫させました。
どうなることやら・・・。5月になると調子が悪いカフェオレです。シーズンインなのに・・・(涙)。

明日は旧車イベントです!

2009-04-29 00:07:23 | Volkswagen
 高速が1000円になった連休ですが,交通量の増大で渋滞が予想され時間が読めませんね。明日は,香川のキューベルワーゲンのオーナーのKさんからおさそい戴いた香川県三豊市の旧車イベントです。

 天気も良さそうなのでカフェオレ(1969VW convertible)で参加予定です。ご存知のようにこの車両は富山BWで渾身?のレストアを受けた車両です。納車時に,社長から大きなパネルをいただいたのですが,イベントに持参するには大き過ぎて狭いカブリオレの車内はさらに狭くなってなんともなりません。付け焼き刃ですが小振りなパネルを当方でリメイクしました。画像はレッツプレイでもライター,フォトグラファーとして活躍しているZさん撮影のものです。

 明日はこれを持参して行こうと思います。皆さん,気軽に声をかけてくださいね!

D-18に最近嵌っています!

2009-04-28 00:27:04 | アコギ


 毎日アコギに触っていますが,結局弾けるのは一台なんですよね。自分で言うと職場にYAMAHA,自宅にギブソン,マーチンを置いてます。自宅のギターはいつでも手に取れるよう,弦は張りっぱなしです。(ビンテージギターショップでは、弦の張りっぱなしは御法度でしょうが,いちいちチューニングするのが面倒くさいですし、弾いてなんぼって感じで考えるとしかたないですね。

 最近、良さ再認識っていうか、マーチンにはまっています。guitar仲間のカズさんなどは完全なギブソン派で、氏の豪快なストロークにはいつも感心させられています。自分はストロークプレイが苦手でフィンガーピッキングが主ですが,こうなるといいのがマーチンなんですよ。最近嵌っているが,71年製のD-18です。マーチンのマホではやはりこれですね。低音はやや軽めですが,ローズのギターにない繊細なサウンドのD-18は結構ファンが多いんじゃないかと思います。一番安価なドレッドノートでですが決して廉価盤じゃないし,独特の味を感じるギターですね。

枯葉より絶対いい"What's New"

2009-04-27 00:27:36 | jazz & vocal
The Way It Was/Art Pepper
(Contemporary GXC3155 Jp. reissue)


 久しぶりにペッパーのサックスを聴くと、白人アルトサックスの最高峰はやっぱりアートペッパーだと改めて認識してしまいます。未発表セッションとして発表されたアルバムですが、"The Way It Was"はこんな気分にさせてくれるほど密度が濃くって好調なペッパーに出逢える一枚ですよね。このアルバムは4つのセッションから寄せ集めで構成され,他のアルバムに比べるとやや低く見られているのではなかろうか?。やはり巷ではペッパーの枯葉が聴けるアルバムとして認識されているのではと思います。

 4つのセッションは一つはテナーのウォーン・マーシュをフロントにくわえた五重奏団のものと後はペッパーのワーホーンで構成されています。勿論,マーシュに耳を傾けるのもいいですが,やはりワンホーンのペッパーは魅力的で、イマジネイティブなソロは聴いてて気持ちがいいですね。前述の枯葉は歌心溢れるペッパーが素晴らしくDolo Coker(p), Jimmy Bond(b), Frank Butler(ds)のリズム陣ですね。B面には“ミーツ・ザ・リズムセクション”と“ゲッティントゥゲザー”からそれぞれ一曲が選ばれており,ご存知のとおりガーランド,ケリーのピアノが聴ける事からもっぱらB面優先でした。今回A面を久しぶりに聴いてみた。この"What's New"の美しさには舌を巻いてしまいました。アルトの"What's New"ではブルーノートのマクリーンが好きでしたが,こっちがいいかも・・・。

 所有盤はコンテンポラリーの再発廉価盤です。このシリーズはサウンド的にも満足ですよね。

J&Kはやっぱりこれだ!

2009-04-26 04:53:02 | jazz & vocal
The Great KAI & JJ/J.J.Johnson & Kai Winding
(Impulse AS-1)


 30年前ぐらいだろうか,新潟市の東中通と営所通の交差点近くにジャズ喫茶があった。この店は,名前を失念したが30才前後の女性のママが切り盛りしていた明るいティールームという風情のお店でした。大学から昼休みに降りていってレコードを聴かせてもらえる、いわゆる当時のジャズ喫茶とは違った趣の空間でした。ある日,ここでジャズを聴いているとお店にいた大学の軽音楽部の後輩がおもむろに楽器ケースからトロンボーンを取り出して見事なプレイを聴かせてくれたのを思いだします。彼はママにJ&Kのインパルス盤をリクエストして、このA-1のJだったかKだったかのフレーズを吹奏してくれた。思わず拍手をしてしまいましたね。確か山形出身だった彼とはジャズ喫茶で会うと会釈を交わす程度の間柄でしたが、今頃はどこで働いてんだろうなぁ・・・。

 前置きが長くなりましたが,本日はこのインパルスのJ&Kです。超有名盤ですので説明の必要はないですよね。メンバーはJ&KのフロントにBill Evans(p), Paul Chambers, Tommy Williams(b), Arthur Taylor, roy Haynes(ds)のクインテットです。特に印象的なのが,サイドA冒頭の"This Could Be The Stat Of Something"です。まさに、あの時山形の彼が吹いてくれた曲です。J&Kの特徴を生かしたトロンボーンバトルの頂点とも言える名演だと思っています。この一曲のためだけに頻繁にターンテーブルに載せている曲ですね。イントロのロイのドラミングも実に軽快でエバンスのピアノもいいですよね。Aラスの"Side By Side"のエヴァンスも好きですね。エヴァンスマニアにも結構重要視されているアルバムかもしれませんね。

 所有盤はabc impulseの再発輸入盤です。ちゃんとgatefold仕様でcoatingもきちんとしたカバーも好感が持てますね。

ファームウェアがアップデートされたEOS50D

2009-04-25 03:38:03 | フォトライフ
 この2月に初めてデジタル一眼レフの道に足を踏み入れたのですが、相変わらず進歩のない毎日です。今までRAW撮影を行うことなく、まだまだデジイチの奥の深さに戦々恐々としてるところです。購入する前からエラーがでることで、ファームウェア1.03が出されており、初期のものではファームウェアのアップデートが必須であった事実があり、購入するときにかなり悩んだものです。結局、アライカメラさんで購入し、最初からアップデートされたカメラを受け取ったときにはホッとしたものです。

 その後も使っていて何の問題もなかったのですが、先日キャノンからはさらにファームウェアのアップデートv1.06が配信されて来ました。以下の項目が改善されると言います。
1. 2009年4月発売開始のストロボ「スピードライト 270 EX」のAF補助光対応
2. カメラの「エラー表示」の表示方法を変更
3. 縦の帯状(バンディング)ノイズの軽減

 チンプンカンプンですが、とりあえずアップデートは必須だろうと、昨日トライ、無事にアップデートが完了しました。まあ、どういう点であれ新しくなるというのは気持ちのいいものですね。最近は、2万円キャッシュバックがあったりで、デジタル機器特有のニューヴァージョンリリースの話が絶えませんが、連休のイベントでしっかり使ってみたいと思っています。

白人女性ボーカルの頂点はやっぱりアニタだ!

2009-04-24 00:00:02 | jazz & vocal
Pick Yourself Up/Anita O'Day
(Verve 20MJ-0096 jp.reissue)


 VERVEのボーカルアルバムでは、ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルドと並びアニタ・オデイのアルバム群にはボーカル史上に燦然と輝く好アルバムが存在しますよね。一般的にはコンボのアニタ・シングズ・ザ・モストとアニタが話題に上る事が多いですが、56年12月録音のピック・ユアセルフ・アップも忘れ難い好アルバムだと思います。本日は、これですね。

 演奏はLarry Bunker(vib), Paul Smith(p), Barney Kessel(g), Joe Mondragon(b), Al Stroller(ds)のコンボのサポートのものと名コンビ、バディ・ブレグマン楽団のバッキングのものが混在して収録されています。前者ではA-1"Don't Be That Way"の冒頭に聴けるようなバラードの語り口の旨さに唸ってしまうし、ブレグマンとのコラボではA-4の“サボイでストンプ”やB-1の“スウィート・ジョージア・ブラウン”のスウィンギーでホーンライクな歌唱が絶品です。特に”スウィート~”は、ニューポートでのライブの歌唱スタイルが既に56年自体に確立されていた事にビックリしますよね。アルビン・ストローラーのドラムだけをバックにでてくる唄いだしにはゾクゾクしてしまいますね。コンボ演奏ではバンカーのバイブが好調なソロを聴かせてくれ、ファンには嬉しい限りです。

 所有盤は、ポリドールが出した国内盤再発です。アニタのコレクションでは必須の一枚といても過言ではありませんよね。

トートバッグと言えばやはりこれに尽きますよね!

2009-04-23 02:13:16 | ファッション

 先日、キャンプ仲間のSさんがコールマンのトートを購入予定だというので、やはりトートバックと言えばこれだろうということでLLBeanのトートバッグをアップする事にいたしました。アメカジファンには、昔からの定番商品なので皆さん自宅に一個ぐらいは転がっているのではないでしょうか。

 発売は44年と言いますから、もう60年を超える歴史があるのですね。何と言っても24Ozという頑丈なファブリックは老舗の貫禄すら感じます。使い込んでも、クタクタにならず置いたときも立ったままという頑丈さです。それもその筈、元々は氷の塊を運ぶのに使ったというのも頷けますよね。"Tote"とはもともと米口語では「運ぶ」という意味らしいです。マチも大きいし、キャンプで使う道具をポンポン投げ込んで運ぶには最適なバッグですよね。



 何の飾り気もないバッグですが、ちっちゃなLLBeanのタグだけが唯一の主張です。最近はいろんなサイズ、装飾を施したトートがLLBeanから出されていますが、やはりこのサイズが一番使いやすい気がします。

キースのソロはここから始まった!

2009-04-22 04:01:49 | jazz & vocal
Facing You/Keith Jarrett
(ECM 1017 ST US. reissue)


 ECMレーベルはドイツ/ミュンヘンで1969年、Manfred Eicherの手で設立されたレーベルで、クリアな透明感溢れるサウンドには定評がありますよね。所謂、バップ的な作品群を作って来たアメリカ的なものとはほど遠くジャズの領域にはとどまらない現代音楽的な要素も垣間見える作風を感じます。ソロピアノというのもこのレーベルを代表する1ジャンルと言えると思います。キース・ジャレット、チック・コリア、ポール・ブレイは代表的御三家と言えるでしょう。本日は、ECMのソロピアノの金字塔的作品ともいえるキースの第一弾"Facing You"をアップいたします。

 この作品はマイルスバンドがヨーロッパ公演をしたときに、録音されたものです。ソロですから、勿論キース1人の演奏です。ECMのキースのソロと言うと最も印象に残っているのが1975年録音のケルンコンサートで、大学に入ったばかりの自分はジャズ喫茶と友人の部屋でフレーズ、その展開を覚えるほど聴いた事を思い出します。それからさかのぼる格好で聴いたのがこのFacing Youです。In Frontから始まり全編を支配する牧歌的叙情性がクリアなサウンドで貫かれており、妙に気持ちがいい。これは当時ジャズという認識では捉えられにくかったのではないかと想像しますよね。でも時々無性に聴きたくなってしまうのがこのLPですね。

 所有盤は米ポリドールから出されたアメリカ盤です。学生時代に買ったものですからECMオリジナルなんて考えなかったよなぁ・・・。

中間派ジャズといえばVanguardの「ジャズ・ショーケース」だ!

2009-04-21 01:43:26 | jazz & vocal
Sir Charles Thompson and His Band
featuring Coleman Hawkins
(Vanguard VRS8009)


 よく使われるカテゴリーに、中間派ジャズというジャンルがありますよね。果たして中間派とは?柳沢てつやさんの言葉を借りると、「スイング時代末期からモダンジャズ時代に移る時期にコンボ演奏で行われたスイング・セッション」というのがその定義らしいです。この命名はジャズ評論家、「はっぱふみふみ」で知られる巨泉さんらしい。このジャンルでは、Vanguardというレーベルは重要で「ジャズ・ショーケース」と題された10インチ(VRS8000番台)、12インチ(VRS8500番台)には重要作品が目白押しです。本日は、この中からSir Charles Thompsonの10インチをアップしたいと思います。

 Sir Charles Thompsonというとちょっとマイナーかもしれませんがジャズスタンダードの"Robbins Nest"の作曲者として認識されている方がおられるかも知れませんね。晩年はオルガン録音が多いですが、ここでは彼のピアノを充分に楽しむ事が出来ます。メンバーはSir Charles Thompson(p), Coleman Hawkins(ts), Emmet Berry(tp), Benny Morton(tb), Earl Warren(as), Steve Jordan(g), Aaron Bell(b), Osie Johnson(ds)のオクテットです。トンプソンのピアノもさることながら、副題に"featuring Coleman Hawkins"とあってホーキンスのテナーが抜群です。A-1の"It's The Talk Of The Town"でのプレイ一曲で収集勝ちのある一枚と思います。

 所有盤はバンガード10インチのオリジナル盤です。勿論、モノラル録音ですが音もいいですよ!Charles Whiteの強烈なインパクトのカバーイラストも有名ですよね!