今のアメカジはアウトドア系,ワーク系,ウェスタン系,イタリア系,ミリタリー系,エスニック系など多種多様な要素が渾然一体となり、Free & Easy, 2nd等で紹介されるような現代的なアメリカンカジュアルスタイルとなっていると思います。でも我々世代のアイビー,トラッドの時代が全ての基本になっている世代では、KAZUさん御得意のVANもありますが,やっぱり純米国産のブルックスブラザーズとJプレスが原点だった気がします。
なんか大きな前フリをやらかしましたが,今日は時計のリボンベルトの話しです。70年代,80年代にはリボンベルトはとってもポピュラーなアイテムで,それこそVANでは500円ぐらいで(大袈裟か,1000円ぐらいだったかも・・・?)購入することができたので結構いくつか所有していました。今では老眼鏡がないとバネ棒がはずせなくてベルト交換に苦労していますが,裸眼でヒョイヒョイと交換していた当時が懐かしいですね。ROLEXやIWC, BREITLINGなどの高級機械式時計にはそぐわないかもしてないですが、 SEIKOとかHAMILTONとか比較的廉価な腕時計にはリボンベルトへの交換は常套手段と言っても過言ではないでしょう。
以前使っていたクォーツのSEIKOがッ引き出しの奥からでてきたので、電池交換をしてあげました。動作はバッチリです。でもって、コイツにリボンベルトを新調してやりました。この時計はベルト幅16mmの小振りなサイズで所有していたJ.PRESSの18mm幅のベルト(隣の茶x赤のGURUENにつけているもの)がが太すぎます。細いリボンベルトを高知市内で探しましたが、その気になるとこのサイズのリボンベルトはなかなか見つかりません。結局,ネットで検索しているとアメリカントラッドの老舗、BROOKS BROTHERSにありました。ベルト穴にもきちんとメタルが嵌め込まれ穴が痛むことがありません。華奢な時計にピタリの落ち着いた色使いとバランスの良さはBROOKSならではです。さすがですね。