昭和の高度成長期を代表するアナログカメラ,ペンタックスSP(spotmatic)はペンタックスの一眼レフに初めて露出計を内蔵し売れに売れた名機であったと聞いています。他メーカーに比べ購入し易い値段設定も功を奏し,アマチュアカメラマンに取っては定番カメラとなった訳です。60年代好きの管理人,このSPが好きでブラックモデルとクロムモデルを所有し結構頻繁に使っていました。今日,久しぶりにマクロレンズをつかって撮影しようとフィルムを装填し被写体に向け,スイッチを入れた瞬間にボロリとスイッチのボタンがもげてしまいました。
上図のようにスイッチは鏡胴の根元から飛び出したピンがスイッチの裏側にネジこまれている(左が元の状態,右がスイッチボタンがもげた後の状態)のですが、外れたスウイッチをピンにねじ込もうとしてもボディにつかえてボタンが回りません。スイッチがスライドする金属板に小さなネジが打ち込まれていたのでこのネジも緩めて外してみましたがスイッチボタンのねじ込みは無理でした。結局解体して付けるしかなくなりましたが,工具はないし・・・ってことで防湿庫に逆戻りです(とほほ)。
しばらくはブラックモデル一本でいくしかないです。(涙)
ちょっとマンネリ気味,ネタ切れは否めない拙ブログですが,定期的にご訪問いただきありがとうございます。この11月、アウトドアショップ、「ミルズ」を訪問させていただき、再びアウトドアに目覚めてしまいました。というのも、管理人はもともとVANをはじめとするアイビースタイル,トラディショナルスタイルが好きで高校に通う頃にはチャンスがあればアメリカに行ってやると野望もちつづけていました。勿論,その頃はハーバードをはじめとする東海岸のアイビーリーグの8大学があこがれでありました。ところが80年代初頭,ヘビーデューティアイビー(ヘビアイ)っていうアウトドアスタイルが流行したことを覚えておられる方も多いでしょうね。この時に我が国にこのスタイルと一緒に紹介されたのがUCLA(University Of California Los Angeles)です。最初は"ウクラ”ってなんだ?!って感じでしたが,いまや知らない方はおられないですよね。1992年ここへの留学のチャンスに恵まれたことは個人的に本当にラッキーでした。
先日本棚の中をがさがさやってると2つの大きなアルバムが出て来ました。UCLAのAckerman's Student Store(ASU)で購入したアルバムです。当時は電子メールもデジタルカメラもありませんでしたので、写真は全てアナログ写真で、同僚が餞別にとくれたミノルタα90000で撮影したものです。しょうもない写真も多いですが、中にはカリフォルニアの乾いた空気とサンサンと降り注ぐ日射しが感じられる写真も結構あったりで面白いです。しかしアルバムは画像のようにボロボロです。これでは散逸も目に見えてますので、このアナログ写真をお正月休み(あまりないけど)の間にデジタル化してやろうともくろんでます。約20年前のLAライフ,いま覗いてみると結構楽しいものですね。デジタル化したらまたブログネタにも使えそうですし・・・。
オリンパスの銀塩カメラと言えば、ハーフのペンシリーズが圧倒的に有名ですが,35mmフルサイズのコンパクトカメラもとてもいい感じです。今回,箱付きの35ECRっていう機種をゲットしたのです。(防湿庫かなりきついのに・・・)操作感はペンEEDににた独特のシャッター音で、シャッター自体の押す感覚はグニャリという感じで何とも心もとない感触です。フィルムの巻き上げだって,ペンのようにカチッと停まる感じがあまりしなくて,単に「巻けないや!」って感じで巻き上げが終了する感じです。
操作感は「ちょっとなぁ・・・」という感じですが、さすがフルサイズ、結構シャープでいい写りをします。はっきり言って気に入りました。さすがのオリンパス,E.ZUIKO45mm2.8Fの描写力は大したものです。使えます!!!
相変わらず銀塩カメラで遊んでいますが,交換レンズを換えての撮影も以外と面白いですよね。デジタルなら大体はズームレンズで簡単に画角を換えながら撮影出来、その場でモニターで確認できるというのがるのが便利ですが、あえて単焦点のレンズで一本のフィルムをとり終えて現像,フィルムをスキャンしてPCで確認すると言う行程はめんどうですがその行程を楽しめるところがあって大好きです。たとえば,電池ランタンはスウィッチをひねればワンタッチで点灯出来ますがガソリンランタンならシュポシュポやって点灯する面倒くささの方が好きですし、別のシチュエーションならリモコンでCDを操作するのは簡単ですが,アナログのLP盤で真空管をウォーミングアップして針を落とすような面倒な行為が好きだったりします。どうも67camperはこのめんどくささを楽しんでいるきらいがあって、周囲からみると「バカじゃない?」なんて思われているのかもしれませんね。まあ、ポリシーはこの味わい追求ですから・・・ご容赦を。
さて前置きが長くなりましたが,単焦点レンズもラインナップが増えて来て,ペンタックスのスクリューマウント,銀塩ペンのシリーズ、コンタックスG1のGマウントなど防湿庫が込み合って来ました。中でもペンタックスのM42スクリューマウントは多くは比較的安価で焦点距離の違いを楽しめるところがいいですね。自分も広角系を中心に何本かを所有していますが,広角系では魚眼,望遠系では中望遠の85mmというのは自分のラインナップでは高価な一品です。画像はフォトスウィッチを搭載したSPFに搭載したSMCタクマー85mmレンズです。大口径で明るいF1.8ですし、鏡胴もさほど長くなくって独特なボケ味でポートレイトレンズと呼ばれ人気があるレンズです。昔はプロの方が、ポートレイトに使ったなんて記載もどこかで読んだこと気もするのですが真偽は?です。
まだまだ,このレンズを存分に使えているとは言えないですがちょっと作例をアップしてみますね。独特なボケが好きで、被写体を際立たせる効果とこの画角が魅力なのでしょうね。もっと撮影して上手くなりたいものですね。
ヤフー知恵袋ってのがあって、これで恥を忍んで質問してみました。いろんな意見がありましたが,D-76を使えというサジェッションが多かったですね。どうもASA100フィルムがうまく行かないような気がして,400専門になって来たのもこのごろです。陽が短く,日中撮影が出来ないことが多いのもあり,400を使うのがいいのかも知れませんね。画像にあるようにkodakならTri-X400, フジならプレスト400、どちらもD76で現像,これが今のところ自分的にはもっともいい結果を生む組み合わせのように思います。あくまでも私見ですけどね・・・。
先週,福岡に主張した時、フラッと立ち寄った天神のキタムラカメラで中古コーナーのショウケースの中で偶然遭遇し不覚にも衝動買いしてしまったコンパクトカメラが上にアップしたコンタックスT2です。箱付き,取説,ケース,ストラップ全てが付属した完動品で6ヶ月保証付きです。
購入時にネオパンプレスト400を入れてもらい,早速,天神の街並や空港などを写してみました。コンタックスと言えば、カールツアイスの高品質のレンズでとても美しい描写をすることはG1とPlanarT*45mm2.0Fで実証ずみですが、このT2のSonnarT*38mm2.8Fの描写も高級コンパクトの実力発揮と言うところです。もちろんコダックTmax developerによる自家現像ですが予想通りのシャープな描写で、今後、デジのペンEP1のサブ機として活躍してくれそうです。
軽井沢,本当に美しい街でした。昨日までのアップ画像は全てデジタルミラーレス一眼のオリンパスペンEP-1で撮影したものですが,本日はサブ機として持参していた銀塩のオリンパスペンEF(28mm, 3.5F)での写真です。恐らく2日間雨を予想していましたので光が少ないだろうと考えASA400のネオパンプレスト400を装填しておりました。画像は勿論自家現像です。初日の雨模様の暗い天気の方が階調が豊かなように思います。まずは万平ホテルと大活躍してくれたkubottchiさんの75bugです。これだけ見たら完全に昭和にトリップしたかん時に見えますね。
翌日は予想に反して快晴となったので,ややオーバー気味に写った感じがします。犀星旧宅と旧三笠ホテル、そしてミカドコーヒーと雲場池です。
最後に碓氷峠見晴台からの上州三山と日光連峰です。雲の階調も比較的いいのかなと思います。モノクロも結構味わい深いものですね。Pentax SPF 35mm F2.8 ネオパンアクロス100
最近のマイブーム,銀塩カメラ,モノクロ自家現像を日々追求しています。何度かアップしたようにダークバックの中でフィルムをリールに上手く巻けないトラブルも起こったりで、まだまだビギナーの域を出ません。現像時間,温度で階調が豊かに出たり,ボケたべたっとした写真が出来たりします。結構たくさん自家現像して来ましたが、未だにコツがつかめないでいます。
露出に関しては正確さには欠けるかもしれないですが、一応露出計を使っていますからそう間違いはないのかなと思います。自分の印象ではASA400では比較的階調が上手く出るのに、ASA100ではどうもべたっとなり易い印象を持っています。また、単にピントが甘いのかもしれませんが広角レンズで階調が上手く出難い気がしています。フジとコダックでも異なる気がしますね。フィルムと現像液のメーカーが揃ってないと悪いのかも知れませんし・・・。全くわかっていないのが2(3)流の証しです。
まだまだ試行錯誤の連続ですが,せめてこの程度にに階調が表現できればいいのですが・・・
年はとりたくないものですが,今日は誕生日です。いつもキャンプ,ギター,ワーゲンとお世話になっているT氏から誕生日プレゼントをいただきました。フジフィルムが作っている7インチのデジタルフォトフレームです。今まで使用していた小さくて粗雑な中国製とは違います。さすがメイドインジャパンです。液晶も明るくて凄くきれいです。早速,撮りためた銀塩モノクロ写真をいれて楽しんでいます。Tさん、ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。
さて、明日は香美市で行われる旧車イベント(昨年の模様)に行って来ます。コンバチでエントリしていますが、雨がひどければドタキャンもありってスタンスです。せめて小雨ぐらいで許してもらえないでしょうかねぇ・・・。