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ペンタックスはオヤジが使用していたSVにはじまり主力は最も普及したと思われるSP(SPOTMATIC)がですが、徐々にこの歴史を紐解いて行くと開放測光が可能になったSPF(SPOTMATIC F)に行きついてしまうのは仕方がないことなのかもしれません。SPは絞り込み測光で測光ボタンを押して露出を見て絞りを調節する儀式が必要ですが、この一連の操作もこのカメラを使う悦びでもありますよね。一方、SPFはフォトスィッチといってキャップを外しただけで測光がはじまり、SPで嬉々として動かしていた測光スイッチの操作が不要です。レンズにSMC Takumar(super multi coated takumar)レンズを必要としますが、ファインダーは明るくフォーカシングが容易で便利です。特に夜間の室内撮影では明るいレンズとのコンビネーションで威力を発揮します。既に所有していた35mm(F3.5)、55mm(F1.8)のかわりにSMCの35mm(F2.0), 50mm(F1.4)をマウントして使用しています。
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軍艦部には上図のようにSPFと刻印されていますし、前面、レリーズボタンの下に「SPOTMATIC F」の輝かしい刻印が入ります。70年代に入り出て来たものである意味Sシリーズの完成型と言えると思います。
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最近、機能を最大限に発揮するべくマニュアルも手に入れました。庶民の味方ペンタックスでも74年当時でボディ\42000は結構高価なシロモノですね。ハーフのペンと並行してガンガン使いたい35mm機械式一眼レフですね。
SPFが顔を見せましたね。
我が家にも1台残っています。
最初に買った一眼ですので、手放せません。
軽くて、ピントを合わせやすかったので入門機としては最高でした。
「ぺ、ぺ、ぺンタックス」のCMもありましたね。
これに200mmのレンズで友人の結婚式で活躍しました。
他の方が全体を撮ってらしたので、私は、ほとんどアップのショットで綺麗な花嫁が写りました。懐かしいカメラですね(^_^)v
SPFは今まで60年代のペンタックスを愛用してきた管理人にはとても便利な開放測光で使いやすく思えました。
最初から、これ中心にレンズを揃えて行けば良かったのに・・・と少し後悔しています。
そもそもペンタックスに行った理由が、親父の眼(ペンタックスSV)でしたので、これが始まりで徐々に歴史を紐解きSPFに来てしまったので仕方ありません。SPFでも古いM42の絞り込み測光が使えるのがせめてもの救いですね(笑)。これからも愛用したい2台です。