67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

久々にジャズも更新しないと・・・

2010-06-09 22:57:23 | jazz & vocal
My Favorite Things/Dave Brubeck
(Columbia CL2437)


 テイクファイブだけ持ってりゃ「ブルーベックはもういいや」と考えられているのか、ブルーベックの人気って言うのは本邦ではたいした事ないのだろうと思います。あの大ヒットアルバム”Time Out"があるのだから他のアルバムもそこそこに人気があってもいいのですが、これ以外のコロンビア、ファンタジーのリーダー盤はどうも人気薄なようです。本国では白人中心に人気が高く、絶好調時にはいろんな大学内でも彼らのライブが行われたようですね。ソウルフルな印象とは無縁ですが、ちょっとスノッブな味わいのジャズはそれなりの存在価値を示していたに違いないですよね。本日は、コロンビアの女性ジャケシリーズのうちの一枚、"My Favorite Things"をアップいたします。

 タイトルにあるようにデイブが敬愛するリチャードロジャースの曲を取り上げたアルバムでタイトル曲、"Little Girl Blue"そして“My Romance"という『ロジャーズと言えば的な曲』は万人が知るところでありましょう。いつものメンバー、デスモンド、ジーン・ライト、ジョー・モレロのカルテットで淡々とロジャース作品をプレイして行くアルバムです。BGM的にもいいし、ボリュームをあげるとパーカッシブで時にピアニスティクな魅力を引き出してくるデイブのピアノを堪能できます。このグループでのデスモンド、モレロの重要さは言うまでもありませんよね。

 所有盤はコロンビア2eyeのモノラルオリジナルですが、中古店のバーゲン棚に無造作におかれているアルバムです。ありそうでない臭いカバーが印象的な一枚でもありますよね(笑)。

栗林公園の造園美も凄いね!

2010-06-07 00:14:45 | Weblog


 久々のOFF日でしたので、本日はタイミングベルト交換を完了したニュービートルで高松にうどんを食べに行って来ました。やはり、麺の艶、こし、だしの味付けなど、安くておいしい庶民の味です。1000円高速とばして行く価値ありですね。



 さ~、うどんが済んだらどうするか?
 ママが栗林公園に行ってみない?というので、暑いな~とあまり乗り気でない子供達を連れて行って来ました。自分は2回目、以前は動物園も併設していた公園でしたが洗練された日本庭園の美しさ、やはり良いですね。国内にはいろんな昔の殿様の庭園が残されていますよね。本州の有名な庭園に比べたら無名かもしれないですが、四国では屈指ですね。整備された松や楓、築山、池、橋を配した造形美は日本人なら理解できますよね。



 子供達は池の鯉にエサをやって大はしゃぎ。ママも結構楽しんでいたような・・・。まあ、家族にとっては良い休日でした。

突然ですが、雑誌取材を受けました。

2010-06-06 07:18:34 | Volkswagen
 先週、昨年キャンパーで参加した「第2回懐かし旧車ミーティング」の主催者から突然電話をいただきました。電話によると、この時に取材に来ていた高知の中古車雑誌"AUTOUP"さんからのキャンパー取材の要請でした。事前に電話で打ち合わせをして、6/5(土)市内のカヌー場で撮影ということになり行ってまいりました。

 6月で梅雨時の撮影ですが、天気は最高!もう気温も30度目前という感じで日陰のないカヌー場は初夏と言うよりもう真夏なみです。カメラマンの方にこの自走式キャンピングカーの細かい装備について説明しながら、約2時間の撮影でした。ウーちゃんとDR.Kも行くというので一緒に参加し撮影に参加、広い運動場で(ここは市のオートキャンプ場でもありますが)サッカーしたりフリスビーしたりで楽しいひとときを過ごさせていただきました。

 いつ頃、本屋に並ぶのかわかりませんがちょっと楽しみでもありますね。高知限定雑誌なもので県外の方は立ち読みできないのが残念ですね。

 撮影はペンタックスSPF55mmF1.8の標準レンズ、フィルムは中国製ラッキー100の自家現像です。

もちろん再発盤ですが・・・

2010-06-03 06:17:50 | jazz & vocal
Modern Art/Art Pepper
(Intro ILP-606 jp, reissue)


 白人アルトの雄、ペッパーを語る上で、ミートザリズムセクションと並んで名盤の誉れ高いのがイントロ盤「モダンアート」ではないでしょうか。個人的には「リズムセクション」ばかりを好んで聴いて来ましたが、久々にこのモダンアートを聴くと、ベン・タッカーのベースだけを相手に自分のアルトを慣らしきるオープニングトラック“Blues In"の素晴らしさに脱帽です。高音部を使ったペッパーらしい早いパッセージも良いですがふくよかな低音部のサウンドに驚愕です。今までボリュームを抑え気味にして聴いていたせいか、ペッパーの音色がこれほど生々しく伝わって来なかった気がします。

 もうメンバーについては説明の余地はないですがPepper(as), Russ Freeman(p), Ben Tucker(b), Check Flores(ds)のカルテットです。一般的には、ペッパーの好演もさることながら"Bewitched"で聴かれるようなフリーマンの乾いたサウンドのピアノばかリが注目されてます。しかし、個人的にはタッカーのベースを敢えて一押しであげたいですね。特にブルースナンバーでの絶妙なタイム感覚、ブルースフィーリングは名盤を再認識させてくれるプレイと言っても良いのではと思います。

 もちろん再発盤です。でも録音は良いですよね。コレクター垂涎のオリジって一体どんな音がするんでしょうね???

やっと異音が消失したみたい!

2010-06-02 00:12:47 | Volkswagen


 先日、VWの異音のログをアップしましたが、原因はキャリアの腐った木製部分の振動との事で徐々にキャリアの板を張り替える段取りをした所でした。この土日に走らせていると再びあの異音が・・・。やはり右後方の車輪からなっている感じでした。5/31に再びフラットパワーに入庫させジャッキアップして右後輪を回転させてみました。“シャッ、シャッ、シャッ”とやはり異音は後輪からでした。ドラムとライニングの微妙な関係で音が出始めるらしく、フラットパワーのYさんに調整をしていただき改善しました。おかげで帰りは快適空冷ドライビングが楽しめました。



 またドアキーが締めただけでロックしてしまう不具合がおこっており、これもドアノブとストライカープレート一を調節して改善しました。さあ、帰ろうとバックさせると今度は「バック灯が点灯しない」。次から次へと生じる不具合、まあもう慣れっこですけど・・・。結局、球が切れており交換で改善です。フラットパワーさん、いつもすみません。明日はNew Beetleのタイミングベルト交換です。女房にまかせときます!

これぞ60年代後期というカバーがいい感じです!

2010-06-01 23:30:38 | jazz & vocal

Caramba!/Lee Morgan
(Blue Note BST84289)


 アートブレイキーの許を離れたモーガンはブルーノートへ快作を連発し、サイドワインダーによってレーベルを代表するトランペッターとしてジャズファンは以外にもその名を充分に知らしめる事になったのは皆さんご存知の通りです。それ以後も魅力的な作品をリリースして行きますよね。後期の4200盤以降も人気盤”Cornbred"をはじめ”Delightful Lee", そして本日アップの"Caramba"へとつながって行きます。

 この"Caramba"等はモーガンのの中でも人気薄のアルバムでしょうが、68年の録音で1960年代後期を代表するアルバムに仕上がっています。メンバーはMorgan(tp), Bennie Maupin(ts), Cedar Walton(p), Regonald Workman(b), Billy Higgins(ds)の五重奏団です。タイトル曲の”Caramba"が収まったA面もそれなりですが、モーガンの真骨調はB-1の"Cunning Lee"です。ミディアムファストの曲調に乗った縦横無尽のプレイと哀愁のあるテーマが魅力の佳曲です。B面ラストの"Helen's Ritual"はモーガンの死に関わったヘレンの名が使われているのが興味深いですね。

 所有盤はリバティの青白ラベルのステレオ盤です。ひょっとしてこのリバティがオリジナルだったりして・・・。何と言っても60年代後期の雰囲気が出た女性のカバーが好きですね!