実はブログを開設するのは初めてのことなのです。
昨年までは仕事の関係で自分のホームページをもっていたのですが、なにしろアナログ頭脳のため更新に時間を要することから断念、ブログで展開することになりました。
最近の天気予報は、よく当たるようになりました。
今朝はあたり真っ白で雪が躍り震えあがってしまいました。
あのクソ暑い(表現が品格に欠けますが他の言葉では言い表せません)夏の記憶が嘘のように思えます。
“広島の夏の暑さを侮ってはいけない!”と言うことは重々承知で覚悟があったのですが、“広島の冬の寒さをも侮ってはいけない!”をも実感させられました。
実際、県内にはいくつものスキー場があることからも伺い知ることができます。
朝夕の通勤が辛く感じるこの頃です。
昨年11月末、義父のお供(実は足手まといかも)でSan Franciscoへ行って来ました。
有給休暇の先取りで(なにしろこれからは勤務医なのですから)3泊5日のやや強行軍の日程で聊か疲労困憊ヨレヨレ状態で帰還しました。
義父の姉の墓参が目的であり、そしてまたアメリカに在住している親族に会うためでもありました。6家族(その子供の家族をも含めると8家族か、多分…)達が歓迎してくれました。兄弟が多いと言うことは賑やかでなかなか良いものですナア。3家族の自宅へも訪れ「アメリカの家庭」の生活様式にも触れることが出来たのは興味深いものがありました。
従兄弟の車とガイドでYosemite National Parkを探訪、正しく“感動の嵐”を味わいました。
ヨセミテでもっとも有名な景観Tunnel ViewからのヨセミテのシンボルHalf Dome、ロッククライマー達の憧れの1095mの一枚岩の垂直な岩壁のEl Capitan、花嫁のベールのように白い霧が広がる優しげな滝Bridalveil Fall、古人が唱えた《自然が造った最高の宝物が詰まっている》壮大なパノラマに息を飲む一日を過ごしました。
これが世界遺産と言うのでしょう。自然の造形のスケールの大きさに圧倒されっぱなし…、地球は生きているのです。
以前にグランドキャニオンを訪れた時に次ぐ感動でした。
それにしても実に久々の“海外旅行”であり、なにもかもが初体験でした。
San Franciscoは、世界内分泌学会などの学会発表などで2~3回行ったことがあるにもかかわらず記憶が薄くなっていることに驚きでした。
年末には京都に行って来ました。
今回は予てから計画していた観光なのですが、広島でのセカンドステージを始めた時から決めていたことで年末年始にこの1年を振り返るための“場所と時間の設定”でした。
まずは、浄土宗の総本山「知恩院」は“ご挨拶”として参拝。
短い旅程の主たる目的は“嵯峨野”方面の田舎の風情知ることでしたが、短時間の割りには今までにはない発見もありました。
「金閣寺」の舎利殿が池水に映えるのを眺めては三島由紀夫の小説をチラと思い出し文人らしいポーズをとってみたが絵にならず。『ウム』
「龍安寺」の庭の石群の鑑賞は、石の象(かたち)・石群・その集合・離散・遠近・起伏・禅的、哲学的に見る人の思想・信条によって多岐に解される…。『ウゥ~ム』と唸る。
「大覚寺」の正式名称は旧嵯峨御所大覚寺門跡と言うそうな、つまり天皇または皇族が住職に着かれた寺院のことを言います、イヤァ~!驚きましたですよ、歴代天皇のお位牌が鎮座されております、また『ウゥ~ム』と唸る。……など丁寧に訪れることができました。
嵐山「よしむら」の蕎麦は観光地ながらしっかりとした味を楽しませてくれました。現在の日本の蕎麦粉の8割は海外の輸入に頼り、僅か2割が国産であることはよく知られた事実です。ところがこの店は国内産のみの蕎麦粉にこだわり石臼による挽きたての蕎麦を提供しているとのこと、またまた『ウゥ~ム』と唸りながら美味しく食す。
明けて元日は、新たな気持ちで「平安神宮」で初詣、我が家へ向かう。
神社仏閣を探訪し悟りの境地のひとつかみも触れることは出来なかったのは論をまたないが、“時の流れ”を肌で感じることは出来たと思います。
PCで“書き初め”を。
『夢 輝く 牛歩の春』
平安神宮でのおみくじは“大吉”でしたが。
今回はCHIBIの近況はお休みです。
あたかも“冬ごもり”に入ってしまったかのような日々ですので。
梅香の季節にまたお会いしましょう。
Dr.Kより