JRのキャッチコピーに乗せられているわけではないのだが 『 そうだ 京都へ行こう 』と思い立ちました
そうです桜の混雑の前に古都の早春を覘いてきました
今回のタイトルは『 醍醐寺と宇治浪漫 』です
■勧修寺(がしゅうじ)
勧修寺は京都山科に位置し 昌泰三年(西暦900年)に醍醐天皇が創建され 千有余年の歴史があるという庭園は「 勧修寺氷池園 」と呼ばれ「氷室の池」を中心にして造園されており周囲の山々を借景として取り込んでいる
古く平安時代には毎年一月二日にこの池に張る氷を宮中に献上し その氷の厚さに依ってその年の五穀豊凶を占ったという京都でも指折りの古池である
前庭にある燈篭は水戸光圀公の寄進で この燈篭を覆うように「 ハイビャクシン 」は樹齢750年の我が国無双の名木であるそうな
水戸光圀公はあちらこちらの仏閣に寄進したものが有ります
■醍醐 三宝院(だいご さんぼういん)
真言宗の宗祖・弘法大師の孫弟子にあたる理源大師・聖宝が貞観16年(西暦874)に醍醐山上に草庵を結び 彫刻した観音像を安置したのが始まり
国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は 慶長3年(西暦1598)に豊臣秀吉が「 醍醐の花見 」に際して 自ら基本設計を施した庭であり 桃山時代の華やかな雰囲気を伝えている
それにしても時の権力者の豪勢なこと!
■平等院(びょうどういん)
平等院は永承7年(西暦1052)関白藤原頼道によって開創され 阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂として建立された
極楽浄土の宮殿をモデルにした鳳凰堂は 中堂・左右の翼廊・尾廊から構成されており他に例を見ることがない
鳳凰堂に入る為には1時間待ちの予約を要することから池の対岸から拝観 10円硬貨の絵柄そのものが在りましたな
近代的な鳳翔館には 梵鐘 鳳凰1対 雲中供養菩薩像26体をはじめとする様々な宝物類が保存・展示されている
防犯 火災 自然災害などから守るためには保存方法も大事なことなのです
■三室戸寺(みむろとじ)
西国観音霊場10番の札所である
宝亀元年(約1200年前)に光仁天皇の勅願により 三室戸寺の奥の岩淵より出現された千手観世音菩薩が本尊として創設
季節ごとにツツジ シャクナゲ アジサイ ハス の花 が賑わいをみせることで知られているが 花の無いこの季節はひたすら坂道を登ってゼイゼイと
山吹や宇治の焙炉のにほふ時 ― 芭蕉
■黄檗山萬福寺(おうばくさん まんぷくじ)
京都宇治に位置する修業僧のための禅の道場
江戸時代(1654年)に中国福建省から渡来した隠元禅師が 後水尾法皇や徳川四代将軍家綱公の尊崇を得て 1661年に開創された 日本三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)のひとつで黄檗宗の大本山である
寺の玄関である天王殿には 大きな布袋尊がナント金ぴかでしかもにんまりと笑って迫って?いる 七福神の布袋尊は弥勒菩薩の化身と言われております
黄檗宗では 儀式作法は明代に制定された仏教儀礼で行われ お経は黄檗唐韻で発音するのだと言う 建造物も 中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置です
因みに 隠元禅師が渡来した折に持ってきた豆の種子が【 隠元豆(いんげんまめ) 】であるそうな 知りませんでしたがビールのおつまみによろしいですなぁ
桜まだ早い京都の定期観光バスの日帰りの小旅行 あちらこちらに アセビ(馬酔木 あしび)の白い花々が早春を感じさせてくれました
ハイビャクシンの樹木 左端に水戸光圀公の灯篭が 10円硬貨の表面の絵図です
そうです桜の混雑の前に古都の早春を覘いてきました
今回のタイトルは『 醍醐寺と宇治浪漫 』です
■勧修寺(がしゅうじ)
勧修寺は京都山科に位置し 昌泰三年(西暦900年)に醍醐天皇が創建され 千有余年の歴史があるという庭園は「 勧修寺氷池園 」と呼ばれ「氷室の池」を中心にして造園されており周囲の山々を借景として取り込んでいる
古く平安時代には毎年一月二日にこの池に張る氷を宮中に献上し その氷の厚さに依ってその年の五穀豊凶を占ったという京都でも指折りの古池である
前庭にある燈篭は水戸光圀公の寄進で この燈篭を覆うように「 ハイビャクシン 」は樹齢750年の我が国無双の名木であるそうな
水戸光圀公はあちらこちらの仏閣に寄進したものが有ります
■醍醐 三宝院(だいご さんぼういん)
真言宗の宗祖・弘法大師の孫弟子にあたる理源大師・聖宝が貞観16年(西暦874)に醍醐山上に草庵を結び 彫刻した観音像を安置したのが始まり
国の特別史跡・特別名勝となっている三宝院庭園は 慶長3年(西暦1598)に豊臣秀吉が「 醍醐の花見 」に際して 自ら基本設計を施した庭であり 桃山時代の華やかな雰囲気を伝えている
それにしても時の権力者の豪勢なこと!
■平等院(びょうどういん)
平等院は永承7年(西暦1052)関白藤原頼道によって開創され 阿弥陀如来を安置する阿弥陀堂として建立された
極楽浄土の宮殿をモデルにした鳳凰堂は 中堂・左右の翼廊・尾廊から構成されており他に例を見ることがない
鳳凰堂に入る為には1時間待ちの予約を要することから池の対岸から拝観 10円硬貨の絵柄そのものが在りましたな
近代的な鳳翔館には 梵鐘 鳳凰1対 雲中供養菩薩像26体をはじめとする様々な宝物類が保存・展示されている
防犯 火災 自然災害などから守るためには保存方法も大事なことなのです
■三室戸寺(みむろとじ)
西国観音霊場10番の札所である
宝亀元年(約1200年前)に光仁天皇の勅願により 三室戸寺の奥の岩淵より出現された千手観世音菩薩が本尊として創設
季節ごとにツツジ シャクナゲ アジサイ ハス の花 が賑わいをみせることで知られているが 花の無いこの季節はひたすら坂道を登ってゼイゼイと
山吹や宇治の焙炉のにほふ時 ― 芭蕉
■黄檗山萬福寺(おうばくさん まんぷくじ)
京都宇治に位置する修業僧のための禅の道場
江戸時代(1654年)に中国福建省から渡来した隠元禅師が 後水尾法皇や徳川四代将軍家綱公の尊崇を得て 1661年に開創された 日本三禅宗(臨済・曹洞・黄檗)のひとつで黄檗宗の大本山である
寺の玄関である天王殿には 大きな布袋尊がナント金ぴかでしかもにんまりと笑って迫って?いる 七福神の布袋尊は弥勒菩薩の化身と言われております
黄檗宗では 儀式作法は明代に制定された仏教儀礼で行われ お経は黄檗唐韻で発音するのだと言う 建造物も 中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置です
因みに 隠元禅師が渡来した折に持ってきた豆の種子が【 隠元豆(いんげんまめ) 】であるそうな 知りませんでしたがビールのおつまみによろしいですなぁ
桜まだ早い京都の定期観光バスの日帰りの小旅行 あちらこちらに アセビ(馬酔木 あしび)の白い花々が早春を感じさせてくれました
ハイビャクシンの樹木 左端に水戸光圀公の灯篭が 10円硬貨の表面の絵図です