Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

花も嵐も踏み越えて …… 花粉症対策はあるのか

2009-03-20 07:18:24 | ゆるゆる旅日記
イヤァ~!切ない日々が続きます。
“花粉症”と言う病名はなく、アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎そしてアレルギー性皮膚炎と言うことになります。
いずれにしろアレルゲンは“花粉”と言うことになりますから、ここでは“花粉症”と称しましょうか。
元来ややアレルギー体質の懸念はあるのかナ、と思ってはいたのですがそいつは突然やって来て毎年この季節の恒例行事のようなものです。今春はとくにダメージが大きいのです。仕事の最中に鼻汁ズルズル、涙ボロボロでの接客では困りものだし、夜は鼻閉で不眠、その為の寝不足でボ~ッとした日常では不快窮まり、恒例の対策を余儀なくされる。
現在の私の処方薬は;
内服薬として、「アレロック」(協和発酵キリン)でH1受容体拮抗薬の第2世代抗ヒスタミン薬である。1日2回も内服が必要であることが難点ではある。
程度がひどい時にはステロイドの合剤の「セレスタミン」を加えるとほぼ解消かナ。
点眼は、「パタノール点眼液」(日本アルコン 協和発酵キリン)、いわゆる抗アレルギー薬である。ここでも重度の時には「リンデロン点眼液0.01%」を加えると“兎のお目目”がすっきりと。副腎皮質ステロイド剤なので白内障や緑内障の眼疾患のある人には禁忌であるが、わたしは幸いにもその兆候はないことを眼科で確認しました。
点鼻薬は、フルナーゼ点鼻液(グラクソ・スミスクライン)で副腎ステロイド剤である。ただ、わたしは“通年性”の鼻炎でもあるのでいわゆる鼻粘膜の血管収縮剤の点鼻薬の噴霧が適しているようです。これは市販薬でカバーできております。
マァ、免疫療法(体質改善に挑む覇気に欠ける私です)やレーザーで鼻粘膜を焼却する方法(手術は怖い私なのです)なども選択肢としてはあり得るのですが、わたしの鞄に忘れてはならない春の常備小物が抗アレルギー薬3点セットなのです。
戦後の国策のひとつであった杉の植林が、いまになって悪影響をしていると言われて久しいが、もうすぐヒノキの季節が控えているのですヨォ。
この夏で千葉から広島に転居してまる1年になるのですが、新天地に期待するいくつかの項目の筆頭に、環境が変わることでこのやっかいな症状が減弱よくすれば消滅するのでは…と密かに思ったのですが。
対策を模索する日々は続くのです。

3月の 私の本棚

2009-03-15 06:54:37 | 私の本棚
きみに贈るつばさ物語 角川つばさ文庫  椎名 誠・他  角川書店  09/03/03
ま、いっか。  浅田次郎  集英社  09/02/28
中学の教科書でこんなに話せる!英会話  安河内哲也  東京書籍  09/03/06
日本語が亡びるとき  水村美苗  筑摩書房  08/10/31
見えない音、聴こえない絵  大竹伸朗  新潮社  08/12/24
ハチはなぜ大量死したのか  ローワン・ジェイコブセン  文芸春秋  09/01/30
オバマ演説集  CNN English Express 編集部  朝日出版社  08/11/25
人類が消えた世界  アラン・ワイズマン  早川書房  08/05/15 

健診は受けた方が良いのでしょうか?ハテサテ

2009-03-14 16:08:35 | ゆるゆる旅日記
いわゆる親譲りとも言うべき“本態性高血圧症”の診断で内服薬を常用するようになって何年になることであろうか。服薬が日常のごく自然な動作のひとつに組み入られてしまっているので薬に対する違和感はまったくない。それでも年に一度は最小限の検査を受けることにしてきたし、幸いにも主治医には恵まれていたように思える。
今年は、ひょんなことから(?)心臓のX線CT検査を受けてしまいました。
「高性能化が進み、従来は難しかった心臓の撮影が可能になったX線CT。侵襲性の高いカテーテル検査に替わる技術として、循環器の臨床現場に定着しつつある」そうな。
「冠動脈疾患の検査では、これまで50年近くカテーテル検査がゴールドスタンダードであった。しかしながら近年X線CTがカテーテル検査と肩を並べるまでに進化した」と言う。と言うのも「64列CTが2004年に開発され、心臓を約10秒で撮れるようになったことが、臨床応用への扉を開いた」のだそうな。
「ところで64列CTとは、X線を感知する検出器を64列備えたCTのことである。数多くの検出器を並べたことで、短時間でより広い範囲の撮影が可能になり、呼吸や心拍動の影響が受けやすい心臓でも、短い息止めで撮影できるようになった」そうな。
さらに、CTは侵襲性の面でもメリットが大きい。
造影剤を注入して冠動脈の狭窄を判定する血管造影検査(coronary angiography:CAG)は、カテーテルを心臓まで通すために侵襲性が高い。一方、CTで必要な処置はβ遮断薬投与による心拍の安定と造影剤の注入程度なので、カテーテル検査より低侵襲なのである。
さらに、2007年に登場した320列CTは心臓をより短時間で撮影できるため、不整脈患者の撮影さえも可能となった。イヤハヤ診断技術の進歩には驚きである。
 とマァ、CTについての乏しい知識で概略を示したわけであるが、診断結果は概ね正常所見であり『冠動脈の狭小化は認めず冠動脈の主要動脈に著変は認めない、肺野に異常所見はなく撮像範囲内の腹部諸臓器に特記すべき異常は指摘できません』であった。
総括で『日常もっと運動をするように』との指導がある、そうだなぁ運動らしきことは皆無だものなぁ。
CABINのパッケージに「喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます」と記載されているのは重々承知で今日も一服。ハテサテ……!。

春が近いぞ チビよ

2009-03-14 10:36:53 | ワン子の名前は、チビ
朝夕はまだまだ寒い庭先に“蕗の薹”を見つけました。
ワシが生まれた秋田では、未だ雪の残るあぜ道に蕗の薹をみると春の足音が聴こえて来るような気がしたものです。
そう言えば、高等学校のクラブ活動で所属していた生物部の部誌の名前が「ばっけ」と言いましたナァ。「ばっけ」とは、フキノトウの方言なのですナァ。広島で、雪国の春の景色をチラと思い出してみたりして。
チビよ、春は近いぞ!。