Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

私もまた 旅途上

2010-05-18 06:09:04 | のんびり歩いて
小椋 佳コンサートツアー2010 (広島市文化交流会館 )を懐かしく楽しんできました。
“ 邂逅 KAIKO 歌創り40年、旅途上 ”と言うタイトルで 今年の1月のNHKホールから9月末までの全国ツアーで 広島会場は満席でした 比較的と言うよりも殆ど高年齢の観客層である オジサン オバサンがいっぱいです。もっとも 私もまた 高年齢であり 小椋 佳さんも若くはない。久々の小椋 佳さん 背中がやや丸くなり 歩行もややヨチヨチと なんだか悲しくなります ファイナルコンサートかも知れませんなぁ。
“しおさいの詩” “さらば青春” “木戸をあけて~家出をする少年がその母親に捧げる歌~”が続くと 早くもジィ~ンと 懐かしさが込み上げてきましたなぁ。
40年前の 最初の NHKホールでのコンサートを収録した“遠ざかる風景”のCDは 未だに大事に持っているのです 未だ 大学生の頃でしたでしょうか 記憶が怪しいのは脳細胞が1日に10~20万個も流出しているのだから苦労しますよ 完全にオジサンの昔話である ところで“渡良瀬逍遥”の本は 引越しを重ねて紛失したのが惜しい。
小椋 佳さんも 1944年生まれのB型である 同い年だからフアンと言うわけではないが 「感性」に親しみを感じているのです。それにしても 現役で全国コンサートツアーを続けられるのは凄いことである しかもカッコ良く。頑張ってください 1944年生まれなのだから。3時間のステージ まだまだ頑張れますよ。
そういえば 椎名 誠さんも 1944年生まれです 好きな作家なのです。

憧れのイタリア “余話”

2010-05-17 05:04:08 | ゆるゆる旅日記
続編と言うか 余話です。
 千葉から広島に転居して まぁ年齢などをも考慮して 少しのんびりと まぁボチボチとやろうか と思っていたのが正直なところ。
しかしまぁ 世の中そんなに甘くはありません 高齢者医療とは言っても昨今の不況不景気の波は病院経営も圧迫されてきており その余波は大きくなにかと忙しい日々が続きます。
大胆な気分転換をも図り 海外脱出! と決定?。
 昨年は 凋落著しいとは言え世界の中心“ニューヨーク”を見てやりましょう と用意万端 それがまぁ 新型インフルエンザ で悩みに悩みぬいてキャンセルを余儀なくされ 高い保険料を払ったものでした キャンセル料は30%以上。
 ところが 今年は アイスランドの火山の大噴火で 噴煙がヨーロッパの空港を全滅させてしまいました。決行の連絡は数日前 なにしろかなり身勝手(?)な年休をゲットしたのですから 関空を飛び立った瞬間は 思わず笑みが。
 関空~フランクフルトは往復 Cクラスで 食事はジャパニーズスタイルを選びましたが懐石料理風でなかなかでした。大学で独語は習ったとは言うものの 怪しい限りでしたが 日本人CAがおりましたのでヤレヤレ 快適。往路は北回りですから ロシアの大氷原が延々と続きます。
 どのガイドブックにも そして添乗員も いずれの現地ガイドも “スリさん”には充分に注意しなさい と繰り返す。そうはいっても どうすればいいのか 第一どの人が“スリさん”なのか。
それがまぁ 白昼 ローマのホテルのすぐ近くの路上で 突然 若い3人のネェチャンに囲まれて 金品を強奪されそうに 『コラァー!』と言ったか『オンドレァー!』と言ったか『日本男児をなんと心得るかー!』と言ったか忘れましたが大声で叱責したところ 諦めてスゴスゴ退散。でも怖い眼で睨んでおりましたが 最近はジプシーも 普通の人との区別がないのです。
 出発当日 新婚さん2人が パスポートを忘れて 同乗出来ないと言うハプニングが。海外ではパスポートは 命の次に大事ですよ ハイハイ百も承知。ところが なんと ローマのスペイン広場近辺のブランド品のブティックで 素敵なネクタイをゲット さて支払を のとき【命の次】が無いことに気がついたんです 近年久々に青くなりました。
とにかくホテルに取って帰り カボチャ頭を整理 あぁそう言えば パスポートは肌身離さずリュックに入れて背負っていたのに フレンツェで買い求めた小さなショルダーバックに貴重品を移し変えたんだっけ ホテルの机上にポツンとありましたよ あの小さいバックが。
そうです 新婚さんを馬鹿にした罰でした。うすらボケ頭をジィ~とみているパートナーの眼が 決して誉めてはいないのでした。(注:うすらボケ頭とは 私のことです 念のため)

自分にご褒美 憧れのイタリア

2010-05-16 15:29:11 | ゆるゆる旅日記
 ここのところ雑務が多くて辟易していたこともあるが ゴールデンウィークは年休を取り入れて“脱出”を敢行。
《 魅力の4都市をめぐる 想い出のイタリア8 》 のツアーで憧れのイタリアである。
関西空港の日航ホテルで前泊 4月29日10:00ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)741便でフランクフルト乗り継ぎで リテーナ空港・ミラノ着 イタリアへ入る。
MICHELANGELOホテル泊 いやぁ~、やはり疲れましたよ お風呂は明朝に。
4月30日 ミラノ市内観光 ドゥオモの屋上展望台 の景観は『いよいよイタリアに来たんだなぁ~』と。スフォルツェスコ城中庭を散策する ガイドが「スリさんに気をつけて…!」としきりに言う 言葉の重大さに後になって実感することになるとは。
スカラ座の博物館を見学 舞台稽古を見ましたが観客として来なくては。
午後 ベネチアへ バスで276kmの移動 ベネチアでは水上バスでSATURNIA & INTERNATIONALホテル泊 クラシックな造りで一昔前の映画の世界 フロントは陽気なオジサンで また『いよいよイタリアにきたんだなぁ~』。
5月1日 ベネチア市内観光 サンマルコ寺院 ドゥカーレ宮 ため息の橋 サンマルコ広場でTシャツを求める 日中は暑いのです。ベネチアングラス工房でネックレスを求める 自分のです 申し訳なく妻にも。
お決まりのゴンドラ遊覧は 水上生活の知恵を垣間見たでしょうか、イカ墨のパスタを食べて バスでフィレンツェへ移動 262km。車窓の田舎風景が目に優しいですなぁ。屋外の広告看板が一つもないのです。
STARHOTELS MICHELANGELO泊 連泊なのです。
5月2日 フィレンツェの市内観光 まる4時間以上は徒歩で。
2階建ての ベッキオ橋 の辺りで小雨模様に 折りたたみの傘が役に立ちました。
フェラガモの本店を覗く と言っても 休日のため未だ開店していないようでした。フィレンツェは 京都と姉妹都市なのだそうである 京都よりもずぅ~としっとりとした佇まいでしょう。
ウフィッツィ美術館 圧巻でしたよ 『ありましたよ 本物が!』サンドロ・ボッティチェッリの ヴィーナス誕生(1484年) そして レオナルド・ダ・ヴィンチの 受胎告知(1475-1480) 本物ですよぉ、 やはりダ・ヴィンチの 東方三博士の礼拝(1481年) これは幼稚園の学芸会の演目のテーマであったことを懐かしく思い出しました。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオの ウルビーノのヴィーナス(1583年)も感動もの。
カラヴァジョの バッカス(1596-1600年)は酒の神様として必見 としました。
崇高な大伽藍を連ねる ドゥオモ(花の聖母マリアの教会)はゴシック建築の壮麗そのものである 150年費やした大聖堂の建築、「ア、後ろの人 スリに気をつけてくださいよ」とガイドが言う 油断も隙もないのだが スリを識別できるのだろうか。
ミケランジェロ広場では ダビテの像 アルノ川を隔てて花の都を一望する。
革製品工房に立ちより休憩 小さいショルダーバックを求める。
昼食はなぜか 中華料理 あぁ醤油味が懐かしくも優しく胃袋に浸透しましたよ。
午後は ピサの斜塔 観光へ 雨がひどくなりましたが敢行。
晴れていたら いいところでした ドゥオモ も 洗礼場も歴史を感じました。
ところで 本当に傾いているんですなぁ斜塔は。
5月3日 午前中にバスで ローマへ移動する 285km。
午後はローマ市内観光 サンピエトロ大聖堂 ミケランジェロ24歳の作品 ピエタ像があります。死せるキリストを腕に抱いて悲嘆にくれる聖母マリア 大理石の一塊の石材。
コロッセオ は6万人もの観客を収容できたそうな 血なまぐさい死闘に皇帝から貧民までが熱狂したと言うから どうなんでしょうか人権擁護の立場の人たちは。
トレビの泉 や スペイン広場は人でごった返している。
SOFITEL ROME VILLA BORGHESEホテルで連泊です。
5月4日 ヴァチカン市国 このために来たと言っても過言ではありません。
“もっとも大きな精神世界の中心に位置する世界最小の国家”44ヘクタールしかありません。
ヴァチカン美術館 ラファロの間 アテネの学堂 そしてミケランジェロの 最後の審判 あまりにも壮大で言葉がありませんでした。 ミケランジェロが12年の歳月をかけた 天井画の アダムの創造 イヤハヤ。
ベルヴェデーレのアポロン トロイの木馬の神話が題材の ラオコーン などカメラを覗きっぱなしでした。
午後は ローマ三越 でお買いもの。
5月5日 ローマのフィウミチーノ空港 10:10 ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)3841フランクフルト乗り継ぎで 5月6日08:20関西国際空港に定刻に帰着。

5月の 私の本棚

2010-05-10 13:55:06 | 私の本棚
北の旅 なつかしい風にむかって  椎名 誠  PHP研究所  10/05/28
蕎麦屋でスペイン・バル スペイン長期滞在事典  吉田正三郎  文芸社  10/05/15
美味しい店 関西の蕎麦101軒  大人組編集部  プラネットジアーズ  06/10/31
美味しい店 関西の蕎麦101軒 Vol.2  大人組編集部  プラネットジアース  10/02/22
にっぽん「食謎」紀行  伊丹由宇  ワニブックス【PLUS】新書  10/04/25
ワインの力 ポリフェノール・延命力の秘密  濱野吉秀  飛鳥新社  10/04/28
テキサス親父演説集  トニー・マラーノ  飛鳥新社  10/04/28
希望の国日本 九人の政治家と真剣勝負  小林よしのり  飛鳥新社  10/05/10
愛煙家通信No.1  喫煙文化研究会  WAC  10/03/31
「日本の歴史」⑤明治篇 世界史に躍り出た日本  渡部昇一  WAC  10/05/21
葬られた王朝 古代出雲の謎を解く  梅原 猛  新潮社  10/04/25