Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

やっと行けました 知覧へ

2010-10-11 08:42:06 | ゆるゆる旅日記
どうにか朝夕は秋の冷気を感じられるようになりました
 第25回日本更年期医学会学術総会が今年は鹿児島で開催 広島から飛行機でちょうど一時間と言う近距離でもあることから出掛けましょうと 実は更年期医学会認定医でもあることから“単位”の獲得でもありましたでしょうか
しかしその実は 若年の頃からどうしても行ってみたい 実際に眼で確かめてみたい「知覧」を訪れることが目的でもありました
昭和19年秋 太平洋戦争で圧倒的劣勢を強いられていた日本軍は 戦闘機に250キロの爆弾を搭載して敵艦に体当たりをする特別攻撃隊を編成 本来なら未来を担うべき若者たちの尊い命が多数失われていった
そうなのです 昭和19年は 私が生まれた年に である
城山観光ホテルが今回の学会の会場 お目当てのランチョンセミナーに参加して その後はいそいそと「知覧」へ向かいました ホテルでチャーターしてもらった観光タクシーの運転手のおとっつあんがなかなかの芸人で巧みなガイドで道々感動させてくれるのにはまいりましたが 想い出にはなりましたなぁ
 知覧特攻平和会館と 知覧島津の旧い武家屋敷と 知覧茶の畑のひっそりとした知覧の街に入ると 特攻おばさん鳥濱トメさんの富屋食堂が在りました 当時のものとは異なっているとは言えリアルティに愕然とする そうなのでした本当に有ったのです
染井吉野の桜並木と1,036柱の献灯の燈篭が並ぶ路を歩くと この地を訪ねて落涙したと言う当時の内閣総理大臣小泉純一郎の筆による石碑があった 彼は何に感涙したのであろうか



書物による伝聞しかなかった知識が映像で飛び込んでくるのは刺激的である。
映画では 高倉健と降旗康男監督 木村大作カメラの【ホタル】 そして脚本と製作総指揮が石原慎太郎 監督新条卓の【俺は、君のためにこそ死ににいく】鳥濱トメ役には石原氏の強烈なラブコールを受けた 女優・岸恵子が扮している。実はどちらも観ておりませんでした どうにか入手しなくては。
「特攻隊は日本の勝利のために凛々しく決然と命を捨てました それでこういうことが二度とあってはいけないのです」と言う鳥濱トメさんのとってつけたような二段論法は今こそ 不自然な飛躍のない説得力があるのではあるまいか。
 帰るなき  機をあやつりて  
 征きしはや  開聞よ 母よ  
 さらばさらばと    ~ 鶴田正義
さぁ 知覧茶をお土産にホテルに戻りましょうか

虹の橋 は未だ遠い

2010-10-10 16:35:46 | ワン子の名前は、チビ
あれから10ヶ月 昨日は CHIBIの夢を見た
 ペットロス症候群と言う精神疾患があると言う 症候群 ≒ 病気 ≒ 疾患 であり症状は多岐に渡るとされる
その精神症状は ペットの声や姿が一瞬現れた気がする錯覚 幻視・幻聴などの幻覚や 「今に帰ってくるのではないか」と言う妄想など
ちゃんとペットの死を悲しむことで心の整理をつけることが大切である このことをフロイトは【悲哀の仕事】と言っている
 そして「 虹の橋 」と言う詩が 原作者不詳のまま たくさんの動物のサイトに伝わっている物語がある
原文は英語で それが世界中の共感を持った人たちによって様々な国語に翻訳されて ネット通じて世界中に伝わっているのである
詩は一部と二部で構成されており 大筋は:
 『 天国の少し手前にある「 虹の橋 」と呼ばれているところで 動物たちは暖かくしあわせに暮らしているそうである 病気だった子も年老いた子も元気を取り戻し まるで過ぎた日の夢のように ただひとつだけの不満は 自分にとって特別な誰かさんを残してきたこと 誰かさんがここにいない寂しさのこと ~ しかしある時 遠くに誰かさんの姿を見つけ 喜びにうち震え全力で速く速く飛ぶように駆けていき再会の喜びに固く抱き合います 誰かさんは信頼にあふれる友の瞳をもういちど覗き込むのです 誰かさんの人生から長い間失われていたけれど 誰かさんの心からいちにちも消えたことのなかったその瞳を そしてもう二度と離れたりはしないのです そして一緒に「虹の橋」を渡っていくのです……… 』
そうだったんです!Rainbow Bridge「 虹の橋 」!
でも「 虹の橋 」を訪ねて行くのは 未だもう少し先のことなのですよ 私は まだもう少し自信を持って生きていけるのでしょう
ペットロス症候群が 病気 だとするならば 健康を自負しているとは言え66歳の誰かさんのこの病気は治癒することはないのだろうと

10月の 私の本棚 (10月に購入した書籍 DVD CDなど)

2010-10-02 06:38:37 | 私の本棚
風流 江戸の蕎麦 食う、描く、詠む  鈴木健一  中公新書  10/09/25
再生 目が見えず、耳も聴こえない  石原慎太郎  文芸春秋  10/09/15
孤舟 定年退職して始まる本当の孤独!  渡辺淳一  集英社  10/09/30
信長の棺  加藤 廣  日本経済新聞社  05/05/24
女は原石なのよ 30代からの女磨き  大田垣晴子  文芸春秋  10/08/30
オトナのアソビ  大田垣晴子  メディアファクトリー  07/01/25
おとぎのかけら  千早 茜  集英社  10/08/30
シルクロード鉄道見聞録 ヴァチカンから奈良まで全踏破  芦原 伸  講談社  10/10/05
トントンな日々 なんでもない日だけど。  小泉吉宏  幻冬舎  10/09/10
新編 知覧特別攻撃隊  高岡 修  ジャプラン  09/08/01
華のときは悲しみのとき 知覧特攻おばさん鳥浜トメ物語  相星雅子  高城書房  92/05/28
ホタル帰る 特攻隊員と母トメと娘礼子  赤羽礼子 石井 宏  草思社  01/05/28
アラブの大富豪  前田高行  新潮新書  08/02/20
医師がすすめる50歳からの肉体改造  幻冬舎ルネッサンス新書  10/06/25
絶倫食 立ちどころに効きそう!?  小泉武夫  新潮社  10/08/25
「日本の歴史」➂戦国篇 戦乱と文化の興隆  渡部昇一  WAC  10/10/05
無知との遭遇  落合信彦  小学館101新書  10/10/06
ブッダの教えがよくわかる  ひろ さちや  日文新書  10/09/30

DVD お葬式  伊丹十三監督  ジェネオンエンタテインメント
DVD 第9地区  ニール・ブロムカンブ監督  ワーナー・ホーム・ビデオ
CD 山口百恵ベストコレクション  ソニーミュージックエンタテイメント
CD 輝けるディーヴァ ベスト・オブ・サラ・ブライトマン  東芝EMI