Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

転身だったのかしら、変身だったのかしら

2009-04-25 07:29:52 | のんびり歩いて
つい先日、知友の超多忙なそして優秀な司法書士(女性)さんから葉書をいただきました。
 『先日、10年間迷子になった末配達された春の便りが届けられました。
どうして?……はさておき、そこにあった「年を重ねる毎に自分の非力無力無知無能に気付く…」という 未だにそのとおりである文章が胸をつきます。
 さて、還暦記念は「出雲大社参りと比叡山僧修行体験」の一人旅、還暦同窓会・ゆっくり親孝行 を含む40日程の長期休暇でした。
今後の目標は、同様の休暇を含む仕事の継続と、母の老いを援護しながらの自分達の老後への準備…といったところでしょうか。
 あざやかに転身をなさった先生のおたよりは、とても楽しみです。
今年もお元気で!!
春のお便りです。』
小職より年少の、しかししっかりしたプロフェッショナルなのです。
転身ですが、変身しなければ、思うこの春なのです。

4月の 私の本棚

2009-04-14 19:00:13 | 私の本棚
フィンランド豊かさのメソッド 堀内都喜子 集英社新書 2008/07/22
ショージ君のサラ專新聞 東海林さだお 講談社 2007/02/28
「蕎麦、そば、ソバ」の楽しき人生 永山康寛 小学館101新書 009/04/06
アトムBOOK 講談社 講談社 2009/02/02
高橋邦弘名人蕎麦打ち道場 高橋邦弘 明治書院 2009/04/10
極北クレイマー 海堂 尊 朝日新敏出版 2009/04/30
もう一杯!! 大竹 聡 産業編集センター 2008/12/18
地団駄は島根で踏め わぐりたかし 光文社新書 2009/03/20
奇跡の脳 ジル・ボルト・テイラー 新潮社 2009/02/25
東京見便録 斎藤政喜 文芸春秋 2009/03/15
生き方 稲盛和夫 サンマーク出版 2004/08/10
東京の流儀 福田和也 光文社 08/11/25
人生に生きる価値はない 中島義道 新潮社 09/02/20
三匹のおっさん  有川 浩  文芸春秋  2009/03/15

春の京都で、“日本”を見た

2009-04-13 06:42:31 | ゆるゆる旅日記
京都は春の学会に出掛けて来ました。今回は「出張扱い」、と言うことでしたが折角の京都探訪ですので感動を得たいものと大津まで足を伸ばしました。
平安神宮~金戒光明寺~真如堂~比叡山~近江神宮~三井寺、と桜咲き乱れる観光シーズンのなか穴場を廻ったことがよかったようです。
翌日は学会会場に赴き、早々に(?)清水寺から南禅寺に向かい「順正」で湯豆腐。
 法然に少しばかり関心があることから、浄土宗七大本山の一つである「くろ谷 金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」は桜いっそう色濃く見えました。
くろ谷の地は、法然上人四十三歳の承安5(1175)年、比叡山の修業を終えてこの地で念仏をされた時紫雲全山にたなびき、光明があたりを照らしたことから浄土宗最初の念仏道場を開かれた場所である。今回もウ~ムと感心して参拝。
 比叡山を車がどんどん登って行くと気温の違いがわかります。桜はまだ蕾でした。
比叡山延暦寺は、今から凡そ1200年前に伝教大師最澄上人が都の東北である鬼門を護り、万人豊楽を祈って根本中堂に不滅の法灯を掲げ、以来幾万の高徳名僧が三塔(東塔、西塔、横川)十六谷の三千の堂舎に籠って修行を重ねてこられた霊山であるとされる。
就中、法然上人、親鸞上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮上人、真盛上人、智証大師、良忍上人等の各宗派を開いた宗教的偉人が続々輩出された我が国仏教の根本の道場とされる。
日本仏教の“メッカ”なのですな。
ウ~ム、日本人は一度は根本中堂を参拝されたし、と思いました。
一日かけて全山を探索する機会を持ちたいものです。悟りは開けないにしても、日本人とは何だろうくらいは感じることが出来るであろう、と。

感涙!です……ついに行って来ました“達磨”へ

2009-04-12 08:12:18 | 蕎麦道中
それは思いがけない出来事でもありました、と言うのも生来出不精なせいもあり未だに広島の地理に疎く退屈な時間を持て余しているのを見かねた知友夫妻が、近郊の「ウッドワン美術館」へのドライブに誘ってくれたことが始まりでした。春の蔵出しベストコレクション展で岸田劉生「毛糸肩掛せる麗子肖像」、ルノワール「婦人習作」「花かごを持つ女」、ファン・ゴッホ「農婦」の鑑賞であり、どうしてこんな田舎にこれらの名作があるのか不思議でもありました。
折角遠出したのだから日本一の蕎麦打ち名人のところで昼食を、と言われたときには驚きました。なんと憧れの“蕎麦大好き人間の憧れのメッカ”の「達磨」へ行ってきたのですよぉ~。
“達磨”の高橋邦弘氏は、1944年新潟生まれ。1972年「一茶庵」で知られる蕎麦打ち名人の片倉康雄氏の蕎麦教室を受講したことがきっかけで蕎麦打ちの道を志す。1975年東京・南長崎に蕎麦屋「翁」を開く。自家製粉を求めて転居、2001年山梨「翁」を弟子に譲り、広島・豊平に移り「達磨」で蕎麦打ちに専念。
我が家から車で約2時間の山奥である。看板はないのでたどり着くまでが不安ですがのぉ~んびりした風情の良い環境に位置しております。品書きはなく“もりそば”のみ。2枚いただきました。
ところで『肝心の味はどうだったのかい』と聴いてくださるな、憧れの蕎麦をいただいたのですから暫く余韻を楽しみたいのです。
たかが蕎麦、されど蕎麦、です。