Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

恋しや 癒しの “ Weizen ”

2011-05-30 10:53:29 | ゆるゆる旅日記
今年の冬は寒かった
昨夏は猛暑でヘロヘロしたことを忘れてしまう程の厳冬であったと思う
やがて曖昧な春がやって来て のほほんとしていたら もう初夏である
着衣はすっかり薄手または半袖になった
こうなれば ビールである!
思考が短絡的過ぎるのですがそう思うのです 思ってしまうのです!
と言うのも この春のGWに独逸を観光し 【 城壁の街 】まさに“ 中世の宝石 ”であるRothenburgの宿泊したホテルで夕食の際に飲んだ“ 白ビール ”の味が未だに忘れられないでいるからである
すぐさまお代わりを所望してしまいました
 白ビールとは 小麦を多くの割合で使用して醸造したビールを言います
白ビールにはまた大麦麦芽をも使用し 通常は上面発酵である
独逸の白ビールは ドイツ西部(バーデン=ヴュルテンベルク州)及び北部でヴァイツェン(小麦)と呼ばれ バイエルン州でヴァイスビアまたはヴァイス(白ビールまたは白)と呼ばれております
ヘーフェヴァイツェン(Hefeweizen ヘーフはドイツ語で酵母を意味する)は 濾過していない白ビールの名前であり クリスタルヴァイツェン(Kristallweizen)は濾過した小麦ビールなのだと言う
 ところでヴァイツェンWeizenである
南ドイツ地方で造られている白ビールのことを指し ほのかなフルーティな香りを持ち ホップの苦味が比較的少ないのが特徴です
したがって 飲みやすいけれど味がある 濃厚な迫力がある
白ビールは通常500mlを背の高いタンブラー型グラスに注いで供されます
あぁ~もう駄目です 喉がカラカラになり手が出てくるようです
残念ながら近郊で白ビールを出してくれる酒場が未だ見つからないのは困ったことなのです
       ドイツのヴァスビア

趣味と「酒盛り」考

2011-05-22 02:53:17 | のんびり歩いて
『 貴方の趣味はなんですか? 』と聴かれるのがいちばん辛い
もう人生もだいぶ長くやってきたので 趣味と言えるものがひとつやふたつあってもなんら可笑しくないのだろう
しかしまぁ “ 無趣味が趣味 ”のようなものだから困ってしまう
「 散歩と読書 」です などとやや気取って言ってみても 私の読書は“ 乱読 ”と“ 積ん読 ”で血となり肉となっているとは言い難い
散歩と言ってみてもウロウロ彷徨する“ 小さな旅 ”を気取るのがせいぜいで“ 徘徊 ”に近くなってしまう恐れがあろうか
しかしまぁ 毎日切れ目なく続けているもがあるとすれば 「 酒 」つまり“ お酒を飲むこと ”であろう 毎日である よほどの体調不良の場合でも“ 欠勤 ”はない
これは趣味とは到底言えるものではないので 心地よい飲酒を交えての或いは楽しい飲酒に関連したささやかな趣味と言えるものを探し出そうとしているのだが未だ見つからない
急がないと 肝機能とコレステロール系と尿酸の検査値が不安状態なのです
 ところで 困ったことに飲酒を伴う会合つまりは“ 宴会 ”“ 飲み会 ”ですな
少量の飲酒により人一倍に精神が高揚する傾向があるのです
職場では もっとも年長であり しかも若いひとが多いことから 『 宴席では ぜぇ~ったいに昔話をするな! 』と家人に出かける度に釘を刺されて久しい
昨夕 勤務先の職場の新人歓迎会があった 抜けそうになる釘を意識したせいか あんまり失言はなく飲めたようである
 もともと同業の関係者とつるむ宴席は嫌いである 出来れば避けたい どうしても話題が狭小になることが多いからである
私の宴席 つまり「 酒盛り 」は圧倒的に男どもとが多い
そのなかの年寄りが ( ワ シのことか? ) 若いひとに“ 昔話 ”をするのはやはり如何なものかと思うのです
と言うのもどうしても自慢話になってしまうからだ
男は歳をとるとどうして自分の自慢になるのだろうか
それもつまらない手柄話みたいなものであることが多い しかも同じことを何度も言うのだから閉口するのだ
まぁ心優しい若者は どうしようもない話を聴いてあげている 感心するなぁ
酒盛りで 悪口を含めたヒトの噂話で盛り上がるのは 一瞬は面白いこともあるけれども虚しい限りなのです
 今宵は独り酒です 趣味探しの路は遠いなぁ と…

5月の 私の本棚 (5月に購入した書籍 DVD CD等)

2011-05-19 03:13:51 | 私の本棚
ごっくん青空  椎名 誠  文芸春秋  11/05/15
活字のサーカス 面白本大追跡 アンコール復刊  椎名 誠  岩波新書  87/10/20
花がないのに花見かな  東海林さだお  文芸春秋  11/04/25
ナニワ・モンスター  海堂 尊  新潮社  11/04/20
四つ話のクローバー  水野敬也  文響社  11/04/25
抗がん剤は効かない  近藤 誠  文芸春秋  11/05/15
日本人の誇り  藤原正彦  文春新書  11/04/20
先送りできない日本 “第二の焼け跡”からの再出発  池上 彰  角川oneテーマ21  11/05/10
飽きる力  河本英夫  NHK出版生活人新書  10/10/10
人はひとりで死ぬ  島田浩巳  NHK出版新書  11/01/10
死なない病気 あとの祭り  渡辺淳一  新潮社  11/03/25
復讐したい  山田悠介  幻冬舎  11/04/20
図解古事記と日本書紀  森村宗冬  新人物往来社  11/04/29
そばもん6  山本おさむ  小学館  11/05/03

ヨーロッパ駆け廻り8日間 ~ そのⅢ landing

2011-05-18 06:21:13 | ゆるゆる旅日記
☆5月4日(水曜日)
09:00 Parisの観光に出掛けます
ノートルダム寺院・コンコルド広場・凱旋門などを垣間見て フランス革命100周年を記念した1889年のパリ万博のために建設された観光の定番であるエッフェル塔を背景に写真撮影を
そのまま旅前の目的のひとつである美術品の宝庫の世界三大ミュージアムのひとつとして名高い【 ルーブル美術館 】へ行きます
どういうルールになっているのか早朝だと言うのに長蛇の列にもかかわらず別枠でスルリと入館できた まぁよいか
時間がなくてもこれだけはチェック! ありました「ミロのヴィーナス」 「サモトラケのニケ」ウゥ~ムと唸ってみる
名画レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」は人垣で覘くこともできず
中国人観光客のおばさん軍団にわぁわぁ押されて 日本軍団はどこでもタジタジですなぁ でも「モナ・リザ」は以前に日本でチラリと観たからよいのです
私には ダヴィツドの「ナポレオン1世の戴冠」 それと1830年革命を描いたドラクロアの大作「民衆を導く自由の女神」が眼に焼きつきました ジャンヌダルクもおりました
昼食は 市内のレストランで名物エスカルゴでした 私はエスカルゴが大好きなのですが少しジューシーさに欠けるのではないかと思いました
午後は これも旅前の目的のひとつである世界遺産【 ベルサイユ宮殿 】へ
「朕は国家なり」と宣言した太陽王ルイ14世やマリーアントワネットが栄華を極めた宮殿は その内外ともに聞きしに勝る豪華絢爛でした
クリスタルのシャンデリアが輝く「鏡の間」の廻廊は圧巻です
午前のルーブル美術館と同じフランス人の女性ガイドでしたが 日本語の正確なことには感嘆です 見習いなさいな日本人の若者は
宮殿は落ち着いた雰囲気のベルサイユの街にあります
ホテルに戻り 夕食後は世界遺産の【 セーヌ河 】クルーズです
両岸の歴史的な建造物のライトアップが絵になっております それにしてもこちらの若者は陽気ですなぁ 船が行き違うたびにお互いが手を振って腰を振り振り歓声をあげる
ふと見上げるとエッフェル塔が点灯されており船内にはシャンソンが流れます パリの街に来ていることを実感
23:00ホテル着 旅程も終盤です ツァーコンダクターのF氏をつかまえてロビーのBarでビールを飲む

☆5月5日(木曜日)
ホテルの朝食 ゆっくりとテラスで食べることにする
旅行中にパキスタンで隠れていたビンラビンが米軍の特殊部隊に射殺されたニュースは知っていたのですが 折しもパキスタンの要人がフランスに来ていることから街角にはフランス軍の兵士が銃を抱えてパトロールしている 世界はまだ不穏なのです
MU-554 13:40 定刻にParisより空路 いよいよ帰国の旅です
飛行時間は11時間20分 機中泊 また食事が2回でました

☆5月6日(金曜日)
07:00 上海着
上海市内の観光 ややのせられてしまい中国のお茶を何種類かを求める コレステロールを下げさらには体調優れる由
足つぼマッサージはさほど疲労は取れず
MU-293 17:30 上海発 1時間40分の飛行時間で20:10広島空港着
往路復路とも広島空港としたため 上海での乗り継ぎ時間を要し中国では出入国してしまいましたがこれはこれで面白かったのでしょう
いやぁ~ やっと着きましたよぉ広島空港です ここまで来れば地元同然 地元発着の良さですねぇ
明日からは週末です ゆっくり休めるのです 明日のビールは美味いだろうなぁ と思いつつ先ずは熟睡することに
……… 駆け足で 「 Germany・Switzerland・France 」 +α トランジットの都合で立ち寄った上海の ほんの触りを覗いた 少なくともおじさんには少々(いや いっぱい)厳しい旅程でしたが くたくたになりつつもまた行きたいと思うのが旅の魅力なのかも知れません
愚妹の弁です 『未だ冥土への土産をいっぱい背負いこもうとしているのですね』 と             
そうです まだまだ見聞すべき世界がたくさん有るのです
  

ヨーロッパ駆け廻り日記 ~ そのⅡ

2011-05-17 04:41:55 | ゆるゆる旅日記
☆5月2日(月曜日)
朝食後8:30バスで Hohenschwangauへ走る
白亜の美城と名高い【 ノイシュバンシュタイン城 Neuschwanstein u. Hochenschwangau 】は 新白鳥城とも称され断崖の上であるため建築には困難を極め17年をも費やしたそうである
城の名前はワーグナーのオペラ「ローエングリン」の白鳥伝説に由来しており城内はオペラの場面を描いた壁画で埋め尽くされている
まさしく王ルードヴィヒ2世の夢を現実化した豪華絢爛の内装でした 重さ900kgのシャンデリアが眩しい「王座の大広間」は未完のまま終わったのだそうな もっとも王はわずか100日あまり滞在しただけで シュタルンベルク湖で謎の死をとげた と日本語の音声ガイドが説明している
子どもの頃に絵本のなかで見たような不思議な懐かしさを感じたものでした
ディズニーランドの「シンデレラ城」のモデルになったと言う夢の城 おとぎの世界がありました
見上げれば青空高く ハンググライダーの赤 黄 緑 の浮揚が あぁいいなぁ
午後は スイスアルプスのリゾート都市であるInterlakenへ
21:00ホテルCITY OBERLAND着 遅い夕食はフォークロアディナーショウと称してヨーデルを聴きながらのチーズフォンデでした まぁ観光地ですから
  
マリエン橋(高さ92m)からノイシュヴァンシュタインが一望

☆5月3日(火曜日)
7:45ホテルを出発
グリンデルワルトから 登山電車に乗って 世界遺産の【 JUNGFRAU 】観光です
Grindelwaldからのアプト式の登山電車は急勾配をぐぅ~んぐぅ~んと登り 途中駅のKleine Scheideggで別の登山電車に乗り換える頃には なんと雪が降り出しました
標高3,454mのヨーロッパで最も高い位置に在るJungfraujoch駅に到着
麓で注意があったように軽い高山病であることを自覚できました 足元が不安定です
わぉ~気持が悪いです
007ジェームスボンドになりきって 氷の宮殿 に向うもリタイアでした
外界は吹雪です 絶景はゼロ なんてこった!
それでも下山の登山電車の車窓からは氷河を観ることができました 高山植物の小さな花がチラホラと 夏も素敵でしょう
昼食は アルペンマカロニ
今度は国際都市であるGeneve駅へ向かいます
ここで他の日本人観光客がスリにあった現場を目撃 スニィーカーの若者のスリさん(?)は脱兎のごとく駆け抜けて行きましたが 追いかける被害者(?)数人はとても追いつかないでしょう
思わず懐中と手荷物を確認するのでした
19:17 フランス新幹線TGVでParis Franceに向かいます 
夕食は 車中でなんと「 幕の内弁当 」が配られる 満腹感と疲労寝不足のせいか熟睡
気が付いたら22:49 Paris着 深夜の駅構内を小走りでバスに乗り込みホテルCROWNE PLAZA REPUBLIQUEに やれやれ既に真夜中ですよぉ 2連泊になるから我慢しましょうと
あぁ急がし急がし
まずは お休みなさい

ヨーロッパ駆け廻り日記~そのⅠ

2011-05-16 10:18:05 | ゆるゆる旅日記
GWは あまり労せずにやり繰りが出来(本人がそのように思っているだけかも)初めての大型連休をいただきました(勝手にいただいた感が否めないかも)
そこで【おまかせヨーロッパ8間】を駆け巡りました 
これは紀行文と言うよりも日記のためのメモでしょうか

☆4月29日(金曜日)
07時20分 広島空港2階国際線出発ロビーの団体受付カウンターに集合しました
中国東方航空CHINA EASTERN MU-294 9:20 広島空港より空路“上海”へ
飛行時間は1時間50分
上海着後 世界初の実用化のリニアモーターカーで市内に入る
上海市内観光は まずは「上海ヒルズ」へ 「上海還球金融中心展望台」いわゆる「森ビル」です
492m最高展望台としてギネス世界記録に認定されております423mの94F展望台への入場券には4,257,313番目の印字が
その後は 豫園と豫園市場へ「 暑い! 」 こちらはもう夏なのです
夜は西洋風の建造物が立ち並び租界時代の名残が漂う人気スポットである外灘夜景鑑賞を 古き良き時代の面影が残っているようです
ここで一曲 「 上海帰りのリル 」の主題歌(唄・津村 謙)を はたまた「 上海ブルース 」(唄・ディック・ミネ)を いやぁ~おじさんモードでした
MU-219 23:55の深夜便で 上海より空路 いっきにFrankfurtへ
飛行時間は12時間10分 機中泊 ながぁ~いですよぉ

☆4月30日(土曜日)
06時05分 Frankfurt到着
早速バスでライン河沿いの街 Rudesheimへ
通称つぐみ横町Droselgasseの路地がこの街の名物 狭い道の両脇には多くの酒場が密集しており夜にはなかなかの雰囲気だろうと感じた
この街はフルーティーな味わいの白ワイン(リースリング種)の生産でも名高く ワインセラーでワインテスティングを Eisweinと Kabinett とAuslese Trokenを日本宛てに送りました 白ワインが主流なのです 帰国してからのお楽しみですよぉ
ここからライン河ランチクルーズです 1時間半の間に食事なのです
ライン河は世界遺産であり 両岸にはぶどう畑や古城の数々が見える 古城めぐりも良いだろうなぁ
魅惑の美声で人々を惑わす妖精のローレライ伝説 岩山が高さ132mの絶壁をなしている有名な「Loreleiの岩」が近づくと船内には《な~じかはしぃらね~どぉ~心ぉわぁびて~ 昔のつたえはそぞろ身ぃにしむぅ~》のメロディが  出来過ぎですよ でもまぁいいか ハインリッヒ・ハイネですから
午後は バスで世界最古の大学があるHeidelbergへ
ハイデルベルグ城を観光です
その後またバスで 古城街道を走り“中世の宝石”Rothenburgへ 牧草地帯には名も知らぬ黄色の花々がいっぱいです のどかだなぁ
19:00ホテル着 ロマンチック街道でもっとも美しい町Rothenburgの【 城 壁 】の中にあるホテルREICHS-KUECHENMEISTERに泊まる
夜はWEIZENヴァイツェンビールを堪能 お変わりをいただいてしまいました いわゆる「白ビール」です すっかり気に入りました! 帰ったら探してみましょう
PILS(ENER)ピルス(ナー)ビールよりも迫力(?)があります

☆5月1日(日曜日)
早起きしてホテルの周辺を散策 しばらく逗留してみたいところです
朝早いパン屋さんで 二つほど買い求めてみました
8:30朝食後は Rothenburgの市内観光 中世そのままの城壁で囲まれ木組みの家々が並ぶそうですまるで絵のような街です 市庁舎 マルクト広場 ブルク公園へ徒歩でぶらぶらとのぉ~んびりと観光です
赤いレンガ屋根の家々が立ち並ぶ そうなのです【 おとぎの国 】そのものの風景でした
午後はバスでロマンチック街道Die Romantische Stresse( 独逸語なのです もう学習したことを忘れております ) を通りのどかな森の風景に心休ませながらDinkelsbuhiへ
ここには15世紀に建造されたと言う美しい木組みの家々が残っている本物の中世の街並みがありました 決して利便性がよいとは言えない田舎町ですが『 豊かではないかも知れないが幸せそう 』と感じたのは私だけではないのでした
昼食は ソーセージ料理だぁ~!さすが本場だぁ~! と家人の分をも半分頂戴しました ソーセージが大きくて満腹 美味でした
そしてバスでヴィースへ向かい 村の木造のキリスト像が涙を流したと言う奇跡から18世紀の牧場の奇跡で知られる世界遺産のヴィース教会を見学
またバスでロマンチック街道の終点のFussenに
18:00 ホテルEURO PARK着 このホテルの支配人は大の日本贔屓なのだそうですがロビーには東日本大地震への義捐金箱が設置されていたのが印象的でした
夜ご飯は ロールキャベツでした

    リニアの速度計の表示              森ビルです