Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

フィンランドから こんにちは

2012-11-26 09:04:43 | のんびり歩いて

フィンランドから こんにちは

 この数年の“ 流行り ”のひとつとも言えようが ふつうの住宅にクリスマスのイルミネーションが飾られる季節になった
我が家の河向かいの遠戚の家でも道行く人の眼を楽しませてくれている
年々その“お飾り”が増えており 田舎街の一角では眩いほどである
LEDライトの装飾は 高価なものもあり 電気代もままならぬのではないかと他人事の心配をしてみるのだが 季節の風物詩と言えなくもない
 ワシが生まれ育ったA県は北国なので ちょうどクリスマス・イヴの頃から雪が降り始め「 根 雪 」になる
もっぱら屋内のクリスマスツリーを飾ったものでしたが モミの樹の先端を使うため伐採が問題視されていたことがあったのだけれども現在はどうなのであろうか
 そう言えば “ 本家 ”のフィンランドからサンタクロースが中部国際空港に降り立った とのTVの報道である 世界の何処もが不景気なのでサンタの営業活動も大変なのでしょうか
まだ11月だと言うのに

    


11月の 私の本棚

2012-11-22 05:26:13 | 私の本棚

スリジエセンター1991  海堂 尊  講談社  12/10/24
病院ビジネスの闇 過剰医療、不正請求、生活保護制度の悪用  NHK取材班  宝島社新書  12/10/23
医療が日本の主力商品となる  真野俊樹  ディスカヴァー携書  12/09/20
仕事は楽しいかね?  デイル・ドーテン  きこ書房  12/09/03
仕事は楽しいかね?《最終講義》  デイル・ドーテン  きこ書房  12/07/24
枕もとに靴  ああ無情の泥酔日記  北大路公子  寿郎社  12/05/31
最後のおでん  続・ああ無情の泥酔日記  北大路公子  寿郎社  12/05/31
町の忘れもの  なぎら健壱  ちくま新書  12/09/10
日本人が大切にしてきた季節の言葉  復本一郎  青春出版社  08/06/20
そばもん ニッポン蕎麦行脚10  山本おさむ  小学館  12/11/04


我が家の庭で  11月・その2

2012-11-19 07:03:39 | のんびり歩いて

【 ツワブキ 】

ツワブキの ツワブワブキ( 石蕗 艶蕗 ) は ツワブキク科ツワブキ属の多年草である
ツワブキの名は 艶葉蕗(つやばふき) つまり「艶のある葉のフキ」から転じたそうである
沖縄の方言では 「ちぃぱつぱ」と言うとか
生育分布は 本州の福島県・石川県以西から四国 九州 琉球諸島に多い
広島へ転居するまでは知らなかった庭の花なのです
有毒物質のピロリジジンアルカロイドを含有している
 以前 山口県の“ 角島 ”観光に訪れた折にSLと森鴎外そして松下村塾 で知られる “萩 ”と“ 津和野 ”にも立ち寄ったことを思い出します
津和野には 森鴎外の生家があるので探訪しました 代々津和野藩主亀井家のご典医をつとめる森家であったが藩医の嫡男として優秀であったらしい 1872年廃藩置県をきっかけに10歳で父親と上京したのだそうな
ところで “ 津和野 ”は 「 つわぶきの生い茂る野 」をその名の語源にもつのだそうです
遠い昔 山紫水明のこの地に住み着いた人々は 群生する「 つわぶき 」の可憐な花に目をとどめ その清楚で高雅な風情に魅せられ 自分たちの住む里を「 つわぶきの野 」 ……そして 「 つわの 」と呼ぶようになったとか まぁロマンなのです
9,000年前の早期縄文時代から人々が住んでいたことが確認されているのだそうですから きっと本当のことなのでしょう

      

 


遠ざかる記憶を もういちど

2012-11-17 06:15:04 | のんびり歩いて

遠ざかる記憶を もういちど

 久しく会っていなかったM研究所のK女史と広島で再会することができた
どうも曖昧なところがあるのだけれども 1976年(昭和52年)頃に 臨床研究の依頼で来院したK女史と会ったのが最初なのだろうか 場所は研究室だったのだろうか いやぁ違うなぁ
ラテックス粒子による免疫反応が その頃のテーマであった
スタートの記憶は曖昧だけれども その後はM研究所の主任研究員であったH氏とともに多くの学会に関与することができた H氏とはいまだに親交をいただいている
そしてM女子は現在 主任研究員となり いわば室長なのであろう
四国への出張の合間に立ち寄ってくれたことが申し訳ないくらいなのです
記憶がどぉ~んどぉ~ん遠ざかるのが情けない
あれだけ新鮮な感動をなんども共有できたのにもかかわらず
これからは折に触れてメールを出しましょう!手紙を書きましょう!お土産をも送りましょう! 記憶が少しだけでも戻ってきてくれるかも知れないのです
 同行の青年営業担当と3人で 中区薬研堀にある“権兵衛”で「おでん」で乾杯!
大正13年に広島の割烹料理店から始まる云わば老舗のおでん屋で にごり酒を少々飲み過ぎてしまいましたが心地よい酔いで再会を託したのでした


我が家の庭で 11月

2012-11-03 08:02:20 | のんびり歩いて

【 金木犀 】

キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で ギンモクセイの変種
中国南部が原産で江戸時代に渡来したそうである
主に庭木としての観賞用に植えられており 我が家の庭先でも秋になると小さい濃いオレンジ色の花を無数に咲かせて独特の芳香を放つようになります
この香りの成分は β-イオノン リナロール γ- デカラクトン リナロールオキシド CIS -3 - ヘキセノール などがおもなものだそうである
金木犀の花の香りは どちらかと言うと甘いしっかりとした強い香りであることから トイレの芳香剤として1970年代~1990年代の前半頃までに主流として利用されていたことで我々の年代層は それを連想してしまうのだ
 「 でも なんだかなぁ~ 」  「オジサンなんだなぁ~」
それでも金木犀の甘い香りが漂うと 秋が深まることを知らされるのです
金木犀は 秋の季語なのです