Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

2013 7月の 私の本棚

2013-07-26 05:30:27 | 私の本棚

2013  7月の 私の本棚

おれたちを笑うな!わしらは怪しい雑魚釣り隊  椎名 誠  小学館  13/07/02
アフリカで誕生した人類が日本人になるまで  溝口優司  ソフトバンク新書  11/05/25
世界遺産150 一生に一度は行きたい  世界遺産トラベル研究会  宝島社  13/06/28
人生一度の素晴らしい旅  パイ インターナショナル  13/04/18
ワンランク上のオーストラリアの旅  メイプル  集英社  06/10/07
私はワールド・トラベラー  高 すばる  文芸社  13/07/01
そば屋幻庵 其之三 熱闘!蕎麦対決  かどたひろし  リイド社  13/04/30
そばもん ニッポン蕎麦行脚12  山本おさむ  小学館  13/07/03
人間滅亡的人生案内  深沢七郎  河出書房出版  13/07/20
日本霊異記  1chida  メディアファクトリー新書  13/04/30
テルマエ・ロマエⅥ  ヤマザキ マリ  エンターブレイン  13/07/04
うちの会社ブラック企業ですかね?  ichida  彩図社  12/07/24
30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド  植森美緒  高橋書店  13/03/30
腹だけ痩せる技術  植森美緒  メディアファクトリー新書  12/04/30


夏の夜は JAZZでもいかが と

2013-07-21 14:34:00 | のんびり歩いて

夏の夜は JAZZはいかが

ジャズ界をリードする 男たちの夢の競演!
【古野光昭フルノーツwith渡辺香津美・山下洋輔 スーパージャズコンアート】は
さくらぴあ大ホールで
ジャズに憧憬が深いのか と問われれば 家人もワシも『ジャズはよく解らない 難しい』と即答するのだが まぁ偶にはジャズと言うものに触れてみるのもよいのではなかろうか と出掛けてきました
やはり『ジャズはよく解らない 難しい』と言うことには変わりが無いのですが『案外よいものじゃないかい!』と思いましたなぁ
スター性のある山下洋輔と渡辺香津美のゲスト出演に引かれたこともありましょうか
古野光昭(ウッドベース)は 2000年に結成した自己のトリオ「フルノーツ《古野光昭(b) 川嶋哲郎(ts) 大阪昌彦(ds)》」2001年に「FULL NOTES(フルノーツ)」が発売され 日本の最強ユニットとして注目され観客を魅了しているそうな
古野光昭は日本を代表するベーシストとして スピード感溢れる4ビートで魅了させ
ポップス クラシックまでも融合する 常に挑戦的かつ発展的な活動を続けているのだと言う
川嶋哲郎(テナーサックス)は1966年生まれ 6歳からピアノを始めたと云うから 才能は若くして見出す必要があるのです 大学在学中の独学でジャズを始め 実力 人気ともに日本でNo.1のサックスプレーヤーに上り詰めた勉強家なのです
大阪昌彦(ドラムス)は 1966年の秋田県生まれ バークリー音楽大学に留学 在学中に全米各地のジャズフェスに出演 NYでの活動後に1990年に帰国いる 多くのゴールドディスクに選定されているのだそうな
スペシャルゲストとしては 渡辺香津美と山下洋輔です
渡辺香津美は最先端のインストゥルメンタルを創造し 日本が世界に誇るギタリストとして認知されている
山下洋輔(ピアノ)は フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与えたことでよく知られている
今回も肘で鍵盤を鳴らす独自の奏法を披露して拍手が大きい
白のパンツに黒のベストがよく似合います
とても古希を超えているとは思えないエネルギーを感じました
【古野光昭フルノーツwith渡辺香津美・山下洋輔 スーパージャズコンサート】は 2010年に一度だけ静岡県富士市で開催されて以来の公演だというのだから 出掛けてよかったのでしょう
アヴェ・マリアとラヴェルのボレロが印象的でした
古野光昭は わかりやすいJAZZのための催しや 障害者へのコンサートや キッズへの演奏会など幅広く活動を展開していることを知りました
アンコールは「A列車で行こう」(Take the ‘A’ Train) エリントン楽団のテーマ曲であり ジャズのスタンダード・ナンバーの一つです
この曲の題名と歌詞には 「(ジャズを楽しめる)ハーレムに行くなら 速く行ける ‘A’ 看板の電車(すなわち ‘A’ train = 8番街急行にお乗りなさい)」と言う意味がこめられている
古野光昭らしいアンコール曲の選択なのでした

 


九州の初夏は雨でしたが

2013-07-13 09:21:31 | ゆるゆる旅日記

初夏の九州は雨でしたが ゆるゆる旅日記です

初夏の行楽は 昨年と同じコースのツアーを選んだ
と言うのも 昨年はその地域が集中豪雨のため甚大な被害が派生して 道路は決壊寸断されて 直前になって中止になったことで再度の“挑戦”なのです
マ 神話の里の「高千穂」に行ってみたいというのが本音なのですが
九州へは往路復路とも新幹線でJR小倉駅まで走り そしてバスでゆっくり廻るのです
タイトルは『 美しき九州感動の涼景めぐり2日間 』です

 小倉に着いて間もなく 雲行きが怪しくなり出しポツポツと
傘の用意があって助かりました 家人は合羽を着用しています

○ 由布川渓谷
  由布川渓谷(ゆふがわけいこく)は 大分県別府市から由布市狭間町にかけての大分川水系由布川の上流に位置する峡谷
  約15m~60m の高さの切り立った断崖の下を渓流が流れる峡谷があるのです
  そして なぁ~んと文字通りその谷底まで降りていくのです
  苔の生した急な階段の細い道と坂道を 傘をさしたままずんずんと降りていくのですが 雨に濡れた足元はなんとも心細い限りです
  やっと降り付いて見上げればいくつもの細い滝筋が流れ落ちている
美しい峡谷と草原で知られるオーストリアのチロル地方になぞらえて《 東洋のチロル 》とも呼ばれるそうな それはいくらなんでも言い過ぎではなかろうかと
チロル・アルプスの山々では絵のような風景に出合うリラックスタイムを体験することができるそうです ぜひとも訪れてみたいものだと思いました
ところで階段です 下りがあれば必ず上りがありました(後先を考えない思慮不足がまたしても露呈)
ここでリタイアして救助隊を要請する訳にもいきませんでした バスに乗り込んでしばらくは【心の臓】が爆発寸前の状態でしたなぁ ゼェ~ゼェ~ O2 が欲しい
○ 鍋ケ滝
  次は 熊本県阿蘇郡小国町にある鍋ヶ滝です
  やはり渓谷であるわけですから またまた階段昇降を強いられます 思わず躊躇して家人には待っているように言われたのですが決行! ここはそれ程厳しくはなかつたとは云え 今回のツアーは【心の臓】に負荷がかかり過ぎです
  鍋ヶ滝はいわゆる「裏見の滝」で 滝の裏側は大きく抉られたようになっており洞窟のような空間ができており滝の裏側にはいることができるのです 滝裏から水のカーテン越しの光景を見ることになります
  しかしまぁ このまま浸食が進行するといつの日か一枚岩も崩れ落ちるのでしょうか
  雨で滑りそうなので表側から眺めるだけにしました もう膝がカクカク笑っておりますので 足腰が弱ってきていることを「トルコのエフェソス」に続いて実証
○ くじゅう花公園
  標高800m 面積は約20ha の花の公園です
  久住山を借景とし 反対側には阿蘇五岳を見晴らすはずなのですが生憎の雨模様です
  1993年に開園したものの入場者数が減少して財務状況が悪化 施設の社員有志を中心に新会社を設立して営業しているそうな
  そのせいかスタッフは張り切っているのが感じられました
  サルビアの赤が季節を覚えさせてくれました
  雨天でしたので花盛りの温室のなかは写真撮影には好都合です
○ 黒川温泉郷・瀬の本高原 が今夜の宿です
  雨は本降りですなぁ
  諦めましたよ!  阿蘇五岳や九重連山眺望も 緑の絨毯の草原も 高原の満天の天然のプラネタリウムも !
明日はどうにかなりましょうか!
○ 草千里
  どうにかなりませんでした!
  草千里で阿蘇を眺めながらの昼食の筈が 数メートル先は濃い霧で視界ゼロ
  昼食で家人の分まで食べた馬刺しか お椀の海老に依るのか 蕁麻疹が
  あまりひどくならずに消褪する ヤレヤレです
○ 原尻の滝
  竹田市の東隣に位置する豊後大野市緒方町に 昨日に続いて滝めぐりです
牧歌的な田園風景と言えば聞こえはよいが 田圃のなかに日本の滝100選に選定されている《原尻の滝》が平地の河川に忽然とあらわれる感じでしょうか
滝の下流には木造の吊り橋である滝見橋があり すぐ上流には沈下橋がそれぞれ架けられており これらの橋を通って滝の廻りを一周する遊歩道ができているのです
  幅が120m 高さが20m あるそうですが昨日からの降雨のせいか水量が多く《 東洋のナイアガラ 》の呼称はかなり大袈裟であるにしても迫力があります
○ 高千穂峡
  高千穂峡は 宮崎県西臼杵群高千穂町三田井にある五ヶ瀬川にかかる峡谷である
  阿蘇カルデラをつくった火山活動によって 約12万年前と約9万年前の2回に噴出した軽石流(いわゆる火砕流ですね)が五ヶ瀬川の峡谷に厚く流れ下り この火砕流堆積物が冷却固結し溶結凝灰岩となり 柱状節理が生じたものである 五ヶ瀬川の浸食によって再びV字峡谷となったのが高千穂峡なのです
  自然遊歩道はゆっくり歩いて30~40分くらいでしょうか 川床は溶結凝灰岩から成り随所に甌穴(おうけつ)がみられる
真名井の滝(まないのたき)は 高千穂峡の川幅が狭まった部分に流れ落ちる滝である
  高千穂峡の絵葉書に出てくる まぁここが見せ場でしょうか
  神話によると天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨の際に この地に水がなかったので水種を移した これが天真名井として湧水し滝となって流れ落ちているのだそうな

 雨と水飛沫を浴びながらの滝巡りの2日間でした
 高千穂神社や天岩戸には立ち寄りませんでしたので 今度は出雲の国へ出向きましょう
 そしてチロルへも訪れましょうよ

    

         

                               


シクラメンの “ かほり ”

2013-07-06 08:27:47 | のんびり歩いて

シクラメンの“かほり”

布施 明のコンサートは ほぼ満席と思われる盛況であったが 観客の大部分は50歳代~60歳代の「おばさん」たちであり 僅かのその付添の「おじさん」(注:ワシのことです お爺さんかしら)である
布施 明(本名:布施 晃)は1947年生まれであり 「おばさん」たちの青春歌謡がたくさんあることから これは止むを得ないことなのであろうが それにしても息の長い歌手であろうか 実力派なのでしょう
コンサートの前半は その声量はさすがだなぁ と思わせたが後半は疲れが見え始めたのも止むを得ないことなのであろう
 それよりも彼の舞台衣装と言うのかジャケットとドレスシャツのセンスの良さに ウ~ム と感嘆しましたなぁ
どこで作りましたか 教えてください 外国でしょうか もっともワシには着こなせないかしら シルエットに無理がありましょう ハイハイ!ハイ!
布施 明と言えば「シクラメンのかほり」です
「シクラメンのかほり」は1975年に発売された布施 明のシングルです
布施 明はこの年に第4回東京音楽祭に出場したことがきっかけで大ヒットし 1975年の第17回日本レコード大賞 そしてFNS歌謡祭のグランプリと年末の音楽番組の大型タイトルを総なめにしたものである
そしてまた 作詞・作曲の小椋 佳への注目度が高まり 1976年には小椋 佳の初のTV出演「NHKコンサート 小椋 佳の世界」へと結びつくのだから面白いのです
この「シクラメンのかほり」は 小椋 佳が第一勧業銀行赤坂支店に勤務していた頃 取引先の会社で休憩していた際に彼自身は見たこともないシクラメンをヒントに閃いたそうな
「シクラメンのかほり」とは言うものの シクラメンに香りは無いのだから これもまた面白いのですなぁ
ところで題名の「シクラメンのかほり」は“歴史的仮名使い”では「かをり」が正しいとされているらしい そうは言うものの定家仮名使いでは「かほり」が正しいとされているそうな
小椋 佳の妻の「佳穂里(かほり)」さんにあてた愛の賛歌と言うことで どうでしょうか