Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

秋になって 友来たる

2012-10-30 05:47:29 | のんびり歩いて

秋になって 友来たる
もう40年近くになろうか H氏との交遊は
すでに定年退職し数年を経て 白いものが見え隠れするお頭になった
マァ 容姿についてはワシにも言えることなのだがね
 この夏以来ですが わざわざ広島に立ち寄り日曜日の宵に一献楽しんだ 
何処ぞも休日の歓楽街はすっかり灯が消えて寂しい限りである 薬研堀もしかりである
 店の主人は 秋田出身の人でワシよりも少し若いくらいの年代であることを知る
なんと同じA高校の卒業だと言う
今年は“ 秋田 ”の話題にこと欠かないのだ
郷土料理の店とうたうだけに こなすの漬けもの いぶりがっこ そしてきりたんぽ鍋 酒は秋田の銘柄 高清水 新政 刈穂 と並ぶのでした 
 H氏は明日明後日 明日合流する仲間たちと「 宮島 」観光をして「 弥山(みせん) 」標高533mに登り徒歩で下山するのだと言う いやぁ健脚です!
まだ紅葉には早いけれど 天気はよさそうである
 秋と言えば 10月の末なのに“ 霜降 ”そして“ 立冬 ”なのです 11月はすぐにも“ 小雪 ”なのだと言う 日中の外気温は25℃近くもあり夏日とも言えそうなのに
このことには前々から違和感を覚えているのですが そもそも日本で流通している【二十四節気】は 中国の大昔黄河中流の太原に首都があった頃に造られたものだそうですが 大陸の文化に憧れてそれをそのまま鵜呑みにして 経度緯度の異なる 季節の巡りかたも異なる国にあてはめたことに問題があろうと
感覚的な誤差はあるのですが 秋はジワジワと深まっていくのだろう


華やかなとき 優しいとき

2012-10-27 05:53:02 | のんびり歩いて

東京在住の甥が この8月に結婚したと言う吉報があったのは1ヶ月程前だったろうか
若い二人の前途を祝して 兄弟とその子ども達が集まってお祝いの会をやることになった
もっとも我々は「お呼ばれ」なのだから気が楽なのです
恵比寿ガーデンプレイスのWESTIN HOTEL TOKYO のなかの“ 龍天門 ”で中国料理の午餐は胃袋を充分に楽しませてくれたのだ
味覚もさることながら ゆったりとした食事時間を構築させてくれるのが所謂サーヴィスの原点なのであろうことを知らされました
華やいだ空気のなかで ふたりの路に辛いことが無いように祈らずにはいられない
この頃の世情に溢れるあまりにも 悲惨なニュースを忘れるひと時でした
こうした優しい空間に飢えていたのかも知れない
お仕舞いは ケーキカットならぬ 大きな「お祝いの桃」のモモカット?である
なんと!空洞になっている桃のなかからたくさんの「こども桃」の饅頭が出てきた と演出を楽しませてもらいました
デザートには 金魚を模ったマンゴープリン 桃も金魚もきっとお目出度いのでしょう!
広島からの東京日帰りは 少々疲れるようになってきた それでも心地よい疲れなのか
陽が落ちて帰宅 金木犀の香りも心地よい

 

    


10月の 私の本棚

2012-10-26 05:35:33 | 私の本棚

生命の未来を変えた男 山中伸弥・iPS細胞革命  NHKスペシャル取材班  文芸春秋  11/08/30
山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた  山中伸弥 緑 慎也  講談社  12/10/10
渡部昇一の古事記  渡部昇一  WAC    12/09/13
アメリカに潰された政治家たち  孫崎 亨  小学館  12/09/29
おいしい話に、のってみた  多田文明  扶桑社  12/09/25
テルマエ・ロマエ  ヤマザキマリ  エンターブレイン  12/10/05
サラリーマン川柳 にんまり傑作選  やくみつる 島田駱舟 第一生命  NHK出版  12/05/30
シルバー川柳 誕生日ローソク吹いて立ちくらみ  社団法人全国有料老人ホーム協会  ポプラ社  12/09/11
定年からの旅行術  加藤 仁  講談社現代新書  09/09/20
YUBISASHIトルコ×雑貨  河合亜希子  情報センター出版局  11/03/13
イスタンブール トルコ  JTBパブリッシング  12/01/01
引き際の美学  川北義則  朝日新書  12/10/30
どうせ死ぬなら「がん」がいい  近藤 誠 中村仁一  宝島新書  12/10/23


我が家の庭で 10月

2012-10-25 05:59:06 | のんびり歩いて

【 芙蓉の花 】
 

原産地は中国で 台湾 日本の沖縄 九州・四国に自生する
日本では 関東地方以南で鑑賞用に栽培されております
云われてみれば東北地方で生まれ育ったせいか あまり馴染みがありませんでした
幹は高さ1.5~3m 寒地では冬に地上部は枯れ 春には新たな芽を生やす
長期間にわたって毎日次々と開花して 楽しめる時間が長いのです
芙蓉の変種と言うべき“ 酔芙蓉 ”が枯れ行く秋のなかで目を引いております
この花は朝咲き始めた花弁は白いのですが 時間がたつにつれてピンク色に変色する八重咲きの変種なのですが 色が変わるさまをあたかも『 酔っぱらって赤くなった! 』ことに例えたのだそうである 粋なネーミングなのです
なお「水芙蓉」はハスのことです

    


秋宵のコンサートはいかがですか

2012-10-07 11:52:55 | のんびり歩いて

うつろいの空は もうすっかり秋の空になってきた
山間はどぉ~んどぉ~んと秋が深まってきているのだろうか
またしても郷愁と言えなくもないか

久しぶりにコンサートに出掛けました
『 大橋真理恵 with 小椋 佳 ~マリンバとうたの響き~ 』と題して新進気鋭のマリンバ奏者の大橋真理恵の演奏に 小椋 佳が《 伴唱 》するというスタイルでした
大橋真理恵はマリンバ・打楽器奏者として かなり多方面のジャンルで活躍しているそうだがワシには未知であり申し訳ないような気持ちになりました と言うのも初めて生の演奏を聴いたマリンバの音色は感嘆すべきものがあり ラテンやジャズにもよいのだろう
聴衆は年配の人が殆どで やはり小椋 佳の“懐かしさ”を求めて来たのであろう
曲目は 「 シクラメンのかほり 」「 白い一日 」「 秋の一日 」「 俺たちの旅 」そして「 さらば青春 」 この《さらば青春》は1971年の作品であるから 年齢を数えたファンと言うか聴衆が多いのだろう 1976年10月NHKホールでの初リサイタルコンサートでアンコール曲としての《さらば青春》を唄った頃は頭髪が黒々としていたものでしたから
このNHKホールでのコンサートを収録したライブアルバムCD 「遠ざかる風景」未だ大事にしているのですがカバーはだいぶ色褪せてきました
小椋 佳は 唄い手としてのみならず造り手でもあり その著作が多いが 「渡良瀬逍遥」(立風書房 1977年) が印象に強いのです しかし度重なる引っ越しを繰り返して紛失してしまった もう絶版である
小椋 佳は 1944年生まれで 椎名 誠 そしてタモリ そしてこのワシが 44年生まれの代表である と誰も言ってはいないのだが この4人に共通しているのが 作風そして芸風とも回顧主義的になり力強さが衰えているのを感じてしまう まぁワシの場合はただ衰えのみではあるけれども
けれども新たな試みをしている44世代の4人でもあるのだ と秋は深まる