Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

本を読んで涙が止まらなかったのは、久しい

2009-08-30 15:55:16 | のんびり歩いて
「 星 守 る 犬 」、村上たかし の表紙の絵柄に温もりを感じさせる短編(双葉社)。
漫画、マンガ、の本なのです。
本の帯には作家の重松 清氏の『 読み終えた瞬間、“おとうさん”という声が、遠くからかすかに聞こえた。涙が出た。せつなくて、うれしかった。 』と評価。
その通りだと思いました、久々に感動を味わいました。
家庭の歴史、父権、教育、子の巣立ち、老人介護、離婚、生命と愛情、そして病魔と死への旅立ち、が凝縮されてワンコの「ハッピー」とともに描かれている。
 ところで、わたしのワンコは老齢で眼が見えませんが、まだわたしをわたしだと思ってくれております。
わたしの命ある限り大事に付き合って行こうと思う。
感涙の読後感でした。