Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

“黒部の太陽”がありました

2011-07-26 19:42:29 | ゆるゆる旅日記
そして【第2日目】です
今日の行程は急がしそうである 6:30の出発だと言う
昨夜の白馬のワインは美味かったなぁ とほざきつつ食堂へ
TVではFIFA女子ワールドカップドイツ2011 のライブ
ドイツ・フランクフルトでの女子ワールドカップ決勝戦である
アメリカと延長2-2を経てPK戦ですよ PK戦3-1で優勝の瞬間です 出発を少しだけ延ばしておくれ “なでしこジャパン”の活躍と栄冠で日本が元気になるやも知れぬのに と思いつつもBUSは扇沢駅へ
昨日と同じドライバーです
立山黒部アルペンルート と言うくらいなので【扇沢~立山】の通り抜けのコースなのだが時間を上手く調節した観光ルートができているのに感心
扇沢駅から黒部ダムまではトロリーバス 後立山連峰赤沢岳(2,687m)の直下のトンネルの中をくぐり抜ける
黒部ダムは その巨大さに圧巻 ちょうどダムの放水中であり轟く水音に造り上げた人間の英知に感嘆しました
黒部ダムの堤防を歩いて黒部湖へ 気温は15℃に届かないのです 爽快ですよ
黒部湖から黒部平まではケーブルカーです 傾斜は31°!日本で唯一の全線地下のケーブルカーなのです
黒部平から大観峠まではロープウエィ 途中に1本の支柱のないワンスパン方式である
眺めがよい!迫力満点です
大観峠から室堂まではトロリーバスで 立山連峰・雄山の直下を通り抜ける日本で最高地点のトンネルです 標高3,003mの直下を貫く立山トンネルは厳しい気象条件に加え数か所に及ぶ断層破砕帯そして集中豪雨による資材輸送ルートの崩壊などにより工事は難関を極めたとある 黒四ダム建設七年の苦闘を再現した映画が 昭和43年3月に封切りの「黒部の太陽」で三船敏朗・石原裕次郎が主演した男のドラマであったことを思い出します
室堂はアルペンルートの最高地点で 標高2,450m 目の前に立山連峰がそびえ周辺には花々が乱れる あゝ天気晴朗
空気美味し 下界の熱帯夜のことなどは忘れてしまいます
残雪にちょこっと足跡をつけてみました
室堂から美女平までは高原バスです 毎年春先のルート開通当初に雪の壁“雪の大谷”はこのあたりでしょう 途中称名滝や立山杉のガイドを聴きながらどんどん気温の上昇しているのを感じる
美女平から立山まではケーブルカーです
【扇沢~立山】のこの行程は「乗り物好き」には堪えられませんでしょうに
扇沢~立山は 長野県から入り富山県に抜けたことになります 富山ですからお土産はホタルイカの沖漬けにしましょう 好きなのです!
そしてBUSで立山IC~片山津ICを経て加賀温泉駅へ 特急サンダーバードで新大阪駅乗り換え ナント!夜ご飯のお弁当が品切れ 新幹線のぞみ号は空腹のまま広島駅着
外界は32℃でした

憧れなのでした“河童橋”

2011-07-25 16:12:18 | ゆるゆる旅日記
今年は梅雨明けを待たずして 暑い日が続く
梅雨が明けたら もう炎暑酷暑の連続で熱中症のために救急搬送された人が昨年の2倍以上にもなると言う報道である
節電はまだしもこれで計画停電などがあったら大変なことになるであろう
と言う訳で 7月の連休は涼しいところに行きましょう と決めました
「週末JRでいく立山黒部アルペンルート・上高地2日間」サブタイトルは1泊2日で大自然をたっぷりとゆっくりと満喫するために とあります
おゝこれだこれだよ!と朝早い新幹線に乗り込みます 遊びに行くための早起きは苦にならないのです
【第1日目】
広島駅7:58発のぞみ116号は新大阪駅でこだま646号に乗り換え岐阜羽島駅で下車
駅前には新幹線の駅を誘致決定したとされる某政治家の銅像があります まぁいいか
BUSは高山ICを経由 上高地へ向かいます
快晴 山道を昇るにつれて陽射しは紫外線が強くなってくるのがわかります
大正池ホテル前で下車 大正池から河童橋までの上高地散策です
大正池は大正4年の焼岳の大噴火の際に生じた火災泥流によって 梓川がせき止められて出来たせき止め湖である
噴火前の梓川の河辺林が池の中に取り込まれ その後水面に枯れ木が林立する特異な景勝を作り出しております 焼岳と池面とが絵になりますなぁ 絵葉書そっくりですょぉ
もっとも最近は枯れ木群も立ち腐れてきており水面下に倒れるものが多く迫力が薄れてきているのだそうな
森林浴を楽しみながら歩きましょう 陽射しが強いのです 汗が噴き出てきます ほぼ平坦な路なのですが普段殆ど歩くことをしない身ですのでぜぇ~ぜぇ~しつつ家人の後を追いかけるのでした 高山植物であろう草花が手の届くところにいっぱい
梓川沿いに田代橋を渡り 日本アルプス登山と探検により中部山岳を世界に紹介した英国人ワォルター・ウェストンのレリーフの前で一休み
1時間程(実は私はもう少しかかりましたかな)で河童橋
梓川の清流にかかる木の吊り橋で ここが上高地観光の中心となっております
上高地へ行くと言うのは河童橋へ行くことと思っている人も多いとか ハイ私もそう思っておりました 穂高連峰岳沢との組み合わせにより美しい景色です
10分程の所にバスターミナルがあり上高地・穂高連峰の玄関口でしょう
BUSは松本IC~豊科ICを経て白馬温泉郷へ 白馬八方温泉にあるペンションのような今宵のお宿
夕食に小さな器で添えられていた蕎麦が美味
明日は早い出発です 白馬の地ワインをいただいて爆睡
  

“ ローデンブルグ・オプ・デア・タウバー ”で忘れ物

2011-07-24 07:02:00 | のんびり歩いて
G.W.に訪れた彼の地の景色は未だ鮮明である
Rothenburg ob der Tauber はタウバー川沿いのフランケンヘーエ自然公園周縁部に位置しており面積は約41K㎡人口は11,000人で市街地は小高い丘の上にある
端から端まで20分もあれば行くことができるのでした
そして市街は城壁に囲まれており その大部分が現存している
この市壁と市門(クリンゲン門 ヴュルツブルク門 レーダー門 シュピタール門 コーボルツェラー門)は回廊として巡ることができるのだ
旅程の都合とは言え 中世さながらのおとぎの国の市街地だけに感嘆して それを守る重要な建造物の“中味”を見落としていたのだ
……… と言うのも
前住地で懇意にしていた知友(と言っても大先輩にあたるのですが)から久々の便りをいただき 大きな忘れ物があったことを思い知ったのである
 『 私も当年82歳を迎え とっくに旅はあきらめて 趣味の写真をもとに 茅葺き屋根探索の旅を続けております 昨年秋は新潟方面 そして今年の春は震災直後の東北自動車道路を突っ走り 山形県と新潟県の県境の「封人の家(関守)」を訪ねました ~
ところで良い旅をされたようですね 私もローテンブルグの城門の上に
“ 来るものに安らぎを 去り行くものに幸せを ” と記された文言にいたく感動し 日常の診療に心した記憶がございました ~ 』と記すのでした
 そうだ!何時の日か 大きな忘れ物をとりに あのおとぎの国へ帰ろう!

7月の 私の本棚 (7月に購入した書籍・CD・DVDなど)

2011-07-21 06:27:14 | 私の本棚
はじめに言葉ありき おわりに言葉ありき  島地勝彦  二見書房  11/07/25
地球を遊ぼう!  A-Work編集部  A-Work  2010/01/29
ビールの常識 絶対飲みたい101本  藤原ヒロユキ  アスキー・メディアワークス  08/06/04
今宵も一杯  友田昌子  阪急コミュニケーションズ  11/07/06
日本の作家60人太鼓判!のお取り寄せ  小説現代編集部  11/06/20
きょう一日。非常時を生き抜く究極の五木メソッド55  五木寛之  徳間書店  11/06/30
きっとね。虹のたもとへ旅立つ君たちへ  笹山 薫  小学館  11/07/03
ぱ じ  村上たかし  集英社  11/05/25
我が家の問題  奥田英朗  集英社  11/07/10
天皇はなぜ生物学を研究するのか  丁 宗鐡  講談社+α新書  11/06/20
刑事の骨  永瀬準介  文芸春秋  11/06/20
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。  K.Kajunsky  PHP研究所  11/07/11
いつまでも、いつまでもお元気で 特攻隊員たちが遺した最後の言葉  知覧特攻平和会館編  草思社  11/06/30
超訳 聖書の言葉  白取春彦  幻冬舎  11/06/25