９月の 私の本棚 （９月に買った書籍 ＣＤなど）

チベットのラッパ犬　　椎名 誠　　文芸春秋　　10/08/30
アリアドネの弾丸　　海堂 尊　　宝島社　　10/09/24
ペットは死後も生きている　　ハロルド・シャープ　　日本教文社　　02/05/20
めん喰い読本　東京の極上蕎麦・うどんの今が全部わかる！ あなたは蕎麦派？うどん派？　　角 謙二　　(えい)出版社　　10/09/10
鰻にでもする？ 日々の生活のなかにある贅沢　　平松洋子　　筑摩書房　　10/08/25
地球最後の日のための種子　　スーザン・ドウォーキン　　文芸春秋　　10/08/30
散歩とカツ丼　　日本エッセイスト・クラブ編　　文芸春秋　　10/08/30
真の指導者とは　　石原慎太郎　　幻冬舎新書　　10/07/30
声に出して詠もう和漢朗詠集　　石原慎太郎　　牧野出版　　10/07/23
人の心を動かす「名言」 この一言が人生を変える　　石原慎太郎　　KKロングセラーズ　　00/08/01
飢えたピラニアと泳いでみた　　リチャード・コニフ　　青土社　　10/08/20
シモネッタの男と女　　田丸久美子　　文芸春秋　　10/08/10
ものの見方 思考の実技　　外山滋比古　　PHP研究所　　10/09/01
日中逆転 膨張する中国の真実　　日本経済新聞社編　　日本経済出版社　　10/05/25
ヘルタースケルター　　岡崎京子　　祥伝社　　09/08/15

プロ野球ファンは熱いのでしょう

行って来ました【 MazDa zoom-zoomスタジアム広島】 Carp vs 巨人戦です
バックネット裏のい～ぃ席ですよ
延長11回 二死一・二塁で天谷が値千金ライトスタンドへ叩き込んだ3ランで逆転サヨナラ勝ち 4時間24分の 熱いそして暑いお楽しみの時間でした
楽しませてくれるのが プロ なのでしょうドームよりはビールが旨い
広島に転居して そろそろ2年になろうとしておりますが 話題の新球場にやっと足を運んだのでした
広島は すべてがCarpの赤一色である 地域性を強調するものとして熱狂的なファンも多いようである Carpファンに有らずば当地では評価してもらえないのですよぉ
ところで今季は それほどの好カードでもないと思われましたが 2万6千人くらいの観客席で巨人が好プレーすると黄色のハンカチを振っている人が4分の1以上はいたのでは いや3分の1は巨人フアンだったのかも知れません
「赤ヘル軍団」に“改宗”して『バンザイ バンザイ』するのは もう少し時間がかかるのかも

友 遠方より来る とは言っても日本は狭い

友人夫妻と数年ぶりに会うことができた
千葉在住中は近隣に居ったのであるが 広島に転居して以来は初めての再会 彼は元々広島育ちの故千葉から広島へお盆の帰省とも言えるのでしょう
千葉県鴨川市では 専門性は異なるもの 同じ時期に一緒に仕事に従事していた頃の懐かしい話が弾む 家族ぐるみの付き合いである 話題はどうしても鴨川でのエピソード なにしろ30歳代後半の「武勇伝」の多い頃ですから今となっては皆懐かしくほろ苦い そしてご子息が家業を継いで広島の大手の印刷会社の社長さんとして活躍している由同席 若さの青年実業家である 鴨川の幼い面影を探してみたがどうもワシの記憶力の方が怪しいのだ
友は「遠くなった時間」をいっぱい連れて来てくれたのでした
広島市内三川町の“正弁丹吾”で季節の鮎と鱧を食するが この頃の懐石はチマチマとした創作料理が多く まぁお遊び心を楽しむのだろうか
次いでご子息が胡町の瀬戸内海鮮料理とワインの“蔓（かずら）”を案内してくれる これはなかなかの素敵な空間でありましたよ 冷酒賀茂鶴を充分に堪能してしまった後でしたので折角のフランスワインの香りが少しもったいないような感じでした あらためて又お邪魔しましょうか
久々に声を出して笑った愉快な時間は あっという間にシンデレラタイムでした

猛暑日とは言うものの

毎年のことながらこの時期は“お盆休み”がある。
当たり前のように先祖が帰って来るのをいいことにして　便乗休暇をとるものだから日本中が大渋滞に陥るのだ　殆んど年中行事と言えるくらいである。
　両親のお寺さんは千葉にあり　お盆のお寺の法要・大施餓鬼会は8月17日に決められており混雑がやや緩和される頃なので都合がよい　とは言っても休日とは限らないので日帰りである。広島～東京は便利になったものの日帰り大特急はイササカ堪えるようになってきましたなぁ。
少しだけ足を延ばして市原の“CHIBIの生家”を訪ねてきました　鎌滝さん夫妻が懐かしく迎えてくれましたが　同家のヨーキのララちゃんがまとわりついてなんだかやるせない気持ちに　CHIBIとよく遊びにきたものでした　鎌滝さんはペットセンターの仕事は辞めておりましたが未だ３匹のヨーキと柴犬が居るという　ほかのヨーキに会ってくるのを失念したのが心残りでした。
　久々の墓参につき　炎天下でのお墓の清掃から始めるのが結構キツイのです　熱中症で今年は既に300人以上が亡くなっているとの報道　なんだか気持が悪くなってきましたよ。
もちろん加齢による要素が大であることは認めるものの　お盆過ぎの連日36℃をこえるのはやはり不気味ではないだろうか。残暑の処夏 9月に入っても30℃以上の日が続くと言う予報である。
生鮮食品が高騰　好物のサンマが高値　いや北海道沖にはサンマがいないのだそうな 海水温度が上昇しているため。
地球が少しだけ　グラリと傾いた　ような気がするのだが。

今、 老老介護なのかしら

入院中の義父がどうしてもお盆の墓参をしたいと言う　主治医の外出許可は得てはあるものの未だに車椅子レベルである　
救急車の同乗は何度も経験しましたが　介護タクシーの同乗は初体験でした　もっとも今の仕事上の立場を考えれば遅かったのかも知れませんが
墓参を済ませ　そして自宅の庭を眺めたい希望を叶え　次いで居住しているセカンドハウスで充分肥満？の愛猫と面会して　帰路途中のショッピングモールで昼食　帰院してぐったりとベットにごろり
２ヵ月半ぶりに外界に出たのだから　疲れもするでしょうに　世情は疲れるのですよ
それにしても不自由な身のままでの　日常の行動を手伝うことは言葉以上に大変なことであることを知りました
“老老介護”は　やはり困難なことなのです　これからの吾々の「老後」はどうなるのであろうか
義父は来週から　歩行訓練が始まります
米寿(88歳)を超えたと言うのに　年内に自動車免許の更新をするつもりです　今度は小回りのきく小さい車にするのだそうです
ほんのささやかな介護をしたつもりが　私が介護されているのかも知れませんなぁ　きっとそうなのです

時は巡り 遠い“江戸の街”

時は巡り また夏が来て。
広島在住3度目の夏は 暑い 熱い 炎暑酷暑のなか東京への「出張」である。いやぁ～2年振りの“江戸の街”ですよぉ これが嬉々としないでなんとする とイソイソしたのは出掛けるまでの話でした。
『全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会』が主催する「第8回 医師研修会」（新宿ワシントンホテル）へ参加 8月6日・7日の2日間 ぎっしりと詰まった中身の濃い講義
で目からウロコがボロボロと落ちました。「回復期リハに必要な栄養学の知識」（大村健二）は 《久々にひとの話を聴いた》気持になりました。
それにしても殆ど休憩なしの講義の飛礫（つぶて）を避け切れず 消化不良に陥るのでした。
ところで“江戸の街”です いやぁ2年間 正確には数年間にはなるのですが浦島太郎さんでした。お婆の女将 六本木の割烹市山は もう営業していない　お婆のママ 渋谷のBAR桃太郎は もう営業していない　やはり消化不良に陥るのでした。
時の流れは どぉ～んどぉ～んと遠く彼方へと過ぎ去って行っておりました。

今年も 熱い夏の日が

今年の夏も暑い いや熱い！。
TVのテロップで“被爆65年”の文字が流れる　この夏も熱い。
原爆投下は、生後間もない頃「秋田」で聴いたことになりますが私は今　広島の地でこの夏を熱く想うのです。あの頃“ピカドン”の言葉が子どもの心臓に強烈に突き刺さったものでした。モノクロで見たニュース映画のきのこ雲は はるか彼方の出来事なのか と驚きながらも思った子どもの頃。
　今年は初めて　国連の事務総長や米国の駐日大使　そして核保有国の仏蘭西と英国の代表も8月6日に広島を訪れた。いったい何をしに来たのだろうか　政治の駆け引きを否定するものではないが　熱い灼熱地獄の広島の夏を知り得たのであろうか。
　勤務先の朝 病院で原爆投下の時間にサイレンが鳴り黙祷をする　忙しく朝の出勤で門をくぐる若い医療スタッフで足を止めて黙祷を捧げたのは皆無であった。
いや、きっとそれぞれが夫々の立場と思いで　何処かで熱い祈りを捧げて　そして出勤の足取りを急いでいるのであろう…と。広島は一年を通して“熱い原爆の日”なのだから。
そして今 私は広島の熱い夏の中に居るのです。これからも。
そして今日は 長崎 の日　正午前にこの街でもサイレンが鳴りました。　

８月の 私の本棚 （８月に買った書籍 ＣＤなど）

こだわり蕎麦屋の始め方 酒と料理、店構えも妥協しない 極上店の開業レシピ　　鎌 富志冶　　ダイヤモンド社　　07/06/28
ブレイズメス1990　　海堂 尊　　講談社　　10/07/15
おんな 立ち止まらない女性たち1945-2010　　日本写真家協会編　　朝日新聞出版　　10/08/30
手塚治虫のオキナワ　　本浜秀彦　　春秋社　　10/07/20
風にそよぐ墓標 父と息子の日航機墜落事故　　門田隆将　　集英社　　10/08/12
知覧からの手紙 会いたい 話したい 無性に　　水口文乃　　新潮社　　07/07/25
死ぬな生きろ　　藤原新也　　スイッチ・パブリッシング　　10/07/14　　
ダーティ・ママ！　　秦 建日子　　河出書房新社　　10/07/30
地球遺産 最後の巨樹　　吉田 繁　　講談社　　02/06/06
たった1分でうちとけ、30分以上会話がつづく話し方　　美月あきこ　　ダイヤモンド社　　10/05/27
平林都の接遇道２ 極意編　　平林 都　　大和書房　　10/08/20
日本の歴史④江戸篇 世界一の都市江戸の繁栄　　渡部昇一　　ＷＡＣ　　10/07/23
修身論　　小林よしのり　　マガジンハウス　　10/07/15
国民の遺書 「泣かずにほめてください」靖国の言乃葉100選　　小林よしのり　　産経新聞出版　　10/07/31
HEAVEN 都築響一と巡る社会の窓から見たニッポン　　都築響一　　青幻舎　　10/05/22

DVD　月刊 世界の車窓から NO.31 スペイン2　　朝日新聞出版
DVD　七人の侍 黒澤 明MEMORIAL 10　野上照代　　小学館　　10/07/27