Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

2015 10月の 私の本棚

2015-10-23 06:12:04 | 私の本棚

2015  10月の 私の本棚

おれたちを笑え! わしらは怪しい雑魚釣り隊  椎名誠  小学館  2015/10/12
鮫 言  大沢在昌  集英社  2015/09/30
虚 栄  久坂部羊  角川書店  2015/09/30
私の海の地図  石原慎太郎  世界文化社  2015/10/20
警察庁最重要案件指定 靖國爆破を阻止せよー  八木圭一  宝島社  2015/10/17
つばさよつばさ  浅田次郎  集英社文庫  2015/03/25
終わり方の美学 戦後ニッポン論考集  三島由紀夫  徳間文庫カレッジ  2015/10/15
銀座・伊東屋文房具 BETTER LIFE   銀座・伊東屋  マガジンハウス  2015/10/05
警視庁FC  今野敏  講談社文庫  2014/09/12
警視庁神南署  今野敏  ハルキ文庫  2007/02/18
最前線  今野敏  ハルキ文庫  2007/08/18
医者を見たら死神と思え ②  よこみぞ邦彦  小学館  2015/10/05
SINRA  2015November11  新潮社


香港~マカオ 4日間  懐かしの澳門は今… 【Ⅱ】

2015-10-03 09:48:28 | ゆるゆる旅日記


■澳 門(マカオ)
中華人民共和国マカオ特別行政区 香港と同じく一国二制度
総面積は約28.2k㎡(東京の世田谷区の半分ほど) 人口は約55万人
中国と陸続きになったマカオ半島とタイパ&コロアン&コタイが一つとなった島から出来ている マカオ半島と島は3本の橋で結ばれている
香港からは西南西に約60kmの距離 フェリーで約1時間ほど

聖ポール天主堂跡

マカオにあるポルトガルの17世紀の大聖堂の遺跡でありマカオの最も有名な歴史的建築物の一つである 2005年にユネスコの世界遺産に登録された
1582年~1602年にイエズス会士によって建築された天主堂は 当時のアジアでは最大のカトリック教会であった
1835年の台風時の火災により焼失してしまったのである 現在はファザードが残るのみであるが火災に逢わなければさぞかし立派な教会であったろうことが想像できます
ファザードの彫刻には七つの頭のヒドラを踏みつける女性が 「龍の頭を踏みつける聖母」と描写されている その一つが「マリアがキリスト教禁止令を出した徳川家康を踏みつけている絵」とされているのです そう見えなくもない!


世界遺産マカオ歴史地区
セナド広場 Largo do Senado 議事亭前地
中心に位置するセナド広場はポルトガル統治時代の名残を色濃く残す美しい石畳やパステルカラーの建物が美しい 美しく波打つモザイクの石畳が有名なのですが狭い広場にややがっかりです
広場は目抜き通りの通称「新馬路」に面して1929年に建てられた郵便局や新古典主義様式の仁慈堂大楼などの歴史を感じさせる建物が並んでいる小さな広場である
ここが観光の拠点なのです
聖ドミニコ教会 ?瑰堂
中国でもっとも古い教会の一つなのです
1587年にカトリックのドミニコ会修道士によって建てられた小さな礼拝所が起源と言われる 現在の建物は1828年に再建されたものと言われており建物正面のクリーム色の壁と緑の窓が南欧的な雰囲気を醸し出しているであろうか 祭壇には「バラの聖母像」と呼ばれるマリア像が祭られている コロニアル風バロック様式のファサード(正面壁)はちょうど外壁の改修工事中でその全体像を眺めることはできませんでした


Casino
マカオと言えば何と言ってもカジノでしょうか
16世紀に東西貿易の中継地として東アジアに於けるキリスト教の宣教の拠点として繁栄したマカオは 長くポルトガル領として知られているが中国に返還されて売上世界一のカジノを有するエンターテイメントシティとして変貌を遂げたのでしょう
宿泊したTHE VENETIAN MAKAO RESORT HOTELは約3,000室の客室を擁してイタリア・ルネッサンス調で統一されている
2007年開業以来マカオの人気を牽引しているのであろう 広大な一つの街を形成している
世界最大級のカジノがありヴェネチアの街を再現しているのです
ホテルの中に在る巨大モールのショップス・アット・ヴェネチアンはゴンドラ・ライドのアトラクションがあったり名所的な存在なのだろう 鞄に入れ忘れた不足の靴下を購入しました
ただ前回宿泊した記憶に比べるとなにかしらこじんまりとなったような気がしたものでした 
と言うのも近隣にコタイ地区に3番目に開業したリゾート GALAXY Macauが最新のラスベガススタイルで人気を集めているからであろうか
3つのホテルを擁して4,000室のメガホテルなのです
金色に輝くタワーがシンボリック
早速見物に行きましたが最新のラスベガス・スタイルのカジノなんだろうなぁと思いました
マカオ = カジノというイメージは大いにあったのですがホテルを広々と使うカジノに集まる中国人の熱気を眼の当たりにすると中国の富裕層の広がりを感じずにはいられない
と言うのもマカオはカジノの売り上げでラスベガスの約7倍を誇りカジノ客の7割超は中国人だという
大人はカジノで遊び儲けたらショッピングに興じ子どもはドリームワークスのキャラクターと一緒に食事を楽しみホテルで一夜を過ごすのがマカオ流の愉しみ方らしい
とはいってもカジノからの上がり(つまり税収)はマカオ市民に還元されていて 市民の税金は安く抑えられていて医療費・教育費などは無料と聞く さらには年間いくらかの年金が支給されるそうである
近年 日本でもカジノを!と言う声が高まってきている 一考に値するかとも思う
私は生来ギャンブルにまったく興味を持たない人種のようである と言うよりも賭博才がないと言うべきなのかも知れない
第一ルールを覚えるのが面倒であるし少しばかり理解しても燃えるものがないのである
所詮胴元が儲かるように出来ているに違いないのだ と決めつけてしまっているのだ
もっぱら見学することになります ただあの豪華な雰囲気は嫌いではないし豪華な雰囲気には心躍るものがあります
それにしてもカジノの雰囲気は以前と比べてなんとなく淋しいように思える 客層の大半の中国人の所謂大金持ちはシンガポールへでも行っているのであろうか あの世界一高層のプールがある絢爛豪華なホテル マリーナ・ベイ・サンズのカジノで遊んでいるのに違いない などと思ったりしましたが…
 マカオの通貨はパタカである 香港$はマカオで自由に使うことが出来るのだが マカオのパタカは香港では使用できない 帰国してもパタカは両替出来ないのです
マカオの先々を物語っているように思えるのですが


“MACAU”の語源は
前回訪れた際の観光で媽閣廟に行った際のことを思い出しました
媽閣廟(マアコウミュウ)寺廟の山門を潜ると 地元の人々が吊り下がった巨大な渦巻き型の線香の下で祈りを捧げている
媽閣廟は早くに建てられた道教寺院で 航海や漁業の守護神として道教の女神媽祖を祀っているのだそうな  
澳門の仏教は500年余りの歴史を持ち民間信仰は皆仏教と密接な関係があるのでしょう
400年前にポルトガル人が初めて船着き場に到着し 此処は何と言う場所かと尋ねた折に漁民達は廟のことを訊いているものだと思い「媽閣」をその地の方言で「マッコウ」と答えたのだそうな それ以来ポルトガル人たちはこの半島のことを「マカオ」と呼ぶようになったとか~
中国は阿片のために香港を失い 竜涎香(りゅうぜんこう)のために澳門を失ったのだと言う 
竜涎香とはマッコウクジラの腸内に出来る結石からとれる麝香のような香料であり非常に貴重なものであったらしい ポルトガル人たちは澳門の特別居住権を与えてくれたら欲しいだけ供給すると後宮の女性たちを騙して(!)澳門を手に入れたそうな


今回はギア要塞を訪れませんでしたが あの高台の眺望からまだ見ぬポルトガル想ってみたかったのですが…
変わらない澳門の街を楽しめましたでしょうか…
そして現地ガイドの男性が“中国 香港”“中国 マカオ”と呼称していたことが記憶に残るのでした

  


香港~マカオ 4日間  懐かしの澳門は今… 【Ⅰ】

2015-10-03 09:38:53 | ゆるゆる旅日記

香港~マカオ 4日間
懐かしの澳門は今…

[1日目]
広島空港発 19:00 KA-0351 空路 香港へ
空港着   21:15 着後BUS(45Km)でHOTELへ
      23:00 HOTRL着  
THE PENINSULA HONGU KONG泊
[2日目]
香港 9;00 香港市内観光
       ビクトリアピーク
                       イギリス人は中国人が大平山と呼んでいた山の頂上にヴィクトリア女王の                の名にちなんで名付けた              
眺めが素晴らしいところだそうである 残念ながら霧のため視界不良
       キングスロードと春秧街
        2階建てのトラムに乗りました
       昼食は添好運(テインホウワン)飲茶
       スターフェリー乗船
        香港島と九龍をむすんでおります
高速船でマカオへ
       夕食はダンポでポルトガル料理
BUS(60Km)20:15  HOTEL着 
THE VENETIAN MACAU RESORT HOTEL泊
[3日目]
マカオ 9:00  世界遺産マカオ歴史地区観光
        聖ポール天主堂跡 ナーチャ廟 旧城壁 聖ドミニコ教会
        聖ドミニコ広場 セナド広場 仁慈堂 民政総署
       マカオタワー
        バンジージャンプはやりませんでしたよぉ
       昼食
       カジノ見学
BUS(30Km)15:00 HOTEL着 
THE VENETIAN MACAU RESORY HOTEL連泊なのです
       夕食は広東料理
[4日目]
マカオ 8:00 BUS(35Km)
マカオフェリーターミナルから
シーエクスプレスで香港国際空港へ 直接空港へ入るのですよ
鞄は乗船時に預けるので利便性がよい 本当に広島まで届くのかしら!
香港発 13:15 KA-2354 空路帰国
広島空港着 17:50


■DRAGONAIR 港龍航空 は
今回のAIRは香港ドラゴン航空なのです
香港ドラゴン航空は8月より広島~香港線の定期便を週2回就航している
この路線はおよそ12年半振りの定期便である 
香港ドラゴン航空はキャセイパシフィックの100%子会社で中短距離路線運航会社です
機材はA321型機(総座席数172席)です
香港への直行便としては羽田~香港 福岡~香港 沖縄~香港 の3路線に続いて日本で4番目の路線となるそうな
 前回Macauを訪れたのは2009年Dec.30日~2010年Jan.2日の所謂お正月の旅行でした 前回のAIRはAIR MACAUでした
初秋のシルバーウィークに「広島から香港への直行便が開設された」ことで今回の旅行を検討したと言う相変わらずの短絡的な旅物語なのでした
前回は家人と一緒でしたが今回は単独行なのです


■香 港
中華人民共和国香港特別行政区 中華人民共和国から自治が認められている一国二制度
総面積は約1104k㎡ 人口は約726万人
飛行時間は約3時間半です
immigrationは問題なく通過したのであるが パスポートへのスタンプはなく訪客―批准逗留 と書かれた小さな紙片が渡されただけ なんだか寂しい気がしますが
香港国際空港(HKG)は混雑の割には比較的にわかりやすいのかも知れない
スワンナブーム国際空港(NBIA 新バンコク国際空港)は広すぎて判りにくかったことを思い出したものです
今までに乗降した空港のなかではフランクフルト空港(FRA)はとにかく広くてわかりづらくて混雑している 迷子になったら出られなくなりそのまま空港のなかで何カ月も過ごすハメになりそうである 映画『ターミナル』のトム・ハンクスのようにはいかないだろう
そう言えば此の香港国際空港でターミナルを結ぶエアートレインの中で 香港在住と思しき女性に席を譲られましたなぁ 日本の“お爺ちゃん”はお疲れなのかしら
THE PENINSULA HONG KONGはクラシカルないいホテルです
遅く着いたのでただ泊まるだけでは勿体ない感じでしたなぁ
翌日の午前中は雨の観光でした
2013年より マカオの従来のEDカードが不要となっておりました
やはりパスポートへの出入境スタンプも廃止されているのです
代わりに「入境申報表(ARRIVAL CARD)」名前 パスポート番号などが印字されたものが渡される 出境まで保管するように言われたが何処で使ったのか定かでないのです