Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

2016 10月の 私の本棚

2016-10-25 06:31:29 | 私の本棚

2016 10月の 私の本棚(10月に購入した書籍・DVD・CDなど)

ヒポクラテスの憂鬱  中山七里  祥伝社  2016/09/20
白衣の嘘  長岡弘樹  KADOKAWA  2016/09/25
継続捜査ゼミ  今野敏  講談社  2016/10/18
上流階級 富久丸百貨店外商部Ⅱ  高殿円  光文社  2016/10/20
10の奇妙な話  ミック・ジャクソン  東京創元社  2016/02/12
運命を切りひらくもの  北方謙三 福島智  致知出版社  2016/08/10
変見自在 朝日は今日も腹黒い  高山正之  新潮社  2016/10/15
人間の煩悩  佐藤愛子  幻冬舎新書  2016/09/25
成功している人は、なぜ神社に行くのか?  八木龍平  サンマーク出版  2016/07/15
疑医  仙川環  小学館文庫  2016/10/11
あの男の正体  牛島信  幻冬舎文庫  2016/10/10


秋の夜は J-POPコンサートです

2016-10-15 15:19:17 | のんびり歩いて

BLACK DIAMONO REFLECTION
TATUYA ISHII SPECIAL CONCERT TOUR 2016

2016.10.10.(Mon)
広島JMSアステールプラザホール

芸術の秋はコンサートへ!と足を運びましょう

とは 言うものの石井竜也について殆ど知らなかったのが正直なところです
そこで概説を:
石井竜也(1959年生まれ)は 日本のポップミュージシャン 芸術家 音楽プロデューサー 映画監督である
音楽 舞台美術 空間 イベントのプロデュース 衣装・アクセサリー 食器・家具などのデザイン 絵画・オブジェ製作 役者や映像監督など 表現者として多岐にわたり活動している
1985年「米米CLUB」のボーカリストとしてデビュー
現在ソロ活動と並行して米米CLUBとしても活動しており 米米CLUBではカールスモーキー石井と言うキャラクターとしてステージに立っている
これで大分理解が深まりました
57歳の年齢を感じさせないノリノリのJ-POPのコンサートでした

特筆すべきは:
チャリティー企画に賛同し 近年は世界平和や自然保護を趣旨とするイベントに積極的に参加しているのです
沖縄県久米島町山城に建設される 福島の被災児童のための保護センター「沖縄・希望21」に賛同人として名を連ねております 
そしてまた東日本大震災の被災者支援を軸としたアーティスト活動を行っていることでも知られていることでしょう

今回のコンサートは:
デビュー30周年を昨年迎え 新しいアルバム「BKACK DIAMOND」をリリースしました
『人生 光ばかりじゃない その先には必ず影がある』
『人生には楽しい うれしいだけじゃなく 不条理なこともある いろいろな機微を歌にしたかった』
『歌は聞いた人の心の曇りを磨く 磨き石 そっと元気づけることができる』
と語っております(この項は 中国新聞より転載)
そして ステージでは
『かっこよさと米米CLUBのずっこけな要素をうまく組み合わせ 楽しいステージにしたい』と語ります

演奏曲のなかでは 「突然SHOCK」「黒の中の赤」「キセキ」などはもうちょっとばかり若ければスタンディングしてペンライトを振るのでしょうか と!
ところでステージの語りの中でテレサ・テンを絶賛しております
テレサ・テンは台湾出身で“アジアの歌姫”と称されましたが42歳で気管支喘息で亡くなっております 台湾では国葬になりました
ステージの合間に ダンサーの女性がテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」を歌唱したものでした
こうしたことから 2003羽音コンサート~古都 などから石井竜也の流れがみえてきます

会場でほとんど発作的に「BLACK DIAMOND」のCDを買い求めてしまいました 
収録曲は 「NAMELESS」 「DREAM BOY」 「OROKA」 「突然SHOCK」
「BLACK ANGEL」 「LIFE IS…」 「VIBRATION」「希望の答え」「POKER FACE」「APPLAUSE」「黒の中の赤」「SHADOW」「NIGHTMAEW」「キセキ」「愛に触れて」
すべて石井竜也の作詞作曲です

エンデイングでは石井竜也が『みんな またあそぼうぜぇ』と叫んだ声が耳に残りました
楽しくなければ人生ではないんだ と思うのでした


LUPINも驚く秋の夜に

2016-10-13 14:39:50 | のんびり歩いて

LUPIN JAZZ LIVE
   YUJI OHNO & LUPINTIC SIX
    大野雄二&ルパンティックシックス ルパンジャズライブ

2016.10.8(SAT)
はつかいち文化ホール さくらぴあ

芸術の秋はコンサートへ!と気負ったわけではないのですが
「ルパン三世」のテーマ曲の作曲者でもあり 数多くのTV 映画音楽をも手掛けている
大野雄二が新たなメンバーとともにスタイリッシュなジャズライブを届けてくれました

大野雄二について概説しましょう:
大野雄二(1941年生まれ)は Pianoを担当しています
小学校でピアノを始め高校時代にジャズを独学で学ぶ
慶應大学在学中にライト・ミュージック・ソサエテイに在籍 
その後白木秀雄クインテットを経て自らのトリオを結成する 解散後は作曲家として多数のCM音楽制作の他に「犬神家の一族」 「人間の証明」などの映画やTVの音楽をも手掛けて数多くの名曲を生み出している
リリシズムに溢れたスケールの大きな独特のサウンドは日本のフユージョン全盛の先駆けとなった その代表作「ルパン三世」「大追跡」のサウンド・トラックは70年代後半の大きな話題となったようです
近年は作曲活動としては「ルパン三世」とNHK-TV「小さな旅」に絞り再びプレイヤーとして活動を開始しております
TV番組の「ルパン三世」は好き嫌いは別にしてもよく耳にします
NHK-TV番組の「小さな旅」は私がよく見る番組であり印象深いテーマ曲です

大野雄二トリオでの活動に加え 2006年にYuji Ohno & Lupintic Fiveを結成し精力的な作品をリリース続け全国ホール公演している
2016年にはメンバー編成を新たにYuji Ohno & Lupintic Sixを結成して現在に至る
大野雄二は 1941年生まれですから 75歳です
その音楽に対する感性は素晴らしいものがあると思うのです
自分の年齢を思う時 この人たちには外見では判断できないパワーがありますなぁ

演奏曲は「ルパン三世」の中からの曲目が多かったのですが「ルパン三世 愛のテーマ」「銭形マーチ」などが楽しくのれました
フィナーレは勿論「ルパン三世のテーマ」でした

 


北海道の三大酒精を巡る旅ー蕎麦&和食を添えて ~ そのⅢ

2016-10-04 06:27:36 | ゆるゆる旅日記

【第Ⅲ日目】9/24(土)

朝食はHOTELでいただきました 折角の北海道ですからきょうはイクラ丼ぶりです
コテステロール値とプリン体値を一気に上昇させても美味でしたなぁ
昨夜は飲み過ぎ食べ過ぎだった筈ですが朝から丼ぶりご飯を選択してしまいました
イクラと烏賊の塩辛はお土産に求めました
晴天になりましたのできょうは予定通りに藻岩山へ行きましょう 
デジカメで35Fのレストラン“丹頂”から藻岩山方面を摂りました

■藻岩山
札幌市のほぼ中央に位置する標高531mの藻岩山はアイヌ語で「インカルシベ( いつも上がって見張りをするところ )」と言われていたそうな
藻岩山は札幌市民や近郊の人たちが気軽に登れる山としての人気が高く 登山道も整備されているという 中腹ではハイカーたちが休憩しておりましたが なぜか女性がほとんどです 賑やかなオバサンたちは元気ですナァ
勿論(?)我々は麓から中腹まではロープウェイで そして中腹から藻岩山頂駅までは世界初の駆動方式を採用した2両編成キャビンのミニケーブルカー「 モーリスカー 」に乗車しましょう 料金割引のシニア乗車券でしたよぉ
藻岩山マスコットキャラクター“もーりす”の呼称は 藻岩山の森の奥深くにちょっと変わったエゾリスがいたのだそうな 『も』と鳴くので“もーリス”と呼ばれるようになったそうな
山頂からは札幌の街並みや日本海石狩湾そして増毛連山に至る大パノラマが楽しめます
夜景は“北海道三大夜景”のひとつと言われております
他の二つは函館山と昨日悪天候のため予定をスルーした小樽の天狗山です
そして札幌市は「夜景サミット2015 in 神戸」に於いて長崎・神戸とともに日本新三大夜景に認定されたのだそうです
そしてまた 夜景観光コンベンション・ビューローの日本の名月を観光資源にと日本百名月プロジェクトがスタートし 第1回認定の14か所のひとつが“藻岩山から望む月”なのだそうです

昼食はやはり蕎麦ですよぉ
◎松の実
市内にある蕎麦屋です 鴨せいろうをいただきました

ホテルに預けてあった荷物をピックアップして帰路に向かいましょう
H氏と一緒に新千歳空港行きのJRに乗り込みました
札幌 13:20 快速エアポート132号 ~ 新千歳空港 13:57

JAL3406便 B737
札幌 15:05 ~ 広島 17:05
出発が遅れましたがまずまずのフライトでした

小さな旅物語の終章として:
“北海道の三大酒精を巡る旅―蕎麦&和食を添えて”の旅は束の間だったのかも知れないが今迄にない夢物語であった
好物の蕎麦を賞味して 札幌の地酒にほど良く酩酊(めいてい)し 現状逃避したことで得た新しい世界を観ることができた時間に感謝です
旅と言うものを大別すると まずはtrip そしてtour その次にtravel 更にはjourneyだろうか
Tripは 簡単な或いはちょっとした と言う意味からきているようです 
所謂小旅行といったところでしょうか
Tourは 観光或いは買い物などの主として団体による海外の周遊旅行ですな 
所謂ヨーロッパパッケージツアーなど
Travelは 語源からは苦労して旅をすると言うことになりましょうか 
所謂長距離旅行を独りですることなど 
或いは東海道膝栗毛のようにヤジさんキタさん道中など
Journeyは は長が~い長が~い旅行旅のことでしょうか
Doris Day が唄った懐かしい「A Sentimental Journey」の和訳では
  感傷的な旅に出よう
  心の安らぎを求めて
  感傷的な旅に出よう
  古い記憶を想い出すために

君 旅はいいものだなぁ!
君には 人生の旅友がいますか!
Go to the good trip!

    

    

 


北海道の三大酒精を巡る旅 ~ そのⅡ

2016-10-03 05:50:43 | ゆるゆる旅日記

【第Ⅱ日目】9/23(金)

朝食はHOTELで 懐石御膳です
地元の食材が工夫されております ご飯(米)は七つ星だそうですが美味しいのでお代わりをしてしまいました
烏賊の塩辛が絶妙な味ですよ
昨夜は食べ過ぎた筈なのですが

 もう数年前になるのであろうか前職場の所謂福利厚生の慰安旅行で札幌周辺を観光したものでしたが その折に小樽にも立ち寄りました
小樽運河の周辺をブラブラ歩いて 堺町通りの小樽浪漫館 北一ヴェネツィア美術館 小樽オルゴール堂本館など定番のお土産ショップを覗いたことを想い出します
その折に『時間があったら余市へ行ってみたい』と思ったものでした
そこで 酒精巡りの第3弾は余市へ来ました JR小樽駅で乗り換えます 2両編成の電車でのんびり走ります
余市に着いたらとうとう小雨模様になってしまいました

■余市蒸留所
余市蒸留所は北海道余市郡余市町黒川町にあるニッカウヰスキーのウイスキー蒸留所です 正式な名称は「 ニッカウヰスキー株式会社北海道工場 」で敷地面積は13.2万㎡
1934年(昭和9年)のこと 寿屋( 現在のサントリー )を退社し大日本果汁を設立した竹鶴政孝は酒造を営んでいた但馬八十次から余市町を紹介してもらい創業の地とした
現在もシングルモルトウイスキー(主原料は大麦麦芽)を製造しているそうな
ここでも蒸留所ガイドツアーを申し込んであったのでガイドのお姉さんの案内で見学コースを順に ウイスキー博物館~蒸留棟~乾燥棟~粉砕・糖化棟~発酵棟~製樽棟~一号貯蔵棟~旧事務所~旧竹鶴邸~ニッカ会館 と傘をさしてゾロゾロと廻ります
そして最後は試飲ですよぉ
 海外でも人気を集めるジャパニーズウイスキー 近年は輸出量が伸びてきておりますがブランド力も高まり日本の蒸留所を訪れる外国人観光客が増えているそうです
平日に訪れたのですが英語や中国語そして韓国語が飛び交っておりました
スコットランドの人が来ていたかどうかは定かではありません

敷地内は広くたくさんの樹木が植えられているのですが ちょうどナナカマドの果実が赤く そして秋の訪れを知らせるように葉々の一部が色づき始めておりますなぁ
来週には大雪山の初冠雪の予報がでているそうです 
北国の短い秋の足音が聞えて来ております

もう何年も前になりますが知友の案内で広島県の竹原市を訪れたことがあるのですが 竹原市の街並み保存地区のほぼ中央に位置して竹鶴政孝の生家(小笹屋 竹鶴酒造)があります
しかしまぁ広島の田舎町から北海道のこの地までよく来ましたナァ

“ 余市 ”を語る時に すぐ思うのが“ マッサン ”ですなぁ
「 マッサン 」はNHK大阪放送局の製作で2014年9月29日から2015年3月28日まで放送された連続テレビ小説第91シリーズのTVドラマです
ヒロインにはシャーロット・ケイト・フォックスが外国人として初めて起用されたことでも話題になったものでした
大正時代 ウイスキー造りに情熱を燃やす造り酒屋の跡取り息子が 単身スコットランドに渡る そこで出会ったスコットランド人の女性と彼は半ば駆け落ちの状態で国際結婚するところからこの物語が始まった ヒロインは日本とスコットランドの違いに戸惑いつつも異なる文化を学びながら成長していく 本作のモデルとなる人物はニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝とその妻リタ(ジェーシー・ロベルタ・カウン)で タイトルの「 マッサン 」はリタが政孝のことをこう呼んだことに因んでいる
舞台地は大阪の住吉・山崎そして北海道の余市と広島県の竹原やスコットランドのグラスゴーである

TVドラマの影響でしょうか 竹鶴政孝とリタの銅像が竹原市の街並み保存地区にある憧憬の広場に完成して竹鶴政孝生誕120年となる2015年に披露されたそうな

小樽まで戻り昼食です
◎に志づ可
漁港の街ですから ここではお寿司をいただきました

■鰊御殿
歴史的な興味からでしょうか ニシン漁と鰊御殿は是非行ってみたいところでしたなぁ
鰊御殿は明治から昭和初期にかけて北海道の日本海沿岸のニシン漁で隆盛を極め財を成した網本たちが競って造った木造建築で 網本の居宅兼漁業施設でありそして番屋のことです
殆どの建築物は現在解体されており 望楼を備えているところも少数なのだそうです
公開されている鰊御殿の最大級なのは 小樽市鰊御殿で当時の様子を伺い知ることができるようです

そこで今回は 「 にしん御殿 小樽 貴賓館(旧青山別邸) 」へ
貴賓館の敷地内に旧青山別邸があります
青山家は明治・大正を通じ鰊漁で巨万の富を築き上げたそうな
その三代目娘の政恵が十七歳の時に山形県酒田市にあった本間邸に魅せられ大正6年から6年半の歳月をかけて建てた別荘が旧青山邸なのです
財をなしたと言うよりも贅を尽くした金に糸目をつけずに建てられた豪邸でしょうか

「 石狩挽歌 」の記念石碑となかにし礼の直筆の歌碑があります
1975年(昭和50年)北原ミレイが唄って結構ヒットしましたか

ここではお土産に「にしん蕎麦」と「にしんの昆布巻き」を買いました

■天狗山
小樽の街の眺望を楽しむ予定でしたが 生憎の空模様で視界が悪くスルーでした
「鼻なで天狗」の鼻をなでることができませんでした

札幌に戻ります 
今宵の宴はかってH氏と同行したまぁいわばH氏の馴染みの店です
◎いそ田
 札幌すすき野のど真ん中にある割烹です
お椀のマツタケは初物です
酒肴に白子が珍しい 
ついつい酒量オーバーでした やや足元がフゥ~ラフゥ~ラしつつも見送りに出てくれた「いそ田」の大将に手を振りましょう

今宵の宿は昨日と同じ「JRタワーホテル日航札幌」で 2連泊です

    

   

    

 


北海道の三大酒精を巡る旅 ~ そのⅠ

2016-10-02 06:53:07 | ゆるゆる旅日記

【第Ⅰ日目】9/22(木)

小雨模様の朝
空港でトーストセットの朝食です

ANA4815便 B737
広島 08:45 ~ 札幌 10:40
  台風16号の予報に翻弄されておりましたが 『 天は我に味方せり! 』
台風直撃が危惧されていただけに気持は晴ればれのフライトですなぁ
千歳に着いたら雨もあがりました

新千歳空港 11:15 快速エアポート114号 ~ 札幌 11:52 
JR札幌駅まで迎えにきてくれた今回の旅友のH氏と合流です

今回の宿である「 JRタワーホテル日航札幌 」に荷物を預けましょう
このホテルはJR札幌駅に隣接しているので便利なのです
早速 腹ごしらえと言うことでかって訪れた蕎麦屋まで直行です

◎さくら庵
 札幌市中央区南5条西24 円山公園の近くにあります
丸山地区にはお洒落な店がありますなぁ 時間に余裕があったら散策してみたいものです
このさくら庵は 前回と言っても大分前になりますがH氏のお勧めで来たことがありますが“ 鴨せいろう ”が美味しかったことを覚えております
蕎麦は更科系でしょうか 繊細な味でしょう 器も綺麗です 接遇マナーもよろしい
エビスビールで乾杯し 勿論“ 鴨せいろう ”です
旅のopeningは満足ですなぁ

きょうは酒精巡りです 第1弾は和酒です
■千歳鶴 酒ミュージアム
明治5年 石川県能登から来道した創業者柴田與次右衛門は 創成川のほとりで造り酒屋「 柴田酒造店 」を開店します
「 千歳鶴 」が創業以来使い続けている水 それは札幌南部に連なる緑豊かな山々が水源の豊平川の伏流水である
伏流水とは 地中を流れるもうひとつの川 つまりその河川の水は地中に浸み込み100年~ 200年或いは永遠時のなかで ゆっくりと下流に そして水は岩盤層を通り抜け濾過されながら地中のミネラル分を吸収していくのです
過去からの贈り物なのでしょう ドラマですなぁ
今でも地下150mから自然の恵みを汲み上げているそうです
試飲カウンターで 大吟醸の吉翔や瑞翔をいただきたいところですが 酒造りに最適であるとされる中硬水の清冽さを感じてみたいということで仕込み水によるコーヒーをいただきました 

酒精巡りの第2弾はビールです なんと言っても北海道のサッポロビールです
■サッポロファクトリー
主なテナントは
1条館 2条館 3条館 西館 レンガ館 フロンティア館
ショッピングモールを中心とした大型複合施設なのです
当地はサッポロビールのルーツである所謂「 開拓使ビール 」の醸造生産を行う
「 開拓使麦酒醸造所 」が1876年に北海道開拓使によって興された地である
当時の黒いエントツがシンボルとして残っております

■サッポロビール博物館
サッポロガーデンパーク内にある博物館は 日本で唯一のビール博物館であり北海道遺産のひとつにも指定されております 赤レンガ造りの3階建です
エレベーターで3階へあがった後1階ずつ順に見学できます
プレミアミツアーの予約申し込みをしてありましたのでツアーガイドのお姉さんの説明を聴きながら 開拓使麦酒醸造所の誕生からサッポロビール株式会社に至るまでの歴史や第二次世界大戦前のビール瓶などの展示を見て廻ります
ちょうどこの日は サッポロビール開業140周年ということでプレミアムツアー無料開放DAY!で見学料は無料になりました
ポスターも展示してあります 三船敏朗の『 男は黙ってサッポロビール! 』などは懐かしいですなぁ
森繁久弥 司葉子 淡島千景もありました 東宝の社長シリーズや駅前シリーズを思い出させますなぁ オジサンはついつい郷愁に浸ってしまいました(ワシのことです)
また3階~2階にかけてサッポロビール札幌工場でビールの仕込み時に麦汁を煮立たせる際に実際に使用されていたウォルトバンと呼ばれる巨大な煮沸釜が展示されていたのは圧巻です 全高は10mに及ぶそうです
見学ツアーの最後はサッポロビール黒ラベルを一杯のみ(!)試飲 1杯のみですよ
博物館のそとには 1876年(明治8年)に開拓使麦酒醸造所が設立された際に建物前に積み上げられた樽が復元されておりました
白いペンキ文字で「 麦とホップを製すればビイルとゆふ酒になる 」と書かれているのがわかりました

今宵の宿は
「 JRタワーホテル日航札幌 」
このホテルはかって家人と旅行したときに宿泊したのですが残念ながらあまり覚えていないことに愕然とする 記憶の衰えは恐ろしいものです!
暫時休憩して今宵の宴に向かいましょう

◎しのや
すすき野にあるH氏が馴染みの創作日本料理の店です
イカの沖漬けは中々のものでした
クジラ肉の刺身やラム肉のシャブシャブは珍しく初体験です
食べ過ぎでしたが美味しくいただきました

     

    

              


北海道の三大酒精を巡る旅 ~ 序章として

2016-10-01 13:42:34 | ゆるゆる旅日記

北海道の三大酒精を巡る旅
~ 蕎麦&和食を添えて


序 章  として :

これまでH氏とは北海道~本州~四国~九州と随分いろいろなところを訪れた
多くの感動をもらったものである
ただそれは多くは学会出張に付随したものであり些か緊張をも伴うものであったことは否めない
今回の北の大地への短い旅行はH氏と心おきなく楽しめたものです
本稿では事前にスケジュールを提示してくれたH氏の詳細な且つ丁寧なguideがついたプランを転載して 旅行印象記の序章とします
Have a fun trip!


【 第1日目 】 9/22(木) 

 広島空港(08:45)??(ANA 4815)??(10:40)新千歳空港

 新千歳空港(11:30) (快速エアポート) (12:07)札幌

 ◎ 昼食
さくら庵
011-533-0789 南5条西24-1-34 11:00?15:00 (水定休)

  ★千歳鶴ミュージアム 南3条東5丁目1番地 10:00?18:00
  《 Mr.Hさんからの information です 》
       「千歳鶴」は札幌唯一の地酒
   「千歳鶴」を造る日本清酒株式会社の前身は柴田酒造店で1872年(明治5年)に札幌で初めて
酒造りを営んだ酒蔵
       テーマ館は和風モダンの外観に味噌醤油蔵の古材を利用した天井梁など落ち着いた趣を演出する
   札幌の街中に工場があるのは地下150 mから汲み上げる豊平川の伏流水による
   工場隣接の館内では自慢の水をそのまま味わい千歳鶴の歴史資料の展示を楽しめる
 *仕込み水(試飲可)、展示コーナー、直売店コーナー、試飲カウンター 
                                                                                        
  ★サッポロファクトリー見学館 北2条東4丁目 10:00?22:00
      《 Hさんからの information です 》
    ☆サッポロファクトリーは開拓使にはじまる日本のビール産業の発祥の地
   その地に123年目ぶりに誕生した小さなブルーワリー、札幌開拓使麦酒醸造所
          昔から「ビール工場のシンボル」として親しまれ、「サッポロファクトリー」のランドマーク
である黒い大きな煙突とともに大正時代につくられたレンガの建物がある
   内部には実際にビールをつくっている仕込み釜などの醸造設備のほか、ビール醸造についての
パネル、麦酒醸造所誕生の物語を秘めた貴重な写真資料などを展示
                                                                                                                    
  ★サッポロビール博物館 東区北7条東9丁目1-1 11:30~20:00 
   ☆1888年(明治20年)札幌製糖株式会社が創立され、甜菜糖の工場として1890年(明治22年)に建設された これが現在も博物館・ビール園として機能している建物
   
  ☆大迫力の6Kワイドシアターやブランドコミュニケーターの分かりやすい説明を通して、
サッポロビールの誕生から近代日本ビール産業を牽引した「大日本麦酒」時代そして現在までを案内?
         最後はプレミアムツアー参加者しか味わえない創業当時の味を復元した「復刻札幌製麦酒」と
サッポロビールの代表商品「黒ラベル」を試飲
   *見学 1F受付 → 3F ウエイティングラウンジ → 3F プレミアムシアター →
2Fサッポロギャラリー → 1Fスターホール(テイスティング)
    
  ホテル日航札幌(18:20)

  ◎ 夕食  
しのや(創作日本料理) 
011-512-1363 南6条西4プラザ64ビル3F 18:00~23:00
              日曜日定休 20席 (全席喫煙可)

【 第2日目 】 9/23(金) 

  札幌(08:43) (普通) (09:28)小樽(09:38) (普通) (09:59)余市

  JR余市駅?蒸留所(徒歩ca 5 min)

★ニッカ余市蒸留所 余市郡余市町黒川町7-6 見学無料
                                                         0135-32-3131  09:00?17:00
               *蒸留所正門(受付) ☆ガイド付見学待合所(正門入った左手)

  ☆見学コース:余市蒸留所正門→ガイド付き見学待合所→ウイスキー博物館→蒸留棟→乾燥棟→ 粉砕・糖化棟
   →発酵棟→製樽棟→一号貯蔵庫→旧事務所→旧竹鶴邸→ニッカ会館→ディスティラリーショップノースランド
  《 Mr.Hさんからの information です 》
  余市蒸留所は昭和9年(1934)に創業者・竹鶴政孝氏により開設され敷地面積は13万2000平方メートルと広大
   この中ではシングルモルトウイスキー「竹鶴」「余市」をはじめとしたニッカ製品が醸造されている
                    見学者は自由に敷地内へ立ち入ることができ、歴史ある建物を見たり、ガイド付きの無料見学に
参加したり、試飲を楽しんだり出来る? 
   ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏は明治27年(1894)広島県の造り酒屋に生まれた
              長じて家業を継ぐべく大阪で日本酒醸造を学ぶうちに洋酒への興味が高まり、
当時の大手「摂津酒造」へ入社、                  
大正7年(1918)にはウイスキーづくりの本場・スコットランドへと渡った
            現地では研修先がなかなか見つからず苦難の日々を送る
そんな中で生涯の伴侶・リタ夫人と出会い、醸造技術を修得後彼女を伴って日本へ帰国した
      寿屋(現・サントリー)山崎蒸留所の初代工場長の職を経て水や気候などの条件が整う余市に「大日本果汁株式会社」を設立したのは昭和9年(1934)
仕込んだ原酒が熟成するまでの間余市特産のリンゴを使ったジュースの製造で経営を維持する
ちなみに「ニッカ」の名はこの時の社名から「日」「果」を組み合わせたもの
     念願の第1号ウイスキーは、昭和15年(1940)10月に完成した 

 ☆休憩時間(11:40 12:15) ニッカ会館(レストラン樽) ディスティラリーショップ
      
  蒸留所 (徒歩ca 5 min)  JR余市駅

  余市(12:31) (普通) (12:55)小樽
                                                                                 
◎ 昼食
に志づ可
 0134-34-2838 小樽市高嶋4-9-14 11:30~20:00 (定休火)
                   ☆華遊膳 2,900円 楽味 4,800円 *来店後の注文も可能(楽味がお薦め)
創業33年。 ?年齢層が変わるに伴い、メニューも随時変更を加えている  
    昼夜とも鮨や季節のコース仕立ての料理、素材を活かした一品料理など多彩を提供 
                                                           

★ 小樽貴賓館(にしん御殿)
小樽市祝津3-63? 0134-24-0024 9:00?17:00
                                        旧青山別邸入館料 1,080円
《Mr. Hさんからの information です 》
   青山家は明治・大正を通じ鰊漁で巨万の富を築き上げた。?その三代目娘、政恵が十七歳の時、山形県酒田市にある本間邸に魅せられ大正六年から六年半余りの歳月をかけ建てた別荘が旧青山別邸
 平成22年国より登録有形文化財に指定。?約1500坪の敷地内に木造2階建てで建坪は190坪
家屋の中は6畳~15畳の部屋が18室、それぞれに趣が異なり金に糸目をつけず建てられた豪邸

★ 天狗山
《 Mr.Hさんからの information です 》
    山麓から山頂までは約4分でつなぐ 30人乗りのロープウエイが運行。
   眼下には箱庭のように市街が開け、小樽港や石狩湾、晴れた日は遠く 暑寒別連峰や積丹半島が
一望できる絶好のビューポイント
また宝石を散りばめたような美しい夜景は 「北海道三大夜景」と言われる
    鼻なで天狗なるものがある                             
 
 小樽(17:30) (快速エアポート) (18:02)札幌

◎ 夕食 
いそ田 
南四条西3-2-6 LC16番館 1F 011-511-3800 18:00~翌3:00 全面喫煙可

【 第3日目 】 9/24(土)

 ★藻岩山
・天気良好の場合 (*不良の場合藻岩山は中止)
                                                            
 ロープウェイ+もーりすカー(10:30?22:00)15分間隔 乗車時間ca5分+ca2分
   *料金 往復 1,700円 (1,360円 65歳以上の割引料金 要証明するもの)
                                                            
 ロープウェイ山麓駅 (10:30) (山頂駅経由) (10:40)展望台 ☆散策時間ca 20 min

◎ 昼食 
松の実
 南一条西7-16-2 岩倉ビル011-252-6615
                  ランチ11:30?15:00 分煙 定休 日曜・祝日
                  
        ☆料亭のような趣を持つお蕎麦屋  ☆鴨せいろあり

 札幌 (13:20 ) (快速エアポート) (13:57)新千歳空港

 新千歳空港(15:05)~(JAL3406)~(17:05)広島