北海道の三大酒精を巡る旅
~ 蕎麦&和食を添えて
序 章 として :
これまでH氏とは北海道~本州~四国~九州と随分いろいろなところを訪れた
多くの感動をもらったものである
ただそれは多くは学会出張に付随したものであり些か緊張をも伴うものであったことは否めない
今回の北の大地への短い旅行はH氏と心おきなく楽しめたものです
本稿では事前にスケジュールを提示してくれたH氏の詳細な且つ丁寧なguideがついたプランを転載して 旅行印象記の序章とします
Have a fun trip!
【 第1日目 】 9/22(木)
広島空港(08:45)??(ANA 4815)??(10:40)新千歳空港
新千歳空港(11:30) (快速エアポート) (12:07)札幌
◎ 昼食
さくら庵
011-533-0789 南5条西24-1-34 11:00?15:00 (水定休)
★千歳鶴ミュージアム 南3条東5丁目1番地 10:00?18:00
《 Mr.Hさんからの information です 》
「千歳鶴」は札幌唯一の地酒
「千歳鶴」を造る日本清酒株式会社の前身は柴田酒造店で1872年(明治5年)に札幌で初めて
酒造りを営んだ酒蔵
テーマ館は和風モダンの外観に味噌醤油蔵の古材を利用した天井梁など落ち着いた趣を演出する
札幌の街中に工場があるのは地下150 mから汲み上げる豊平川の伏流水による
工場隣接の館内では自慢の水をそのまま味わい千歳鶴の歴史資料の展示を楽しめる
*仕込み水(試飲可)、展示コーナー、直売店コーナー、試飲カウンター
★サッポロファクトリー見学館 北2条東4丁目 10:00?22:00
《 Hさんからの information です 》
☆サッポロファクトリーは開拓使にはじまる日本のビール産業の発祥の地
その地に123年目ぶりに誕生した小さなブルーワリー、札幌開拓使麦酒醸造所
昔から「ビール工場のシンボル」として親しまれ、「サッポロファクトリー」のランドマーク
である黒い大きな煙突とともに大正時代につくられたレンガの建物がある
内部には実際にビールをつくっている仕込み釜などの醸造設備のほか、ビール醸造についての
パネル、麦酒醸造所誕生の物語を秘めた貴重な写真資料などを展示
★サッポロビール博物館 東区北7条東9丁目1-1 11:30~20:00
☆1888年(明治20年)札幌製糖株式会社が創立され、甜菜糖の工場として1890年(明治22年)に建設された これが現在も博物館・ビール園として機能している建物
☆大迫力の6Kワイドシアターやブランドコミュニケーターの分かりやすい説明を通して、
サッポロビールの誕生から近代日本ビール産業を牽引した「大日本麦酒」時代そして現在までを案内?
最後はプレミアムツアー参加者しか味わえない創業当時の味を復元した「復刻札幌製麦酒」と
サッポロビールの代表商品「黒ラベル」を試飲
*見学 1F受付 → 3F ウエイティングラウンジ → 3F プレミアムシアター →
2Fサッポロギャラリー → 1Fスターホール(テイスティング)
ホテル日航札幌(18:20)
◎ 夕食
しのや(創作日本料理)
011-512-1363 南6条西4プラザ64ビル3F 18:00~23:00
日曜日定休 20席 (全席喫煙可)
【 第2日目 】 9/23(金)
札幌(08:43) (普通) (09:28)小樽(09:38) (普通) (09:59)余市
JR余市駅?蒸留所(徒歩ca 5 min)
★ニッカ余市蒸留所 余市郡余市町黒川町7-6 見学無料
0135-32-3131 09:00?17:00
*蒸留所正門(受付) ☆ガイド付見学待合所(正門入った左手)
☆見学コース:余市蒸留所正門→ガイド付き見学待合所→ウイスキー博物館→蒸留棟→乾燥棟→ 粉砕・糖化棟
→発酵棟→製樽棟→一号貯蔵庫→旧事務所→旧竹鶴邸→ニッカ会館→ディスティラリーショップノースランド
《 Mr.Hさんからの information です 》
余市蒸留所は昭和9年(1934)に創業者・竹鶴政孝氏により開設され敷地面積は13万2000平方メートルと広大
この中ではシングルモルトウイスキー「竹鶴」「余市」をはじめとしたニッカ製品が醸造されている
見学者は自由に敷地内へ立ち入ることができ、歴史ある建物を見たり、ガイド付きの無料見学に
参加したり、試飲を楽しんだり出来る?
ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝氏は明治27年(1894)広島県の造り酒屋に生まれた
長じて家業を継ぐべく大阪で日本酒醸造を学ぶうちに洋酒への興味が高まり、
当時の大手「摂津酒造」へ入社、
大正7年(1918)にはウイスキーづくりの本場・スコットランドへと渡った
現地では研修先がなかなか見つからず苦難の日々を送る
そんな中で生涯の伴侶・リタ夫人と出会い、醸造技術を修得後彼女を伴って日本へ帰国した
寿屋(現・サントリー)山崎蒸留所の初代工場長の職を経て水や気候などの条件が整う余市に「大日本果汁株式会社」を設立したのは昭和9年(1934)
仕込んだ原酒が熟成するまでの間余市特産のリンゴを使ったジュースの製造で経営を維持する
ちなみに「ニッカ」の名はこの時の社名から「日」「果」を組み合わせたもの
念願の第1号ウイスキーは、昭和15年(1940)10月に完成した
☆休憩時間(11:40 12:15) ニッカ会館(レストラン樽) ディスティラリーショップ
蒸留所 (徒歩ca 5 min) JR余市駅
余市(12:31) (普通) (12:55)小樽
◎ 昼食
に志づ可
0134-34-2838 小樽市高嶋4-9-14 11:30~20:00 (定休火)
☆華遊膳 2,900円 楽味 4,800円 *来店後の注文も可能(楽味がお薦め)
創業33年。 ?年齢層が変わるに伴い、メニューも随時変更を加えている
昼夜とも鮨や季節のコース仕立ての料理、素材を活かした一品料理など多彩を提供
★ 小樽貴賓館(にしん御殿)
小樽市祝津3-63? 0134-24-0024 9:00?17:00
旧青山別邸入館料 1,080円
《Mr. Hさんからの information です 》
青山家は明治・大正を通じ鰊漁で巨万の富を築き上げた。?その三代目娘、政恵が十七歳の時、山形県酒田市にある本間邸に魅せられ大正六年から六年半余りの歳月をかけ建てた別荘が旧青山別邸
平成22年国より登録有形文化財に指定。?約1500坪の敷地内に木造2階建てで建坪は190坪
家屋の中は6畳~15畳の部屋が18室、それぞれに趣が異なり金に糸目をつけず建てられた豪邸
★ 天狗山
《 Mr.Hさんからの information です 》
山麓から山頂までは約4分でつなぐ 30人乗りのロープウエイが運行。
眼下には箱庭のように市街が開け、小樽港や石狩湾、晴れた日は遠く 暑寒別連峰や積丹半島が
一望できる絶好のビューポイント
また宝石を散りばめたような美しい夜景は 「北海道三大夜景」と言われる
鼻なで天狗なるものがある
小樽(17:30) (快速エアポート) (18:02)札幌
◎ 夕食
いそ田
南四条西3-2-6 LC16番館 1F 011-511-3800 18:00~翌3:00 全面喫煙可
【 第3日目 】 9/24(土)
★藻岩山
・天気良好の場合 (*不良の場合藻岩山は中止)
ロープウェイ+もーりすカー(10:30?22:00)15分間隔 乗車時間ca5分+ca2分
*料金 往復 1,700円 (1,360円 65歳以上の割引料金 要証明するもの)
ロープウェイ山麓駅 (10:30) (山頂駅経由) (10:40)展望台 ☆散策時間ca 20 min
◎ 昼食
松の実
南一条西7-16-2 岩倉ビル011-252-6615
ランチ11:30?15:00 分煙 定休 日曜・祝日
☆料亭のような趣を持つお蕎麦屋 ☆鴨せいろあり
札幌 (13:20 ) (快速エアポート) (13:57)新千歳空港
新千歳空港(15:05)~(JAL3406)~(17:05)広島