Dr.K と 優しさの夢物語

輝きの明日のために、思春期と思秋期の更年期障害の女性のための健康余話/ときには蕎麦談義とワン子のお話を

年の瀬に 2016年の出来事の中で

2016-12-30 15:54:06 | きょうはなんの日

2016年の出来事の中で

年の瀬 2016年の出来事は 我が家の10大ニュースを語れば良いのだが どうにか大過なかったようなので まずは国内外の記憶に残る出来事を列記してみる 

《 1月 》
○箱根駅伝は青学大が2連覇
 第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は3日 青山学院大学が2年連続2度目の総合優勝を果たした
 お正月は家族で沖縄に行っていたのでTVの実況中継を見ることは叶わなかった
○大関琴奨菊が初優勝
 大相撲初場所は24日 大関琴奨菊(福岡県柳川市出身 32歳)が14勝1敗で初優勝を飾った 日本人力士の優勝は10年ぶり!
「菊バウアー」「琴バウアー」とも言われる体を大きく後ろに反らせるルーティンが愉しいではないか
そう言えば 福岡県の柳川を訪れた際に街の角々に琴奨菊の幟旗が立っていたのを思いだしました 柳川の出身だったんですなぁ
柳川では北原白秋の詩集「思ひ出」柳川版を買いそびれたのが残念です
機会を造り是非とも求めたい 心残りなのです
●北朝鮮が初の水爆実験
 北朝鮮は6日「初の水爆実験を実施した」と発表 核実験は通算4回目
水爆実験と聞けば1954年(昭和29年)の第5福竜丸事件を想い出さずにはいられない
子供たちは「雨にあたると放射能で禿げるんだぞぉ」との噂に怯えたものでした
●台湾総統選で蔡英文(さい・えいぶん;ツァイ・インウェン)氏が当選
 59歳 女性総統の誕生は史上初
 台湾(中華民国)は8年ぶりの政権交代
《 3月 》
○北海道新幹線が開業
 北海道新幹線(新青森 ― 新函館北斗間 149Km)が26日開業した
 東京 ― 新函館北斗間 824Kmは最速4時間2分で結ばれた 1964年の東海道新幹線の開業から52年を経て北海道から九州まで新幹線で繋がったのです
 盟友H氏は自他共に認める“鉄ちゃん”なので早速試乗して北海道で遊んで来たと言う
 趣味人はそのくらいでなくてはいけませんなぁ
○民進党が発足
 民主党と維進の党による民進党が27日に発足した 初代の代表には岡田克也
 何処か変わるのだろうか
●オバマ米大統領がキューバ訪問
 2015年に国交を回復したキューバを現職の大統領として88年振りに訪問した
《 4月 》
○熊本地震 死者50人
 14日夜 熊本地方を震源とするマグニチュード(M)6.5の前震が発生 16日未明にはM7.3の本震が起きた 震度7の強い揺れで被害が拡大
 地震とはもっとも縁遠い地域だと思っていたのですが 日本中何処にいても警戒を要することなのです
○東京五輪エンブレムに“組市松紋”
 15年7月に発表された旧エンブレムは類似作品問題などで白紙撤回された
 旧作の方が良かったと思うのですが
 東京五輪問題は先が思いやられます
《 5月 》
○オバマ米大統領が広島訪問
  オバマ米大統領が27日 現職の米大統領として初めて広島を訪問した
 オバマ氏は原爆死没者慰霊碑に献花した後「核兵器のない世界」を追求していく必要性を訴えた
 「71年前 晴天の朝 空から死が降ってきて 世界が変わりました 閃光と炎の壁がこの街を破壊し 人類が自分自身を破壊する手段を手に入れたことを示しました」 
 「彼らの誰もがこれ以上 戦争を望んでいません むしろ科学の驚異を 命を奪うのではなく もっと人生を豊かにすることに役立ててほしいと考えています」
 「これこそが私たちが選択できる未来です 広島と長崎は核戦争の夜明けではなく 私たちの道義的な目覚めの始まりであるできです」と言う言葉でしめくくった
謝罪の言葉は避けて そして献花の際にも頭を垂れることはなかった
 広島の最も大きなニュースのもうひとつには 広島東洋カープのリーグ優勝でしょうか 悲願達成というファンも多いのです 「神ってる!」は流行語大賞になりました
もっとも日本シリーズでは 北海道日本ハムファイターズに2勝4敗でしたが
○北海道・小2男児の置き去り事件
 5月28日の夕方 北海道七飯町の林道で両親が“しつけ”のために置き去りにした後に行方不明になる
 6月3日朝 6日ぶりに6Km離れた自衛隊の演習場の建物の中で発見
 TVの臨時ニュースで朗報を知ったときには素直に『生きていてよかった!』と思った
 “躾け”を知らない親が多すぎるのです
《 6月 》
○舛添東京都知事が辞職
 政治資金の私的流用問題で批判を受け メディアは騒然
どう考えても私的としか思えない家族旅行 公用車での別荘通い 下着やパジャマ ネットオークションでの美術品購入 まぁやることなすことがみみっちいのです
21日辞職 遅きに失したと言うことだろうか
●フィリッピン大統領にドゥテルテ氏就任
5月のフィリッピン大統領選で当選した南部ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏が30日 第16代大統領に就任 「犯罪者は殺す」と述べたりオバマ米大統領を罵ったりするなど過激発言で物議を醸し出した
○英国EU離脱
 6月23日 国民投票の結果で離脱が51.9% 残留が48.1%と僅差で離脱が決定
 離脱派が最大の根拠としていたのは移民問題であるそうな 税金が自分達のためにではなく移民に使われる分が多くなり恐怖と憤慨があったと言う もうこれ以上移民を受け入れるのはご免だという気持ちなのだろうか
 政治的にはスコットランドがEU残留を求めていることが気掛かりなのですが
《 7月 》
○放送作家の永六輔さん死去
83歳 NHK-TV「夢であいましょう」 を手掛けて人気番番組に 
唯一好きなバラエティ番組でした 
坂本九の『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』は名曲であろう
永六輔 小沢昭一 野坂昭如 の昭和一ケタ生まれの中年御三家は最後まで現役でした
《 8月 》
○東京都知事に小池百合子
築地市場の豊洲移転延期 五輪施設計画の見直し
小池劇場は大賑わいです
立候補にあたり石原慎太郎が“大年増の厚化粧”と応援演説を断ってから確執が増したようです
石原慎太郎と言えば 今年の“角栄ブーム”きっかけが著作の田中角栄礼賛本「天才」であったとか
○天皇陛下 退位のご意向を示唆
 7月13日夜7時のNHK-TVのニュースで第1報が報道されたときに“そうでしょう そうでしょう”と思った
 天皇陛下は82歳 皇后陛下美智子様は81歳 国事そして公務はもう定年退職されてもよろしかろうと思います
 8月8日 天皇陛下自身が象徴としての務め 生前退位への意向についてのビデオメッセージを公表した
《 9月 》
○民進党の新代表に蓮舫(れんほう)氏
49歳 実証性と客観性を軽視して自らの願望にのみ従って情勢を判断するという反知性主義の代表だろう との評は的を得ていると思うのですが
“必殺仕分け人”として『一番でなきゃだめですか!』と鉈を振るって大騒動でしたなぁ
二重国籍問題は未解決のままなのですが
《10月》
○ノーベル生理学医学賞に大隅氏
 大隅良典氏(東京工業大学栄誉教授)は会見などで繰り返し「基礎科学」の重要性を訴えていた そうなのです「基礎医学」を蔑ろにしていては医学の進歩はあり得ない
○鳥取県で震度6弱の地震
●ノーベル文学賞にボブ・ディラン氏が
ミュージシャンの同賞受賞は初
偉大なアメリカ歌謡の伝統の中で新たな詩的表現を創造した と評価されたことが文学賞に選ばれたそうな
文学賞の範疇に該当するのか否か 疑問視された
そしてまたストックホルムで行われる授賞式に出るの出ないのと大騒ぎ
私はPPMがカバーした「風に吹かれて」は好きな曲でしたが
●タイのプミポン国王死去
88歳 在位期間は70年で存命する世界の君主のなかでは最長であった
●韓国・朴大統領 友人女性の国政介入疑惑
韓国内で大統領の辞任を求める声が噴出 任期満了前に退く意向
《 11月 》
○博多駅前の市道が大規模陥没
 市道が幅27m 長さ30m 深さは15m 地下鉄の延伸工事が原因とされてはいるが 慌てて埋め戻して急いで蓋をして隠したような気がしてならない
 上を見ることにばかり気をとられているが足元には大きな落とし穴があるのだ
●米大統領選でトランプ氏が勝利
民主党候補で米国初の女性大統領を目指したヒラリー・クリントン氏を破り当選
来年1月に第45代の大統領に就任する
ドナルド・トランプはドイツからの貧しい移民の3代目 ケタハズレの自己顕示欲 女好きそして自分好き 妙な運の良さ…“トランプ人気”は謎なのですが
《 12月 》
○最年少の東洋の魔女
 東洋の魔女 と呼ばれた1964年東京五輪バレーボ-ル女子日本代表で最年少だった丸山サタさんが18日に亡くなった 72歳
 アタッカーのレギュラーとして決勝でソ連(当時の)を破って金メダルを獲得した
 TVで観た興奮を想い出します
 東京五輪の頃 私も青春時代なのでした

― この1年 私が記憶に留めている出来ごとだけを羅列してみた
私の2016年は平穏に過ぎていくような気がするのですが 世情は目まぐるしいのです
時の流れは“生きていく旅”なのでしょう
旅に出たい 鮮烈な光景を探したい 現状逃避であろうとも
贅沢な旅はヒンシュクを買いそうですが時間というものは代えがたい大切なものである今は 急がなければならないのです
創造というものはZEROから始めなければならないと思うのだから
無駄のない人生なんてつまらないものなのだ
君はどう思う

 


2016 12月の 私の本棚(12月に購入した書籍・CD・DVDなど)

2016-12-22 13:02:05 | 私の本棚

2016 12月の 私の本棚(12月に購入した書籍・CD・DVDなど)

ぐうたら上等  中野翠  毎日新聞出版  2016/12/25
セイレーンの懺悔  中山七里  小学館  2016/11/20
シウマイの丸かじり  東海林さだお  朝日新聞出版  2016/11/30
えんとつ町のプペル  にしのあきひろ  幻冬舎  2016/10/24
星に願いを、いつでも夢を  村上龍  KKデストセラーズ  2016/11/30
京都発見⑦ 空海と真言密教  梅原猛  新潮社  2004/05/20
医学常識はウソだらけ  三石巖  祥伝社黄金文庫  2009/07/30
寝る前に読んでください  佐藤光治  アルファポリス文庫  2012/03/20


青春の詩を探して

2016-12-17 07:37:12 | のんびり歩いて

青春の詩を探してみましょう と出掛けました

【 KAYAMA YUZO ON STAGE ~Live in 廿日市~
加山雄三オンステージ 】
    2016年11月26日(土)
    はつかいち文化ホールさくらぴあ

いやぁ~ 驚きました! 予想通りに満席なのですが大半が後期高齢者の方たちです
大半と言うよりも殆どが と言うべきでしょうか
私も充分に高齢者なのですが

加山雄三は1937年生まれで現在は80歳です
俳優 シンガソングライター タレント ギタリスト ウクレレ奏者 ピアニスト 画家
ニックネームは若大将 作曲家としてのペンネームは弾厚作
父親は俳優の上原謙 母親は女優の小桜葉子
この程度のプロフィールは誰でもが知っていることでしょう
 加山雄三を 若大将シリーズで知ることになった
東宝が1961年から1971年まで製作した加山雄三主演の喜劇映画のシリーズ名である
1965年に映画「エレキの若大将」の主題歌として発売された「君といつまでも」は350万枚の大ヒットになり俳優そして歌手としても人気となった
若大将シリーズは駅前シリーズ・社長シリーズ・クレージー キャッツの映画とともに1960年代の東宝の屋台骨となったのであるが これらの映画もすでに懐かしい記憶のなかにあります
映画では1977年の「八甲田山」(高倉健 北大路欣也 三国連太郎)が印象に残っております
「八甲田山死の彷徨」新田次郎の小説の映画化です 死が運命なら生もまた運命である
そして北大路欣也のセリフ『天は我を見放したぁ~!』は当時の流行語となりました
加山雄三は 青森歩兵第5連隊大尉の役で圧倒的な存在感と存在感と温もりを感じさせてくれたものです

ステージのオープニングはエレキギターを奏でながら「お嫁においで」からどんどん続きます 「旅人よ」は好きな歌でした
最近ではTVの「愛は地球を救うの」テーマソングの「サライ」を作曲しているのが記憶に新しい
そしてフィナーレの「君といつまでも」と 休憩することなく歌い続けることができるのは80歳と言えども健康なのだろうなぁ
パワフルです この頃アンチエイジングに関するTV-CMに出てくるのが頷けます
医療系のCMパンフにもよく登場します
今夜の最終便で帰って 明日は午前中から東京高島屋でサイン会そしてその合間にトークショーがあると言う
私は日帰り東京往復しただけでヨタヨタしているのですが

いやぁ~ 驚きました! 満席の大半が後期高齢者の方たちでした
青春ソングに酔いしれつつ 老老男女が小躍りしておりました
Liveの雰囲気としてはやや特異な感じが否めませんでしたが加山雄三でなければ演出出来ない魅力なのでしょうか
 …やはり 年齢を重ねただけでは人は老いない
  情熱や憧れを失う時に初めて老いがくる
  歳月は皮膚のシワを増すが 情熱や憧れを失う時に精神はしぼむ…のだろう

 コンサートの帰り路に ………
私は後ろを振りかえることをしないことに決めていたのですが ここのところ自分を振り返ることが多くなってきたように思うのです 
年齢を得たと言うことなのだろうか なにしろ70歳代なのだ
気がつくともう老人なのでした
しかし青春というのは過去なのだ
1963年の坂本九のヒットソング『明日があるさ』では
  明日があるさ 明日がある
  若い僕には夢がある
いつかきっと いつかきっと
わかってくれるだろう
明日がある 明日がある 明日があるさ
と未来への虚構のような気がしたものなのだが
1969年の森進一は『港町ブルース』では
  明日はいらない 今夜が欲しい
  港 高地 高松 八幡浜
と未来の幻影よりも今夜という確実なものを求めた
今やるべきことに全力を注ぎこめばいいのだと思う
人生と言う燃える季節はまだまだ続くのだ

なにが起きるのかわからないのが人生だろう
“もう” と言うべきか“ 未だ”と言うべきか2年半前になりますが入院生活を余儀なくされた
恐らく心ない人は「あいつはこれで駄目だろう」くらいに思ったことだろう
しかしながら退院する時に『病前よりは元気になるのだ!”』と言う気持ちが強くなった
病気 災難 不幸 失敗などが“回復力”というプラス志向を呼んでくれたのだろう
悪条件が復元力を育むのだ
日本人の平均寿命まで生きればいいやと思っていたのですが 男の平均寿命が80歳まで延びたことでもあるし“いつ死んだって …… よくない!”ことにしました
と 私の独白はいつまでも続きそうである

青春を語る時に きまって思いだすのは 君も知っているだろうが
サミエル・ウルマンの「青春の詩」なのです
  you are yang as your faith, as old as doubt;
    as young as your self-confidence, as old as your fear;
    as young as your hope, as old as your despair.