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大寒に思う

2011年01月20日 | 日記

外の寒暖計は―6℃を指している。
いつもの年に比べれば暖かい朝
今日から節分までの間を大寒と言うらしい。
まぁ、これからが一年中で一番寒い季節でもある。




朝の諏訪湖。
氷上危険の赤旗が立っている



の厚さは10センチ位有る
氷上に乗れる十分な厚み。
恐る恐る氷上に立って見るが氷の割れる音もしない。
しかし絶え間なく氷の膨張するギシッギシッと言う音がしている




の大寒の頃の諏訪湖
昔と言っても50年近く前になるだろうか
小学校高学年頃と記憶している。
その頃は冬休みと言う素晴らしい休みが15日位あった

谷市小尾口に親戚が有り、そこに同年代の従兄弟がいた。
その家に何日も泊まりで遊びに行った。
ある夜と言っても明け方だったろうか。
バリバリ!ギシギシ!って何かがこすれるような凄ましい音
驚いて飛び起きた記憶が有る。
次の朝その話をすると湖水の氷がせり上がり御神渡が出来た音だと聞かされた。
諏訪湖から100m程離れている所であったのでその音が毎年聞こえると言う。
今では氷の厚みも無くなってきているので聞こえないらしい。

浜公園前辺りから御神渡りが有る年には沖に向かいせり上がりが見られる
今朝の諏訪湖を眺めると一本の小さいせり上がりが沖に向かって伸びている。
100mは続いているだろう。




父からこんな話を聞いた事もある
松本歩兵50連隊。
って言えば随分昔の事と思うが...。
その歩兵50連隊の冬季訓練が諏訪湖で行われた時には湊花岡の辺り。
今ならば南部中学校辺りだろうか。
そこから諏訪湖氷上に戦車を先頭に150名位の歩兵部隊が
ほふく前進の訓練を氷上で行ったと言う
いかに昔の方が寒く、氷の厚みもあった事と偲ばれる。

だ小さな氷のせり上がりで有るがうねりながら沖合に向かっている。
後2,3日寒い日が続けば本格的な御神渡りになるのではないか


に比べてもこの頃の気候は温暖化に向かっている。
暖かい方が有り難いが諏訪の冬の気候は凍みて
ダイアモンドダストが出現する様な寒さが似合う
もう一度氷のせり上がりの音(御神渡りの出来る音)を聞きたいものだ