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初冬の出早公園

2013年11月09日 | 日記
今集の中...というより百人一首の中に...。

山川に 風のかけたる 柵は 流れもあへぬ 紅葉なりけり

と詠んだ歌がある。

代語だと
山の中の川に、風が掛けた流れ止めの柵(しがらみ)がある。
 それは、流れきれないでいる紅葉の集まりだったよ。
というらしい。

に出早神社の紅葉はその歌の通りである。
池に浮かぶ落ち葉と流れ落ちる場所にたまったモミジ葉。
そして池の水鏡に映る終盤の紅葉。
そんな風景を見ているとこの和歌を思い出すのである。



ぜかじっと目を凝らしたくなる風景である。
横河川河畔の紅葉も目を疑うようなグラデーションと紅葉の見事さを現す。
ほかのモミジ葉はもはや終盤であるがゆえにこの一本の山モミジが目を惹く。

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葉の中に十月桜が咲いている。
コヒガンザクラの雑種とのこと。
この桜は毎年春と秋に咲く。


内は里山も近く色んな野鳥が囀っている。
エナガやシジュウカラ...。
もうすぐ冬鳥も登場すると思われる今日この頃である。