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台風の去った高原

2014年07月11日 | 日記
朝方、この辺りに最接近した台風。
風雨もあまり強くなく一安心。
南木曽では土石流により甚大な被害。
8年前のこの辺りを襲った7月豪雨の様な悲惨さである。

日の諏訪地方は台風一過の天気とは言えないが青空の覗く天気。
枝垂れ栗に行ってみる。
昨日の雨に現れて緑が一層映える。



鳥の声が聞こえるものの今日は山野草をと思い出かけてきた。
枝垂れ栗は夏の花のオンパレードである。
ヤマトラノオが林道に突き出て咲く。



の時期はノリウツギの花がかわいらしい。
アジサイに似ている花だが花は真っ白。
昔、樹液を和紙をすく際の糊に利用したようである。
先人の知恵は素晴らしいものがある。



垂れ栗そばの湿地にはガマ。
ガマの穂が一杯付いている。
ガマと言えば思い出すのが因幡の白ウサギ。
毛をむしりとられた兎に対し大国主命がガマを体につけるよう教える。

のおかげで白ウサギは治ったとか...。
ガマの穂には止血作用があるのだろうか。



マホタルブクロも道沿いに咲く。
夏の花が一斉に咲くこの季節。
森林公園の中をそぞろ歩いていても飽きない位である。



ダケサシも薄ピンクに咲く小さな花が光っている。
このチダケトシもユキノシタ科と言うから驚きである。



クサンフウロが日当たりのよい場所で昨日の雨粒を花弁に溜めて咲いている。
高原の花は風雪に耐え毎年花を付ける。
生命力は大したものである。


ツボグサの紫の花も目につく花である。
この花は這って増えていくためか周りには紫の花園が広がる。
高原の夏の本番はこれから。
梅雨も早く明けてほしいものである。