夏の里山

朝から夏空。
暑い日になっている。
早朝の内に散歩も済ませ里山に鳥撮りに出かける。

歩いていると汗ばむほどであるが日陰に入ると汗がスッーと引く。
葉が繁茂しているものの野鳥たちの囀りと蝉の鳴き声が賑やかい。
目の前の木にアオジ。
鋭く高い音で「チッ・チッ・チッ」っと鳴いている。

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空蝉。
種類もあるのだろうが何十個もの抜け殻。
木にしっかりと踏ん張っている。



その横の木から蝉の声が聞こえる。
ジッと見るが分からない。
この木のどこかにいると思うのだが...。
分かりますか?

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そうなのです。
中心からやや左上に止まっている。
画面を見ても良く分からなかったがズームして納得。

キビタキの鳴き声が聞こえる。
はねるような囀りである。
♪♪ピリリ、ピーピョロ、ピーピョロ♪♪


近くのどこかの枝に止まっているな!
さてどこだろう。
...っと近くの木の枝に舞い降りる!

それもキビタキでなくクロツグミ。
クロツグミもキビタキと同じ様な囀りをする。
相変わらず♪♪ピリリ、ピーピョロ、ピーピョロ♪♪

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綺麗な鳴き声である。
森中にこだましている。
♪♪ピリリ、ピーピョロ、ピーピョロ♪♪
飽きることなく囀りに耳を傾ける。

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里山の森の中は涼しい。
が時間が経つと街の熱波が里山に広がる。
暑くなってきた。
熱中症にならないうちに帰ろう。


キャノン60D+EF400mm5.6L