支払ったお金。今日はドヴォルザークのオペラ、ルサルカを鑑賞した。長生きしても、なかなか見られるオペラではなく、冥途の土産の一つとなった。映像含め初めてお目にかかった。知っているのは、アリア、月へ寄せる歌だけだった。出場者はタイトロール含め声がよく出て、癖がない。王子役のリリコテノ－ルも拍手はタイトロ－ルに比べて弱かったが、個人的には納得の歌手だった。席もバルコニーでなく今回は、正面二階席だったから音がよく拾えて、よかったかもしれない。周りは和服や着飾ったご婦人達が多く、独りセ－タ－姿では幕間の間は気まずい雰囲気だった。終了後はチケットを世話して戴いたバルコニ－席ご用達のご婦人達に晩飯を劇場内のレストランで一番安いセットメニューを振る舞った。夏にイタ飯をドタキャンした借りもある。二ヵ月前から腹痛があり、昨日は結果的に朝から夕方まで病院で大腸検査をし、飲まず食わず。疲労は大きかった。加齢だろうか。下剤が効かず検査スタートが遅れ、更に腸が人より長く、検査に１時間は初めてでもあり、しんどかった。ついでに腸壁の洗浄もあり、感謝している。胃カメラなら飲み助のため30年近く毎年経験しているから、つらくはなかったが…。検査中、小さなボリープ一つ切除で、酒、運動など二週間謹慎の身となってしまった。腹痛は説明受けたところと一致する。処置処方は長い付き合いの担当の先生から聞くことになる。この2日間は検査、オペラ、晩飯の順で出費だが、金額は金欠病から見れば、同じようなもの。明日からお粥すすって生きよう。運動禁止だから、いいかも。 画像はマエストロのメニュー表に出演者がサインしたもの。
