山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

雨の日は甦った音楽、ステファノのSACD

2012年11月26日 14時20分26秒 | Weblog

昨年のクル-ズの集まりの12月に記したブログに何を書いたか気になって読み返したら、記したEMIのCDを買わずにアマゾンで放置してあったのを発見。すぐに取り寄せて聴いた。高校生の頃の60年代から有名なナポレタ-ナのレコ-ドだったが、録音は78回転のSP時代からHiFiに突入した初期の時代までの録音。金属原盤からテ-プなどまで各種録音を掘り起こして、傷を修正をして、当時の録音を今の技術で加工せずに忠実に再現したとのSACD盤(ハイブリッド盤)と解説にあった。手持ちの通常のCD盤と違った。音に幅というか、ふんわりとしたよさと声の甘さとがあり、時代を超えて甦って来ましたよとみたいな音だ。同じナポレタ-ナでは後年の録音の良いDecca録音とは、素人でも格段の差の音楽を感じる。日本で言えば、奔放な流しの歌とも云えるところもあるが、オペラ歌手の前身はナポレタ-ナ歌手が本業のステファノならではとの世評となっている。SACD盤はEMIの時期のまさに彼らしいエピキュリアンの画像の盤も発売されてた。いずれも一枚3千円若だが、なんと先のとで2枚1組で1316円が売りに出されていて、驚いた。在庫は残り2枚になっているが。米国製らしい。ならば、ダブってもお得だから、アマゾンに注文。ステファノは隠棲していたナイロビで強盗に襲われて意識不明のまま2年、世を去って4年ほど経った。録音は古いが、「 ありふれた話(フェデリコの嘆き)」 ~ チレア 『アルルの女』は生まれつきのの天才リリコテノ-ルだというく証明。

(歌詞)羊飼いのいつもの物語だ…… 少年はそれを話そうとして寝入ってしまった 眠りの中に忘却がある なんと羨ましい ぼくもそんなふうに眠りたい せめて眠ったいる間は忘れたい! 心の安らぎが僕の望みだ すべてを忘れることができたら! でもどんな努力もむだだった ぼくの目にはいつもあの女の・・・・ 愛しい姿がちらつくのだ! 安らぎなんてどこにもない なぜこんなに苦しまねばならないのか? 彼女がいつも僕の前にいる! 恐ろしい幻よ 離れてくれ! ぼくはひどく苦しんでいるのだ!

これからパソコンのリカバリ-へ。またしてもパソコンから音が出ない。メ-カ-は早くやれと進めるが、デ-タ退避と環境戻しが時間を食う。放射線副作用と同じで我慢。

コメント (1)
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