山崎 喬

加賀生まれ(金澤)

レッセフェール、見せかけの拝金主義

2013年08月07日 08時15分57秒 | Weblog

 

A-RODの薬物問題が騒がれ、昨日のシカゴでの試合はアウェ-もあってか、凄い野次だが、本人なれているように見える。ド-ピングは身体能力に下駄を履かせ、いずれ副作用で倒れることも。A-ROD加入で元気な松井は4番から追われたが、当時のA-RODの成績は桁違いだった。薬やらない松井にはとても届かないHRなどの数字をたたき出した。私生活などの世評とやかくあるA-RODだが、こと野球では天賦孤高のセンスのある選手と思っている。MLBはド-ピング排除に懸命だが、こと金銭ではおかしなことが多い。検査を拒否したとかいうが、一部では検査無反応との報道もある。フロリダのクリニックの名前があるリストは公表されたが、それ以上の証左発表がない。年明けからメディアで騒がせていて、シリ-ズ前に決着させず、A-RODが復帰したシリ-ズ終盤近くの発表は恣意的なものを感ぜざるを得ない。薬物でひっかかった選手たちは実質的に年内出場停止だから、早々に応じたのだろうけど、MLBの罰則は規定をはるかに超えたA-RODへの出場停止は意味不明で不愉快なものだ。東地区の優勝を争うボルチモア・オリオールズの監督、元ヤンキ-スの監督でもあったバック・ショーウォルターも言ってはいるが、この問題には2つの関係問題があるという。MLBでは薬物見せしめ、ヤンキ-スでは高額年棒の不払いだ。ヤンキ-スが不払いできれば、カノ-や黒田の契約更改も楽々に、十分おつりがでる。お釣りで、懲りずに高額年棒で他球団から優秀選手引き抜きをはかる。この3年凄みはあるが、成績の落ちたA-RODはヤンキ-スの不良債権でしかない。アメリカの自由主義経済とはこんなところか。そろそろヤンキ-ス戦が開始だ。

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