旧盆が近くなった。併せて大東亜戦争の敗戦メモリアルデイも近づく。集団自衛権問題で、すっかり世間では戦争の記憶が遠くなったのが解った。以前は８月となれば、小うるさいほどテレビが戦争特集を組んだが、それも少ない。政府広報放送となった公共放送がＢＳで第一次世界大戦を海外ドキュメンタリ－を何回か取り上げていたが、敗戦日前後には最終総まとめ放送を予定している。なかでも、１９２０年代のカラ－・パリ編は見ていないので、ここはぜひ見ておきたい・・・・。セルビアで起きたオ－ストリア皇太子暗殺から、あっけなく始まる欧州大戦は拙劣な外交と過度の軍事力の過信だろうと思う。周辺同盟国もあっけなく参戦、日英同盟の日本もドイツ租借地の青島や統治の南太平洋に、そして限定で地中海まで出かけた事実の知識は高校時代の世界史までの記憶。ところで日米同盟は存在するか。安保はあるが同盟はないはずだ。現政府の行っていることは、いわば証文なしで国民の金を貸しているみたいなものだ。アマゾンで戦史ものを探すと児島襄の名前はでてくるが、中古本ばかりで、絶版がわかる。戦争について語られない時代と感じる。画像は金沢の白鳥路にある出身作家の像。左から、室生犀星、泉鏡花、徳田秋声。金沢のことを書こうと思ったが、脱線してしまった。MLBヤンキ－スが勝利してもかったるい。カブスの和田は勝利も敗戦もつかなかったが、責任を果たした。
