日が長くなった。夕暮れ前に西新宿の空を見た。ガラス張りのビルにお向かいのビルの姿が蜃気楼のように映る。帰宅の頃には、また不調、混みあう電車を避けて帰宅。ストレスがヤバイ。お出かけは、電車がすいている時間に乗車するが、このところ男女を問わず、年配・老人の傍若無人が目立つ。事例をあげたら、キリがない。自分のことしか、考えていないということだろう。帰宅後、もう一度BS海外ドキュメンタリ－を見た。「みんなのための資本論」とあるが、Inequality for allが原題。I am the 1%の企業オ－ナ－でもある投資家が言う。カネがあっても乗っている車は一台。金持ち相手では数が少ないので、量は売れないことはこのことでもわかるだろうという。そういうわけで金持ちは消費できない、持っているカネは投資すると明言する。消費は中間層がいなければ伸びないと。番組概要は次。
ビル・クリントン大統領時代に労働長官を務めた経済学者のロバート・ライシュが、カリフォルニア大学で行った授業をもとに制作されたドキュメンタリー。トマ・ピケティらの研究を引用しつつ、格差社会に至った原因を明らかにしていく。「経済を動かす中間層が激減したために消費が減退し、政府が負債を抱える悪循環が起きている」などと指摘し、“弱者を守る”という信念から現代アメリカ社会に一石を投じる。
