
去年のロ-マ歌劇団は指揮者から始まり主な出演者半分変更はインチキに近いが、地元での公演ならここまでやるか疑問。歌手や指揮者で客寄せした訳じゃないから、楽に法律上逃げられる。弱小呼び屋が損は明白だ。こちも、頭にきて、タクシ-で帰ったら、誠に無愛想な個人タクシ-運転手だったからこの日は覚えている。音楽事務所ってのは、呼び屋から海外音楽家世話係(オ-ケストラ一員でも世話をするが、気難しいのが多いからこの手もビジネスになる)まで様々。海外音楽大学の短期留学斡旋の若者だった人も音楽事務所をやってるらしい。まだやってるからたいしたものだ。元祖「呼び屋」は今は亡き神彰。彼の新宿の居酒屋「北の家族」はもうないが。明日はゴルフだが、みぞれは勘弁!!
一説ではキャンセルしても日本の興行主はいくばくからギャラを払うとの怪?情報もある。キャンセルした相手から違約金を取るなら理解できるが、キャンセルされた方がお見舞金を払うとか? どうも一時でも名前を貸してくれたお礼かな? その有名歌手のお陰でチケットは売れたろうし、ギャラの安い代役になったからといって高額チケットはそのままで半金返すわけでもない。
ということは、興行主はキャンセルされたお陰で儲かってしまうという、余りにも客を馬鹿にしたシステムがまかり通る。
今、食品業界では産地やブランドの偽装が流行っているが、オペラ界では昔から当たり前?の世界? 食品業界では社長が出てきてお詫びをしたり辞任したりしているが、オペラではそんなことは一切ない。
最近の新国立劇場も歌手のキャンセルが増えてきたけど文部科学省からの天下り高給取り某理事長に舞台上から頭を下げて貰う必要があるかもねえ。
もちろん、何回も繰り返すようであれば、当然、辞任してもらって、民間の企業経営経験者を理事長にしてもらうんだけど。その人に払う給料だって?…もちろんオペラをタダデ見れるんだから無給=ボランティアに決まってるよ。
やる人が居なければ、かく言う浪人が理事長を引き受けてあげるけどね。