今日は山の方へ出かけた。奇山、竹山を背中にして鰻湖畔にある鰻温泉への坂道を歩いた。有名な蒸気かまど、スメというものはＴＶでは何回か見ているが、本物は初めてだ。各家にある。鰻地区は今は60戸というから、限界集落に近づいているかも。そのスメで蒸した温泉卵を公衆浴場の売店で買って食して、硫黄泉の風呂を浴びた。今日の砂湯は市営のものにする予定だったが・・・・・・・・・ヤメした。鰻温泉は西郷隆盛が征韓論で故郷に帰り、ここに逗留したらしい。明治政府に反乱を起こした江藤新平がここに流れてきて西郷と激論を交わしたらしい。画像は公共用のスメか。
蒸気が吹き出ているということでは鰻も別府も同じ条件のようだが、鰻温泉には釜風呂はないようだ。公共の湯はまるで熱湯だったけど我々近代江戸の人間は水で薄めなきゃあ入れない。
要するにここも相当の熱湯が出るために水の蛇口をひねっても時には熱いお湯が出てきてしまうってことらしい。
４～５人入ったら満員になってしまいそうな小さなお風呂だが天気の良い昼下がりの一っ風呂は格別だった。